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この道も通ってきた道

無事、進級しあっという間に大学3年生。
辛いことも嬉しいこともありながらも大学ハンドボールも折り返し。

先輩と呼ぶよりも、呼ばれることの方が多くなってきた。

まだまだ怪我からの復帰も遠いため、コートの外で見守ることが多い。

最後の年に賭ける4年生
一つひとつのプレーに落ち着きが出てきた同期、色々慣れたことで、かえって迷いが出てくる2年生に
慣れない環境の中、手探りで頑張る1年生

一人ひとりに照準を当てながら観察するのも面白い。

最初の頃は自分も必死にしがみつくのがやっとだったこと、初めて出場した公式戦は、緊張する余裕すらないくらいに固まっていたこと。

頑張ってきたからこそ、手に入れることができそうだったその強さが、自分にとって本当の強さではなかったことも、自分が通ってきた道。

まだまだ必死にしがみつくことがやっとな1年生を見て、自分もそうだったなー、と思ったり。

間違えたり、わからないことばかりだった。
だからこそ、信頼できる意見を求めて人に聞いたり、時にはぶつけてみたり。

できないことに苦しみながらも、たまたまできた喜びを、その一瞬をもう一度手にするために、また苦しんで、それを繰り返して。

これも自分が通ってきた道。
何かを教わるという姿勢は、先輩になったからといって何も変えないし、変えるつもりもない。
だけど、
伝えることが求められる立場になったからこそ、辛いことも、嬉しいことも与えることができたなら、これ以上に幸せなことはない。

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