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芸術の秋をどう過ごすか

今年も早いところでもう9月
季節は秋

まだあついけれど、思い切ってエアコンを切って窓を開けてみた
二週間ほど前の真夏のムシ暑さは少し和らいでいて、心地よいまではないが、過ごしやすい季節になったように感じる。
しかしまだ熱いには変わりがないので、熱中症には気をつけていきたい。

今週に入り、サカナクション、キリンジなど、好きなミュージシャンたちが一斉に音源を配信し、ゆらゆら聴きながら楽しんでいる。
どの曲も、個性的で、とても素敵なものばかり。

今年の秋は、もっと芸術に触れていく秋にしていきたいなと。

2023年に入り、行動制限がなくなり、当たり前が戻ってきた。

慣れとは恐ろしいもので、初めは危機を感じていた行動制限に対しても、それぞれが自分なりの接し方を見出し、気がつけばそんな状況に慣れていた。
そしていよいよ制限がなくなった時も、幸福感はあるものの、そうなんだーというくらいにしか感じられず、対して今までと変わったことはなかったようにも感じてしまっている。しかしやはり体で触れて楽しむことが改めてできるようになり、それらの感覚を今まで以上に大切に感じながら楽しむことは尊くて、大切にしていかなければならないのだなと改めてかんじることができた。

最近流行っているお店や、イベントについても、体験とはますますキーワードになっている気がする。

手にとって、楽しむだけでなく、実際に自分で作ってみたり、友達と共有する時間を体験を通じてもっと深いものにできるイベントなど、みて、触って、感じる、思い出に残るという企画はSNSでも流行っているように感じ、これからますます増えていくと感じます。

例えば
ご飯を食べながら陶芸を楽しめるお店

五感で楽しむ体験型陶芸Bar『ろくろと米 ととと』

おもしろポイント
・リノベーションされた店内
・五感で楽しむをコンセプトにしている
・陶芸ができるだけでなく、食材にも拘っている
・これまで山奥で行っている陶芸のイメージが都市部で気軽にできる
・コースに合わせてゆったりと体験しながら楽しめる

これらから感じることは
SNSに投稿しやすい!ということ。
特にshortやreel、TikTokなど、縦動画でおしゃれな音楽をつけて投稿すると、絶対にバズると思います。それはやはり、非日常感があり、やってみたいと思えるからだと思う。

そしてそして
ショートフィルムの発信拠点を下北沢に作りたい!
VHS喫茶「TAN PEN TON」

おもしろポイント
・VHSというまだ触れたことのない世界
・映画の楽しみ方を発見できる
・あらたな作家さんと繋がれる
・サブスクなど、スマホの中だけで楽しむことが当たり前になった世の中で、あえてVHSという形で書き出すことで、映像の価値をしっかり感じることができる
・お店のつくりも近未来的で、なんだかワクワクする

音楽領域において、レコードを始め、カッセトテープなど、新たに流行りつつある
その中で、映像においてもVHSという形でもう一度文化を巻き戻し、若者の心をキャッチしていこうとしているところにとてもおもしろさを感じた。
また、ショートフィルムから映画の楽しみ方を新たに発見していき、新たな才能をひらいていく、新たな文化を作るというところにロマンを感じました。

これらに共通することは、もちろん体験が軸になっているということもそうですが、文化を改めてリメイクして、書き出していくということがあると思います。

これから先の私自身の制作にも何かこの考えを行かせて行けたらなとおもい、今回は終わりにさせていただきます。

郷原


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