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シティ・ポップとは何か?【2020年版】

こんにちは!松岡(@iamkisimen)です

僕は愛知県名古屋市在住の
ミュージシャン/音楽講師
です。

KISIMEN / ロストフィルム でアーティスト活動しつつ
Co Writing Farmでコンペに曲提出する作家
活動しつつ
音楽講師(DTM/ボーカル/ギター担当)
をしています

今日は僕のスキなシティポップについての記事です

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City Pop History


歌は世につれ~と言いますが、音楽の意味は

「時代によって変わる」
「聞き手によって変わる」もの

そしてシティポップって

「流行り方的に代表曲を絞るの難しい」
ジャンルかな、と思っています


つまり、
「この曲がシティポップ」というよりは

そのアーティスト、その曲を
「シティポップという文脈で聞くかどうか」
の方がより重要な感じがします


少し遠回りしますが

ざっくりおさらいというか
歴史を振り返りつつ

流れ追えるようなPlaylistがこちら

City Pop History

※そもそも「シティ・ポップ」は和製英語です※

【70's前半】

荒井由実/はっぴいえんど
→金持ち出身
→演奏超うまい
→海外トレンドを即輸入できる
(インターネット以前なので、裕福な人が有利)
(影響元としては、Beach BoysのようなUS Pop/Rock
The Isley BrothersのようなFunk/Doo Wap
Boz Scaggs / Bobby Caldwell / Rupert Holmes / Steely Dan / Christopher Cross / ChicagoなどのAORや、ブルーアイドソウルなど)
→特にユーミンは、当時「最新海外Popsに最も詳しいひとり」であった。

→4畳半フォーク(泥臭い)のカウンター的存在
※泥臭い、暑苦しいフォークやロックのカウンター、
というのは現在にも共通するといえる

【70's後半~80's前半】
伊藤銀次/佐藤博/杏里(角松敏生prod)/大沢誉志幸
→AORの影響で一層洗練される
※AORは
「Adult Oriented Rock」
「Album Oriented Rock」などと解釈される。

※シングル曲のヒットではなくアルバム単位で評価される
→現状の「コレだけ聞いとけば大丈夫、的なのがない」のは
この系譜ともいえる
→Midiの発明、打ち込みが使われ始める

→アイドルポップスへのインフルーエンス
※松田聖子、川島なお美など

見逃せない曲が多い
1980年代シティポップのplaylistはコチラ


80's City Pop


【80's後半~90's】

Pizzicato Five/Original Love
→渋谷系の台頭
(ミュージシャン側ではなく、HMV渋谷店(レコードショップ)が棚を作って売ったことから「渋谷系」と呼ばれはじめる)
→バカラック、筒美京平など「スキルフルなプロデューサー」のオマージュ
→その他、フランス映画やいろんな「文化度高い何か」のオマージュ

杏里 / 小比類巻かほる / 岡村靖幸 / 馬渡松子 / 久保田利伸 / 中村由真 / 池田政典
→アニメ/ ドラマのテーマ曲担当。
→アニメ / ドラマがネット経由で海外の視聴者に届き、それと併せてテーマ曲も聞かれていた、と推測される

→参照:2019.7.6.
City pop(シティポップ)流行の謎 /80's Anime(アニメ)の影響を大解剖

【90's~00's】
冨田ラボ/KIRINJI/堂島孝平/Great3(片寄明人)/高野寛
→熱心でマニアックなレコードコレクターたちによる、知的なオマージュを積極的にする音楽
→現行のJPOPでも活躍するプロデューサーたち

【10's~】
竹内まりや「Plastic love」の再発見
→特に海外のレコードコレクターの中で爆発的に人気
→オリジナルは 1984年4月25日リリースの6th Album 『VARIETY』収録。


・竹内まりや 「Plastic Love」Short ver.

ムーブメントを受けて、オリジナル版リリースから35年を経て
Warnerから公式MVを公開(2019/05/16)
とはいえ、非公式の(非合法)の動画の方が再生数が多い。。。
きっと、①フル尺②サムネ が理由かな。。って思う

流線形、Night Tempoなど、
DJ的プロデューサーによる、シティポップ再定義、再発見

Suchmos、ceroなど
現行海外Funkリスペクトなアーティストの活躍

。。。てな感じ、ですが

日本のシティポップの文脈に関しては
この本一冊でほぼ網羅できると思います

ディスク・コレクション
ジャパニーズ・シティ・ポップ[増補改訂版]
発売日 2020/01/31
著者 木村ユタカ(監修)


Global City Pop

続いて、竹内まりや「Plastic Love」再発見など
海外で、シティポップがどのように受け取られたのか、
あるいは、たまたまシンクロしてしまった人がいるとか
そういう感じの記事とプレイリスト
をご紹介します

(※余談ですが、本来は個人的に「日本のココがスゴイ」みたいのを外国の方に言わせる番組や記事は全然好きじゃないです。。。※)


インドネシアのYoutuber Rainych
2020/04/30公開の「Plastic Love」カバー動画が
1か月半で67万views (2020/6/15現在)


■Plastic Love - Mariya Takeuchi [ENG] by Caitlin Myers

英語詞と歌唱したCaitlin Myersさんのツイートはコチラ
米・Texas在住らしいです

【シティポップの海外人気を検証!】

海外のキーマンたちが語ったシティポップブームの現在
(2019.02.28)

→YouTubeがブームを牽引
→新世代アーティストたちの影響
→情報ソースはライナーノーツとYMO
→評価は高いが“大きなうねり”にはなっていない
→海外での復刻ブーム、今後の展望は?

Global City Pop

Phum Viphurit / Mac DeMarco / HOMESHAKE / ikkubaru / PREP / Summer Dress / Everfor / Mondo gascaro / Summer Soul / Se So Neon / Ruru / Jason Dhakal など

台湾、韓国、タイ、インドネシアなどアジア勢多めですが

Benny Sings/Netherlands
Tom Misch/ UK
Papooz /France
BENEE / Newzealand
Raveena/US
Parcels/Australia

など様々な出自の
現在活動しているアーティストを中心にpick upしています

■70's~80'sのJシティポップを意識的にreferenceにする海外アーティスト枠

・Bronze(韓国)
FUTURE FUNK,VAPORWAVEといったブームを以降に
80年代JAPANESE CITYPOPを再解釈
アートワークは永井博 (大瀧詠一「Long Vacation」を担当したデザイナー)
めちゃめちゃ意識的にシティポップの文法を使った音楽

※ヴェイパーウェイヴ/フューチャー・ファンクの台頭

ヴェイパーウェイヴは、2010年代にインターネットのコミュニティを拠点に広まったジャンルで、おもに80年代の楽曲をサンプリング(引用・流用)して制作。その楽曲にはノスタルジックな心地よさもありながら、資本主義や大量消費社会に対する皮肉も込められているようです。そうした楽曲に、80年代の日本のポップスやフュージョン作品などが数多くサンプリング(引用)され、これをきっかけにサンプリングの「元ネタ」を捜索しはじめた人々が、往年の日本のポップスを発見→原曲の素晴らしさに気づく→同じ系統の日本のポップスを探し始める。という経緯があったようです。

引用元はコチラ↓↓


・MACROSS 82-99(メキシコ)

メキシコ出身の音楽プロデューサー/DJ。
Future Funkのパイオニア的存在。
父の影響で日本のアニメ映画「AKIRA」を少年時代に視聴。
アーティスト名義はSF・ロボットアニメ『超時空要塞マクロス』(1982年~)に由来。


・Night Tempo (韓国)

シティ・ポップと呼ばれる 80 年代の日本の昭和歌謡や和モノ・ディスコ・チューンを再構築してフューチャー・ファンクというジャンルを生んだ韓国人プロデューサー兼 DJ。

・Yubin "숙녀 (淑女)" (韓国)

ポストVaporwaveを思わせるMVと共に鳴らされる、シティ・ポップの流れを組んだ都会的なファンクが心地よい作品だ。淑女はYubinの1stシングル「都市女子」収録(2018/6/5)


雀斑(Freckles) (台湾)

紅一点のヴォーカリスト林以樂(benben)を軸に、2003年に結成した雀斑/Frecklesは、落日飛車/Sunset Rollercoasterと並ぶ台湾シティポップの重要バンドだ。ちなみに「雀斑(じゃくはん)」とは、そばかす(=Freckles)のこと。メンバーの日本のシティポップに対する造詣は非常に深く、その魅力としてファンキーなリズムとともにアートワークの美しさを重要視している




■たまたま時代的にシンクロし日本のレコードバイヤーがシティポップ的に解釈してしまった?? SSWやindie rock band枠

・Mondo Gascaro(インドネシア)

インドネシア・ジャカルタ出身のシンガー/作編曲家/プロデューサー。幼少より伝統的なジャワの人形劇に参加するほか、ナット・キング・コールやフランク・シナトラ、ビング・クロスビー、ビートルズ、アントニオ・カルロス・ジョビン、スティーリー・ダン、イスマイル・マルズキらさまざまなジャンルの楽曲を聴いて育つ。『ラヴ・フォー・シェア』をはじめとするインドネシア映画の音楽を手掛けたほか、インドネシアの人気バンド“Sore(ソレ)”の初期メンバーとして知られる。2014年末にシングル2枚を発表しソロ・プロジェクトを開始。2017年に『旅する風』でアルバム・デビュー。


・Phum Viphurit(タイ)

Phum Viphurit(プム・ヴィプリット)は1995年、バンコク生まれのシンガーソングライターだ。9歳の時に一家でニュージーランドのハミルトンへと移住。母が家や車の中でかけていた曲やMTVから、音楽を吸収していったという。そして、高校時代にバンドで音楽活動をスタート。その後大学への進学をきっかけにバンコクへと帰国し、大学で映画を学びながら音楽活動を本格化させた。19歳の時、バンコクのインディーレーベル・Rats Recordsへデモを送ったことをきっかけに「Adore」でデビューを果たす。


・Sunset Roller Coaster/落日飛車 (台湾)

2011年にアルバム『巴莎諾娃 Bossa Nova』発表し、その年のSUMMER SONICに出演。その後数年間の活動休止を経て、2016年E.P『JINJI KIKKO』を発表、アーバンかつサイケでメロウな唯一無二の落日飛車的アジアンオリエンティッドロック(AOR)と評され、世界中に衝撃を与えてから2年。日本ではOGRE YOU ASSHOLE、ミツメ、シャムキャッツらとも共演を通じて交流をし、今大きな盛り上がりを見せるアジアインディシーンにおいて、注目を浴びている最重要バンドの一つ。


■POPS producerでありながらhiphop/club music的解釈で洗練された作品出している枠

・Benny Sings(オランダ)

2003年デビューの音楽プロデューサー。ヒップホップのビート感覚とバート・バカラック的Popセンスを併せ持つ。ウーター・ヘメルやジョヴァンカなどのアーティストのプロデュースを手掛けるかたわら、ソロアルバムをリリース。現時点での最新作『City Melody』を2018年に発表。日本人アーティストからのラヴ・コールも多く、スキマスイッチ、cero、安藤裕子、土岐麻子、Small Circle Of Friends等多くのアーティストとコラボレイションを行っている。


・Mayer Hawthorne(US)

アメリカ・ミシガン出身のシンガーソングライター。プロデューサー。バンド「TUXEDO」でも活動中。黒縁メガネでナードな印象、白人ながら70sソウルを体現する音楽スタイルで各方面より高い評価を得る。元々ヒップホップのDJ/トラックメイカーとして活動した後、クラシック・ソウルをベースとしたデモ作品が米西海岸のレーベル〈Stones Throw〉の総帥ピーナツ・バター・ウルフの目に止まり2009年にファースト・アルバム『A Strange Arrangement』でデビュー。


シティポップとFuture Funkの台頭


次に、僕の大好きな
翻訳キュレーター「LiT」さんのツイートをご紹介します。

「ノスタルジック」とは異なる
「懐かしい」という感情とは?に迫ります。

・日本語字幕付き

・元動画

どこに住んでいても
「ここではないどこかへ」
思いを馳せるのが人の心なのでしょうか。。。

続いて、Youtuber「みのミュージック」さんの動画を紹介します

■2020/4/10
シティ・ポップが海外で大人気すぎる理由とは?

動画の内容は勿論、視聴者のコメントも興味深いので引用します。

・シティポップというジャンルを聴いてるというより、Vaporwaveの
ような視覚的なフィルターを通してそれらを楽しんでいる人が多い
気がする。いずれにせよ、視聴覚を統合した意味でYoutubeの果たした
役割は非常に大きいと思う。というよりむしろこのムーヴメントは
Youtubeのアルゴリズムが深層学習的に作り出した機械的な現象のようにも思える。
それほどまでに、明確なインフルエンサーの実体が感じられないのもまた特徴なのかも。。
Vaporwaveについて知りたい人にはこの本をお薦めさせて頂きます↓
Grafton Tanner(2016)
Babbling Corpse: Vaporwave and the Commodification of Ghosts
「Artzie Music」というチャンネルでFuture Funk動画が人気になり、元ネタの楽曲を上げる人が増え、それを順に再生する人が増え、YOUTUBEレコメンドに表示され、中でも竹内まりやのジャケットが印象的な「Plrastic Love」の再生数がハネて、さらに同時代のシティポップもYOUTUBEレコメンドに表示されてという流れです。私が思う下地は「幼少期のアニメ体験」ですね。海外の20・30代のネット世代は幼少期から日本の70・80年代アニメを見て育っていますから、国や時代が違ってもシティポップにノスタルジーが感じられるんです。Future FunkやVaporwaveでバックに日本のアニメ動画を使用するのも、そのノスタルジーを刺激する部分があるからでしょう。

下記動画↓↓は、ARTZIE MUSICより。

TANUKI - BABYBABYの夢

Takeuchi Mariya - Plastic Love (Night Tempo 100% Pure Remastered)


■Artzie Music Merch
Artzie Musicはyoutubeチャンネルですが、
ロンTとか物販もしてます!
vaparwave/future funkの世界観とシンクロしててかっけ~

画像1

2018年頃、海外を中心にyoutubeで音楽を再生すると、竹内まりやのプラスチックラブがなぜかオススメされる現象が起きてたそうです。そこから、future funkなどでサンプリングでの使用やクチコミ等で広まったらしいです。徐々にアジアに広がり、9m88さん、tofubeatsさんもカバーと逆輸入が起きてると個人的に考えています。詳しくは下記の記事に載っています。


■2019/05/05

シティ・ポップが海外でウケた理由はYouTubeの気まぐれ!?

シティポップ人気の要因は??
①Youtubeのサムネイル
②シティポップが芸術として扱われた
③Youtubeのレコメンド機能

と、先の動画の視聴者コメントを交えつつ解説しています。

「日本の音楽が、かつてこれほど海外で受け入れられたことはなかったのでは??」

というコメントが印象的でした。。。!
確かに、日本語で歌っている時点で歌詞の意味は分からないですしね。

とはいえ、シティポップがそのルーツとしている
Funk/Soul/AORなどのサウンドやグルーヴが
共通言語になったのだろう。。。思います。


最後に、僕の大好きなTBSラジオ
「アフターシックスジャンクション」の特集をご紹介します

■2018.10.22
海外で今70~80年ポップスがブレイクする理由とは?【山下達郎・角松敏生etc.】

→Weeknd / Daft Punk / Bruno Marsなど80's pop/funkをルーツにしたアーティストの活躍も、このムーブメントの下地作りを担っていたと指摘。

→山下達郎さんは「DJ感覚ミュージシャン」の先駆けだった。

→竹内まりや「Plastic Love」はリリース当時、そこまで爆発的に売れたわけではなかった。(ほかにも良い曲は沢山あった。)だが、時を経て、Youtubeを介して盛り上がった。


・9m88- ‘Plastic Love’ Cover Version (Original Song by Mariya Takeuchi)

2018年公開。韓国のシンガー9m88によるカヴァー。

・Ed Motta & David T. Walker Tokyo Blue Note 2013 - Windy Lady Tatsuro Yamashita 山下達郎

ブラジルのAORアーティスト
「Ed Motta」(エヂ・モッタ)によるヤマタツカヴァー。
Soul/R&Bの名盤に多数参加の伝説的ギタリスト「デヴィT」との共演。

・Sparkle - Sheila Majid : THE CONCERT KUALA LUMPUR 2017 (OA Tatsuro Yamashita)

https://www.youtube.com/watch?v=TIVaHyun6ZQ

マレーシア・クアラルンプール市出身の女性歌手Sheila Majid(シーラ・マジッド)によるヤマタツカヴァー。
(※なぜか埋め込み出来なかったのでテキストリンクのみでスイマセン)

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て~な具合で
時代を振り返りつつ
2010年代以降の動き、海外のアーティストなども
ざっくりチェックできて

「シティポップ、なんかいいかも」

「そうか、シティポップってただ古い音楽じゃないのだな。。」

「これから、何が起きるんだろう??」

なんて思ってもらえたら嬉しいです

それでは! 松岡(@iamkisimen)でした!!

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この記事、「全文公開+投げ銭」スタイルなので
もし「結構オモロいじゃん!」と思ってもらえたら
チャリーンしてもらえるとウルトラ助かります!
よろしく!

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関連記事


■2020.5.30
「最新版! 海外で注目を集める日本のシティポップ特集」(高橋芳朗の洋楽コラム)

Pacific Breeze: Japanese City Pop, AOR & Boogie 1976ー1986

■2020.5.20
特集:『Newtro』的視点によって再解釈される、韓国産シティポップ 特集by 長谷川陽平さん


■2020.4.20.
【プレイリスト】フランス人記者が選んだ「日本のシティポップ・ベスト20」海外のリアルな反応

■2020.1.28
CDでしか聴けないCITY POP、が新たな音楽ディグのカルチャーに。

■lightmellowbu 

シティポップ・AOR好きのディガー集団の共同ブログ。1986年~2006年ぐらいの年代のシティポップを紹介します。This is a collaborative blog by the Digger Collective of city pop and AOR enthusiasts, introducing city pop from 1986 to 2006.


■日本の80年代シティポップ - 80'S Japanese City Pop Vol.1


■BOO feat MURO - SMILE IN YOUR FACE
(※シティポップがHiphopアーティストにサンプリングされた例)

2002年リリース。アルバム「POST SOULMAN」収録。(2003)
Pro. by MURO & RYOKI MATSUMOTO。
山下達郎「SPARKLE」を大胆にサンプリング!
山下達郎本人も喜び、自身のラジオ番組「サンデーソングブック」でもプレイ。(2002年3月17日放送)
アナログ12インチとCDシングルの、ジャケットのアートワークには大瀧詠一「LONG VACATION」を手掛けたイラストレーター永井博を起用。


■2019/9/18

日本のシティポップが韓国で大人気な理由とは?【長谷川陽平が語る】



■2019.03.16

【シティポップ復刻カタログ】海外でアナログ復刻された“ニッポンの旧譜”たち



■Rare Groove/Light Mellow aiko


このnote冒頭
「シティ・ポップの文脈で聴くかどうか。。」と書きましたが、
2020/2/26に全414曲サブスク解禁した
Jpopの女王「aiko」もこのplaylistで聴くとアラ不思議。
そこはかとなくシティポップ感じれます


※番外編~久保田利伸「LA LA LA Love Song」のカヴァーいろいろ※
TVドラマ「ロングバケーション」(1996)主題歌
(主演は木村拓哉+山口智子)
インターネットを通じて視聴され、カヴァーされたそうです。。。

Lofi-hiphop好きな人が、ジブリなどJアニメを同時に愛していたりするのに通じていると思う。音楽だけ(単独)では輸入されなくても、アニメ、ゲーム、ドラマなど映像伴うコンテンツを介して、インフルエンスしていく感じですね。

■辛曉琪(ウィニー・シン)- 長假
中国の女性歌手。
2002年 - (中国語版。アルバム『戀人啊』(日本版未発売)に収録)


■龚柯允「Na Na Na Nada Cinta (feat. 3Flow)」
龔柯允(コン・コーユン/カレン・コン)
マレーシア連邦領ラブアン出身の華人であり、歌手。
全曲マレー語の1stアルバム『Mulakan』(2007)収録。


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