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昏睡を経て、走り出すな。

何をどう書いていこうか、未だ決まっていないわたしのnoteであるけれど今夜も少しだけ書き残しておこう。 私は最近、というのも3ヶ月ほど前から 徐々にではあるが本を楽しく読む感覚を取り戻してきた。これは非常に喜ばしい。中学生時代に好き好んでいた奇怪・幻想文学に触れ、あぁそうだ、私はこういう文章が好きなんだったんだ、と当時の感覚を思い出し、心地が良くなった。 ただ、あまりものブランクがあるせいで少し不安を感じている。今の私はとびきり詳しいことがないせいで人と話すことを恐れ苦を感

    • 逆転生活、夜が好き。

      2022年1月19日水曜日 13時08分 ベッドのそばにある広い窓から、レースカーテン越しに柔らかくあたたかな光が差し込み、遠くからは子どもたちの高く鋭い笑い声が聴こえてくる。平和で優しい昼下がりのこの空気に、私は何度心を奪われたことだろう。こんな私も、幸せを感じれるかも、と徐々に心が解けていく。複雑な感情がどこか遠い子どもたちの声のほうへと流れ行き、ただ今を生きる幸せがほんの少し見えてきたような気がするのだ。 今日のわたしは、珍しくこの時間に起きていて ベッドの上に座っ

      • 朝のわたしを包む。

        わたしは今日も朝方に眠りについた けれども今朝は、寝坊した妹の慌ただしい物音できちんとした時間に目が覚めてしまった 変わりのないぬるめのソイラテをひとくち 昨夜作ったカラメルバナナマフィンは少し重たく感じたが、起床した朝の希望を膨らませるにはちょうどよかった 今日から変われるかもしれない 気づけば私は、またベッドにいた 太陽の光を受け入れない穏やかに暗い部屋 まだ、分からない きっと今日から、 これから、変われるかもしれない カーテンの向こうに広がる景色を思い浮

      昏睡を経て、走り出すな。