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あたしの死生観

死にたいな。
何気ない日常の何気ないタイミングでふと抱いてしまう感情。
あたしにとってはあるあるだけど、一体どれだけの人に伝わるだろうか。

これまでTwitter上なんかでは「死にたい」とか呟かないようにしていた、特に意味はないんだけれども。
なんだろう、自分のキャラを守っていたのかもしれない、無意識に。

でも、あたしの中には確固たる「死にたい」欲求がずっと、ずぅっとあって、それはなかなか消えてくれない。
消さなきゃいけないとも思っていないから、ずっといるんだろうけれど。

例えば空が青かったとき。
例えば綺麗な花を見つけたとき。
「死にたいな」と思ってしまうのだ。

それが即、自殺行為に直結しないのは、今よりずっと前、死ねなかった過去があるからだ。
あたしは、自分が一番死にたかったときに死ねなかった。

だから今の人生は、余生だと思ってどこか俯瞰した状態で楽しんでいる節がある。

ただ最近は、今のあたしに見える景色に飽きてしまった感がある。
長く、一所に留まってしまった気がしていて。
しかもそれが、自分の望みとは異なる事象の結果として。
そして思ってしまう、「死にたいな」。

一つ思うのは、どうせ死ぬのなら、どうせ余生だと言うのなら、何かを成し遂げてから死にたい、ということだ。
なんでもいい。
莫大な財を成すとか、有名になるとか。
なんでもいい。
そうしてあたしを見送る家族や親戚に、あたしは幸せだったと訴えたい。

それがなかなか難しいのだけれども。

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