見たアクション映画まとめ1「燃えよデブゴン」

Web上で小説を発表しているおひさまの日向満家と申します。
※著作リスト→https://note.com/hyuga_mitsuie/n/n1330bce1f7b8  
今まで数百本見てきたアクション映画ヲタでもあります。
2023年一発目に念願の燃えよデブゴンを見ることができたので、これを期に2023年視聴分からまとめていこうかと思います。(今更ww)

「燃えよデブゴン」(1978・香港)

視聴日:2023.1.1
視聴方法:NHKBSプレミアム放送分を録画

監督・主演:サモ・ハン・キンポー

ブルース・リーに憧れる太った青年が香港に渡り、様々なトラブルに巻き込まれ(引き起こし)、持ち前のカンフーで解決していく物語。

サモ・ハンは香港アクションスターの中で一番好きな方ですね。
VHS世代ではなく、デッキもないのでDVDか配信のある作品しかなかなか追えない身ですが、ずっと追い求めていた最初の「燃えよデブゴン」がNHKBSプレミアムで放送することを知ったときは本当に嬉しかったです(サモ・ハンを番組表お気に入り登録してますw)。

ナメてた〇〇は実は・・・のジャンルの、もしかしたら元祖じゃないでしょうか。
奇しくもジャッキーが「蛇拳」「酔拳」でコミカルカンフーを開拓したのと同時期にサモ・ハンもコメディに活路を見出したということですね。ただし「燃えよデブゴン」は作品としてはコメディですが、動き自体をコミカルなものとしたジャッキーとは違い、カンフー自体は真面目でオーソドックスなムーブになっていました。
このあと二人は80年代になって現代劇とアクションを融合していきますが、「燃えよデブゴン」は舞台は現代といえどブルース・リーのパロディ、オマージュということなので、本格的な融合は「ピックポケット」まで待たなくてはいけないイメージでしょうか。
それにしてもサモ・ハン若い。私はどちらかというと2000年代以降のシブいサモ・ハンの方が好きですが、若さ活かしたもの凄いキレを見ることができて眼福でした。
ストーリーも、ただのパロディにとどまらず登場人物・各構成要素の連関が結構練られていて大満足でした。

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