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「好き」を残しておきたい

このnoteは、どこにでもいる一般人の主婦がジャンルを絞らず気の向くままに書いている。でも実は一貫したテーマのようなものもあって、「私がどういう人間だったかを残しておくため」だ。
明日死んでも後悔しないように、特に好きなものについて残しておきたいと考えている。

大仰なことを言うようだが、私は昔から友人が少なく、今の話し相手と言えば夫くらいで好きなものを共有する相手がほぼいない。
夫とはもう長い付き合いなので、今まで何度も「好きなもの」について話してきた。自分の好きを伝えて、あわよくば向こうにも好きだと思ってもらいたいという思いが強くあった。

だが気づいた。人は興味のない話題について話されてもそう簡単に好きにはならない。むしろ「好き」から遠のいてしまう可能性まである。

夫は正直なので(彼に悪気はない)、私が好きなものへの感想ナンバーワンは「普通」だったのではないだろうか。「別に」「そんなでもない」も多かった。彼は一番の家族で仲良しだが、趣味が合わないのだ。

そこでインターネットの出番だ。ネットでなら現実世界より遥かに簡単に、同じ趣味嗜好の人の目に留まるだろう。だからnoteを初めた。実際、少ないながらもいいねを押してもらえているので誰かしらには届いているはずだ。

今まで書いた記事をざっと見返してみた。半引きこもり、ウマ娘・競馬、英語、カメラ、万年筆、体調不良について…テーマの一貫性のなさが目につく。これが例えばYouTuberだったり、もっと大勢の人に見てもらうのであればテーマは絞るべきだろうが、私にはそんな大それた目標はない。

たった一人でも誰かに届けばそれでいい。暇つぶしでいい。三秒で流し読みとかでもいいから、同じものが好きだったり、同じように感じたり考えたりする人がいるとわかるだけで私は嬉しい。


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