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夜明けのグラデーション

季節が、ゆっくりと、しかし日々確実に進んでいるのを感じるのが、好きだ。

平日は6:20に起きる。リビングの窓を5cmほど開けて、朝イチの澄んだ空気を入れる。毎日同じ時間に、同じ方角の空を見ているので、今の時期は、あっ、もうこんなに明るくなってる、と感じる。朝焼けの色が毎朝違う。


✳︎

最近の6歳児の進化


・絵のレベルが上がった
お風呂で髪を洗う際に「もみあげ」について教えてあげると、人の顔を描く時に丁寧にもみあげを描くようになった。漫画とか読む時にキャラのもみあげを意識することはあまりないから、おもしろい(リーゼントとかが登場するヤンキー漫画を読んだら気になるのかな?)

脚が長くてよい


・疑問文を書く
私や旦那に書いてくれる手紙はだいたい「だいすきだよ。これからもいっぱいあそぼうね」一辺倒だった。先日、義妹ちゃん(娘にとってはおばさん)にお手紙を書いてあげてよ、とお願いしたところ、「げんき?」と生まれて初めて疑問文を書いていた。最後にはてなをつけるといい、とか特に教えていないのに驚き。絵本を読んでいて覚えたのだろうか。


・そろそろ直す?
「とうもころし」みたいな、幼児のかわいすぎる覚え間違いってあるよね。娘も例にもれずいくつかあったのだけど、かわいいので、特に強く訂正はしないでそのままにしてきた。6歳にもなるとほぼ絶滅してしまい、さみしい限りなのだけど、なんとまだ、ふたつだけ生き残っている。「やらわかい(やわらかい)」と「さやわか(さわやか)」です。4月から小学生なので、もし、お友達の前で言い間違えたら笑われたりしないかなぁ。そろそろ正しく言えるようにしといた方がいいのか。でもかわいい。やらわかい、さやわかって何回も言ってると、どっちが正しいんやったっけ?もうどっちでもよくない?と軽く混乱するのでお試しください。


・赤ちゃんより大人のほうがいい
生活発表会で、親子が登場する劇をやることになった。娘は、お母さん役らしい。「あかちゃんのやくは、あかちゃんのまねをしないといけないから、はずかしいもん」ですって。自由時間にお友達とおうちごっこをするときも、だいたいお母さん役らしい。ちょっと前まで君も赤ちゃんやってんで…とにやにやしてしまう。年長クラスなので、下のクラスの子たちのお手本になるようにふるまいなさいと言われることも多々あるようだけど、小学生のお姉さんに遊んでもらった時はとてもうれしそうにしていたから、赤ちゃんのように無条件に甘えられる存在でいたい気持ちもまだまだあるのだと思う。というかそれが当たり前だと思う。


・知ってる知ってるマンあらわる
これは昨年の秋頃から顕著なのだけど、何を言っても二言目には「しってる!」と返してくるようになった。いや絶対知らんやろ…という内容でも条件反射みたいに「しってる!」と言ってくるので、内心苦笑してしまう。親に負けたくない、言われなくても全部わかってる、という、自立したい気持ちが根底にあるんだろうな。え、ちょっと待って、もしかして、第一次反抗期に片足つっこみかけてる…?(戦慄)なんでも知ってるって言ってると、あとで自分がしんどくなるよ、知らないことは素直に知らないって言える方が母ちゃんは素敵だと思う、と一度だけやんわりと釘をさしておいたけど、はてさてどれだけ伝わっているやら。本気でイラっとする時もあるけど、この件は気持ちを否定せずに長い目で見守ろうと思う。背伸びしたい時期だな。



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毎日同じことで怒ったり急かしたりしていて、うんざりする時もある。でも、ある時突然、自分ひとりでやれるようになっていたりする。確実に前に進んでいる。

明日の夜明けはどんな模様だろうか。



たい焼き

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