こんにちは。
扁桃腺炎で死にかけた話、いよいよ手術編です。

前回のこちら↑をまだご覧になられてない方は良かったら先にこちらをご覧あそばせ。

来たる2021年12月某日、
私の扁桃腺除去手術は14時開始。
当日は朝から絶食で飲み物しか飲めませんでした。
まあ幸いにも朝ごはんはあまり食べない習慣の私なのでそこは特に辛くはなかったです。

12時くらいになり、
「あと2時間か～ちょっと緊張してきたな～」
と思った矢先、突然看護師さんが部屋に来て言い放つ。

「前の患者さんの手術早く終わったからもういつでも行けるで！ほないこか！」

う せ や ん

そんな、手術に巻きとかあんの。

「えっ、ちょ！せめて家族にLINEだけ入れさせてください！」と焦るワイ。
家族グループLINEで「なんか今からになったから行ってくるわ」と投下。

家族「「「えっ？！？！？！」」」

そりゃそうなるよなwwと思いながらスマホをそっと置き、情けなく看護師さんに連れられる私。

ちょっとおもろ恥ずかしいキャップを付けさせられ、名前やら生年月日の再確認をさせられ、手術台に乗せられ、なんの心の準備も出来てないまま麻酔を流され意識遠のく我。
(多分20秒くらいで落ちたと思う)

「お疲れ様ですー！」

肩ポンポンってされて起こされた瞬間の感想は
「喉痛っっっっっっっ‼️‼️‼️‼️」
でした。
焼けるような痛みって言うのがしっくりくる。

気づいたら自分の部屋にいて、
点滴とか色々線繋がれてて、
看護師さんに「声は出さんといてね、今日の夜ご飯は無しやけど明日の朝ごはんは用意するけど無理はしやんといてね。」
と言われ、無言で頷く私。

看護師さんが退室してスマホを確認すると

16時50分

手術1,2時間て言うてたんなんやったん？www
5時間くらい経っとるんよwwwwww

同じく手術は1,2時間と聞いてた家族からの鬼のようなLINE数(そりゃそうなる)
母「えっまだ終わらんの？！」
妹「長ない？」
父「( ; ; )」
叔母「大丈夫なん？！」

めっちゃごめんやん

とりあえずすぐに連絡して元気であることを伝える。
その時実際に送った写真がこちら↓

術後直後の私である。

喉の奥から血の味がしてくるし
喉はめちゃくちゃ痛いんやけど、
普段の扁桃腺炎の40度超の熱と、ピークに喉が腫れてる時に比べたら全然絶えられる痛みでした！

そのあとはスマホでゲームしたり
タブレットでアニメ見たりしてた。
21時の消灯の時間が迫り来る頃、点滴を流されてる方の腕がめちゃくちゃ痺れてきた事に気付く。
見ると、かなりパンパンに腫れている。
指を曲げるのも出来ないくらい腫れている。
なんか気分も悪くなってきて「あ、これ点滴漏れてるやつや」と気付き、ナースコールする。

到着した看護師さんに点滴が痛いことを伝えるも
「えー…普通ですけどねえ💦」とだけ言われ
あっさり退室。

←普通         腫れてる方→

明らかに左手クリームパンになっとるやろがい

だんだん痛くなるし痺れる左手。
もう一度ナースコールで看護師さんを呼ぶ。
「また貴様か」と言わんばかりの態度でやってくる看護師さん。

「もう点滴抜いてください」と極論を持ちかけるワシ。
看護師「点滴で痛み止め流してるけど辞めてほんまにええん？」

点滴されてる方が痛いんよ！と必死に訴えるワシ、討論の末、ワシ勝利。

手術当日にも関わらず痛み止めを流してもらうのをやめたのであった。

やけど元々扁桃腺炎が酷すぎたのもあって、上記にも書いたが、普段の扁桃腺炎のほうが痛みは大きかったので術後の痛みは全然耐えれました！
むしろ点滴漏れてるほうが死ぬほど痛かったので、点滴抜かれてハッピーでしかなかった私なのであった★

さて。
手術からあと1週間の入院生活が待っている。
あと6日、この病院で過ごさなければならない。
大丈夫だ、ちゃんと他の人の体験レポや動画も見漁った。たくさん予習したしこれから起こることは予想出来ている。

明日の朝ごはんは重湯だってことを私は知っている。
だってみんなそう書いていた。
100人中100人がそう書いてた。

う     せ     や      ん

喉切った次の日にコッペパンはアホやん
絶対違うやん。
小学生でも分かるやん。

びっくりしすぎて妹にもラインした。

当時、インスタやTwitterにも上げたら
友だちみんなからも「その病院ヤバいって」と言われまくった。

そして当たり前に食べれるわけないので
牛乳だけなんとかいただきました。

お膳下げに来た看護師さんに「もういいの？」と言われたので色々とモノ申したかったが、まだ声が出ず頷く事しか出来んかったことが今世紀最大のストレスでした。

昨日の夜抜いてもらった点滴のおかげで手の腫れは治り、喉の痛み以外は自由の身！
まあ、まだ動き回れる体力は無いのでベッドの上でアニメをひたすら見る1日です。

ヴァイオレットエヴァーガーデンという京アニ史上最も泣けると言われているアニメを見てしまったアホな私は声も出せず、嗚咽もできず、ただただ静かに泣くことが苦しかった(物理的に)

そんなわたしの手術翌日の夜に運ばれてきたのはこちら。

だから無理なんやってwwwwwwwwwwww

なにを考えてるん？wwwwww

こっちは昨日喉切ってるんやってwwwwww

まだまだ血出てるんやってwwwwwwwww

それでも2日間絶食の身に、この食事は正直生唾ものです。お腹はめちゃくちゃすいている。
と、いうことでめっちゃ時間かけていんげん豆ひたひたにして食べてみた。

やっぱ無理やった(そりゃそう)

あと5日わたしはこの悪魔のような病院で生き延びれるのか。

次回、
入院生活サバイバル編
(もうタイトルが既におかしい)

ここで病院の名前出したらあかんのかな？