見出し画像

Jアニメとシティ・ポップ・クロニクル【2020年版】


こんにちは!松岡(@iamkisimen)です

僕は愛知県名古屋市在住の
ミュージシャン/音楽講師
です。

KISIMEN / ロストフィルム でアーティスト活動しつつ
Co Writing Farmでコンペに曲提出する作家
活動しつつ
音楽講師(DTM/ボーカル/ギター担当)
をしています。


先日、こちらのnoteを書きました

1970年代、ユーミン、はっぴぃえんど、ティンパンアレー
から順に時代を追って
2010年代以降のSuchmos, ceroなどの活躍、
Night Tempo、MACROSS 82-99などFuture Funkの台頭、
海外のYoutube視聴者による竹内まりや「Plastic Love」の再発見までを俯瞰できるように、、、と調べていったところ

日本のアニメ・ドラマ(特に80年代のものを中心に)が
インターネットなどを通じて海外の視聴者に伝わり、
それを見ていた一部の熱心なファン(現在20~30歳代)が
クリエイターとなりFuture Funk以降のトレンドを作っていた。
ということが分かりました。

MACROSS 82-99なんて、
AKIRAの影響を公言しているし、
つか名前にまんま「マクロス」って入っちゃってるしね。。!


余談ですが、こういうインフルーエンスは
Lofi hiphopのトラックメイカー/リスナーたちが
ジブリなど日本のアニメーションのビジュアルをサンプリング(引用)して
楽しんでいるのにも通じます

→これに関してはbeipanaさんの記事が素晴らしいです


さらにこのビジュアルをサンプリングした
ラッパー「crystal-z」さんの曲「Sai no Kawara」がめちゃめちゃ素晴らしかったことも記憶に新しいです。(2020/06/10公開)

つーわけで、今回は

アニメの発表された時系列順に
そこでOP/ED/挿入曲などで歌われた音楽について
まとめる記事にしてみようと思います。

ここで言う「シティポップ」は
”1970年代、ユーミン/はっぴぃえんど/ティンパンアレー以降の、
FUNK/ DISCO / SOUL / AOR / DOO WAP / SOFT ROCKなど 当時の海外トレンドを即輸入して作られた、洗練されたポップス。”とします。

あくまでも「シティポップ」が対象なので、
Fusion/Rock/Folk/Classicに寄りすぎているかな??
という曲は省くつもり。

で、作ったプレイリストがコチラ

Anime City Pop


なるべくYoutube貼りたいのですが、仕様上埋め込み不可になっている動画、権利的にアウトな動画(そのうち消されちゃうかもw)、そもそも公式に、Spotifyで配信されていないものも多く、、、という感じですが出来る範囲でご紹介していきます~


【80's前半】

■うる星やつら(1981)

・松谷祐子「ラムのラブソング」(1981)→(第1 - 第77回)OP曲

→アニメの原作漫画は高橋留美子。
うる星やつら、めぞん一刻 、らんま1/2 、犬夜叉などのシリーズが有名。

→ディスコぽさと、パーカッションなどによるラテンぽさが広義の「シティポップ」性を感じさせる。キメの多さ、構成の大胆さなど印象的な神曲。

画像7

・小林泉美「DANCING STAR」(1983)→(第78 - 第106回)OP曲

1982年にMIDIが誕生し、シンセや打ち込みを多用する曲が増えていった時期らしいサウンド。ビートはモロにディスコ。ファンキーでいい。


→うる星やつらのビジュアルはFuture Funk界隈で超人気

Agrume - Love Beam(2017


■ときめきトゥナイト(1982)

・加茂晴美「ときめきトゥナイト」(1982)

→イントロからベースラインがカッコいい。超ファンキー。アニソン、特にOP曲でみられるシティポップは、ディスコ路線が多数派。

→『ときめきトゥナイト』は池野恋による日本の漫画作品、及びそれを題材としたテレビアニメ。1982年7月号から1994年10月号まで『りぼん』(集英社)にて連載された。

画像8



■みゆき(1983)

・H2O「10%の雨予報」(1983)→OP曲

→日本人の音楽ファンが思うシティポップは、この曲のようにファンク、ブギーよりのサウンドから~荒井由実「ひこうき雲」のようなソフトなフォークよりのものなど色々ありますが、韓国を拠点に活動するギタリスト・DJ長谷川陽平さんによると、「海外ではファンク・ディスコ・ブギーよりのサウンドの方が好まれる」そうです

※参照:日本のシティポップが韓国で大人気な理由とは?【長谷川陽平が語る】


→『みゆき』は、あだち充による日本の漫画。1980年から84年まで『少年ビッグコミック』(小学館)で連載された。あだち充の代表作の1つに数えられ、ラブコメディにスポーツを絡めた青春モノを得意とするあだち充作品群の中でも、本作は恋愛のみにスポットを当てている「ラブコメ作品」である。テレビアニメ化、テレビドラマ化、映画化もされた。

→あだち充の代表作他にはタッチ / 陽あたり良好! / ラフ / 虹色とうがらし / H2 /KATSU /クロスゲームなど。

画像10


■キャッツ・アイ(1983)

・杏里「CAT'S EYE」(1983)→第一期OP曲
・杏里「Dancing with the sunshine」(1983)→第一期ED曲
・刀根麻里子「デリンジャー」(1984)→第二期OP曲

画像11

→『キャッツ♥アイ』(CAT'S♥EYE)は、北条司による日本の漫画作品。ラジオドラマ、テレビアニメ、実写映画などが存在する。シリーズ累計発行部数は1800万部

→杏里は80'sシティ・ポップにおいて「主役」と言えるシンガーです。
のちに2019年、Future Funkの旗手、韓国のトラックメイカー・DJのNight Tempoにサンプリングされます。



■アニメ映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984)

・飯島真理「愛・おぼえていますか」(1984)

画像3

→『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は、日本のSFアニメーション映画。テレビアニメ『超時空要塞マクロス』(1982年 - 1983年放送)の劇場用作品。

→リン・ミンメイは、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』および、関連作品の主要登場人物のひとり。声の出演は飯島真理。

→冒頭でご紹介した「MACROSS 82-99」への影響も勿論、他にも影響力非常にデカいのでマクロスシリーズは超重要。

Anri - Remember Summer Days (MACROSS 82-99 Bootleg)

→この30年以上後にMBS・TBS系テレビアニメ『マクロスF』の挿入歌として、ランカ・リー=中島愛「星間飛行」(作詞は松本隆)が出る。。!

→作曲は「ザ・フォーク・クルセダーズ」「サディスティック・ミカ・バンド」などの加藤和彦。彼もシティポップの重要人物。

→飯島真理さんもやはり、80’sシティポップの重要人物です。テスト出るかもw 要チェックです。オリジナル曲ではエレピが涼しいこの曲もよい。



■きまぐれオレンジ☆ロード(1984)

・和田加奈子「夏のミラージュ」(1987)→(第1話 - 第19話) ED曲

作詞:湯川れい子、作曲:TSUKASA、編曲:鷲巣詩郎

→『きまぐれオレンジ☆ロード』は、まつもと泉による漫画また、それを原作としたアニメ作品。『週刊少年ジャンプ』で1984年15号から1987年42号まで全156話が連載された

→作詞の湯川れい子さんは音楽評論家・作詞家・翻訳家。エルビス・プレスリーの熱烈なファンでありライナーノーツを数多く書いている。作詞家としてアン・ルイス、イエロー・マジック・オーケストラ、稲垣潤一、松本伊代、ラッツ&スター、中島美嘉など手掛ける。

→編曲の鷺巣詩郎さんは後に、MISIA「心ひとつ」(2003)や、ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ(2007 - 2012)、進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015)など映画音楽なども手掛けている。

画像22


■ポータブルCDプレーヤーの登場
→1984年、ソニーから5万円を切るポータブルCDプレーヤー、D-50(49,800円)が発売され、普及に拍車がかかった。ちなみに原価率は200%で、1台売るごとに5万円の赤字が出た。


【80's後半】


■機動戦士Ζガンダム(1985)

・森口博子「水の星へ愛をこめて」→(第24話 - 第50話)OP曲
作詞 - 売野雅勇 / 作曲 - ニール・セダカ / 編曲 - 馬飼野康二

→『機動戦士Ζガンダム』は、日本サンライズが制作した『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。

→作曲のニール・セダカ(Neil Sedaka)は1939年生まれ、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン出身のシンガーソングライター。エルトン・ジョン(Elton John)竹内まりや(シティ・ポップ界の女王!)等にも影響を与えている。代表曲のひとつに「Laughter in the Rain」(1974)があり、日本人アーティストでは南佳孝、小曽根真、村治佳織、MONDO GROSSO等にカヴァーされている。


■タッチ(1985)

・岩崎良美「タッチ」(第1話 - 第27話) OP曲

・岩崎良美「愛がひとりぼっち」(第28話 - 第56話)OP曲
・岩崎良美「チェッ!チェッ!チェッ!」(第57話 - 第79話)OP曲

→『タッチ』は、あだち充による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)に1981年36号から1986年50号まで連載された。高校野球を題材に、双子の兄弟である上杉達也・和也と幼馴染の浅倉南の3人を軸にした恋愛を絡めて描いている。

→「タッチ」「チェッ!チェッ!チェッ!」など、歌詞がめっちゃ印象残るいい曲すぎる。。。

画像21



■めぞん一刻(1986)

・斉藤由貴「悲しみよこんにちは」(1986)→OP曲

→『めぞん一刻』(めぞんいっこく)は、高橋留美子によるラブコメディ漫画。「時計坂」という町にある「一刻館」という名の古いアパートの住人・五代裕作と、管理人としてやって来た若い未亡人・音無響子を中心としたラブストーリー。

→コード進行やメロディはめっちゃJpop的なのに、ビートはディスコ・ファンク。もうコレコレ!って感じします。

→斉藤由貴にとっては「夢の中へ」に次ぐヒット曲

画像20




■ドラゴンボール(1986)

・橋本潮「ロマンティックあげるよ」(1986)→ED曲


→『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明(BIRD STUDIO)による日本の漫画作品とその作中に登場するアイテムの名称。略称は『DB』。

→世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと、主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年(昭和59年)51号から1995年(平成7年)25号までの約10年半にわたって連載。

→シンガーの橋本潮さんは、この後ご紹介するエスパー魔美、セーラームーンなどでも歌唱しています。


画像20


■エスパー魔美(1987)

・橋本潮「テレポーテーション–恋の未確認–」→(1 - 107話・SP話)
OP曲

→『エスパー魔美』(エスパーまみ)は、藤子・F・不二雄による日本の漫画、またそれを原作としたテレビアニメとテレビドラマ。

→クオンタイズがかなりガッチリされた(リズムの訛りや揺らぎが少ない)Drumのグルーヴ、コーラスがかかったエレキギターなどに80年代後半ぽさを強く感じます。

画像21



■愛の若草物語(1987)

・新田恵利「夕陽と風とメロディ」(第1話 - 第14話)ED曲

→作詞 - 麻生圭子 / 作曲・編曲 - 松任谷正隆

→フジテレビ系列で全48話が放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメ。『世界名作劇場(ハウス世界名作劇場)』の第13作目

→原作はアメリカの小説家・ルイーザ・メイ・オルコットの著書『若草物語』(Little Women)、および第2部の『続・若草物語』(Little Women Married, or Good Wives)

→歌手の新田恵利さんは元おニャン子クラブのメンバー。

→作曲・編曲の松任谷正隆はユーミンの夫。ティンパンアレーのメンバー。

画像23


■シティーハンター(1987)

画像13

・小比類巻かほる「City Hunter〜愛よ消えないで〜」(1987)→(第1話 - 第26話)OP曲

→小比類巻かほるさんは、プロデュースや、楽曲提供も行っており、プリンス、モーリス・ホワイト、ジェリー・ヘイ等にも英語で認められた数少ないアーティストである。1980年代後半から1990年代後半にかけて、R&B、ゴスペルなど洋楽のテイストを取り入れた楽曲とソウルフルなボーカルで脚光を浴びる。


・TM NETWORK「Get Wild」→(全話)ED曲

→TM NETWORK(ティーエム・ネットワーク)は、小室哲哉(シンセサイザー・キーボード)、宇都宮隆(ボーカル)、木根尚登(ギター・キーボード)の3人で構成される

→小室哲哉さんはこの後、観月ありさ、篠原涼子、trf、hitomi、内田有紀、H Jungle with t、dos、globe、華原朋美、安室奈美恵など、多数の作詞、作曲、編曲をこなし1990年代J-Popを代表するプロデューサーになる。

→『シティーハンター』は、北条司によるアクション漫画作品『シティーハンター』 (CITY HUNTER) のアニメ化作品群

画像14


■シティーハンター2 (1988)

・岡村靖幸「Super Girl -CITY HUNTER 2-」→(第1話 - 第37話)ED曲

→「SUPER GIRL」(スーパーガール)は、1988年4月21日に発売された岡村靖幸6枚目のシングル

→岡村靖幸は兵庫県神戸市生まれ。19歳で作曲家としてデビューする。以後、渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之らに楽曲を提供。渡辺美里のレコーディングにコーラスで参加中、空き時間に踊っていたダンスをプロデューサーに「輝いてる」と見初められたことがシンガーとしてのデビューにつながる。日本の「プリンス」。

画像15


■レコード(LP)からCDへ
→この1987~1988年頃が、レコード(LP)からCDへと音楽メディアが移行していく時期。徐々にレコードの生産数が減っていく。


■トップをねらえ!(1988)

・酒井法子「アクティブ・ハート」

→のちに『新世紀エヴァンゲリオン』を担当する庵野秀明初監督作品。本作品は『王立宇宙軍〜オネアミスの翼』だけを制作して解散するはずのガイナックスが興行不振により生まれた借金を返済するために作られたものである。地味な作風でアニメファンへ受けが悪かった同作の反省を踏まえ、本作ではキャラクター原案に当時『超時空要塞マクロス』などの美少女キャラクターで人気のあった美樹本晴彦を起用、そのタイトルに見られるようにアニメ『エースをねらえ!』や映画『トップガン』を始めとする往年の作品のパロディ的な構成とし、昭和時代のアニメ・特撮作品に対するオマージュを盛り込むなど、一転して明るくとっつきやすい作風となった。

→歌手の酒井 法子(さかい のりこ、1971年2月14日 - )は日本の女優、歌手。80年代アイドル。1993年、脚本家の野島伸司に引き立てられ、主演したドラマ 『ひとつ屋根の下』(フジテレビ)、続いて1995年に『星の金貨』(日本テレビ)が立て続けにヒットする。同ドラマの主題歌となったシングルCD『碧いうさぎ』は自身初のミリオンセラーの大ヒット曲となる。2009年、覚せい剤所持・使用で逮捕。2012年の復帰以降は舞台やディナーショーなどで活動。

画像22



■YAWARA(1989)

・今井美樹「雨にキッスの花束を」→(第44 - 81話)OP曲

→リリースは89年ですが、サウンドは完璧に90年代のモードに切り替わっていると思います。先にあげたシティハンターの曲と比べると分かりやすいかもしれません。


・原由子「少女時代」→(第82 - 102話)ED曲
作詞・作曲・歌 - 原由子 / 編曲 - 小林武史、桑田佳祐
 
 原由子が1988年に斉藤由貴に提供した曲のセルフカバー。放送では、1番の歌詞の前半〜2番の歌詞の後半〜コーダという曲構成になっている。

→『YAWARA!』(ヤワラ)は、浦沢直樹による日本の漫画、またそれを原作としたアニメ作品である。原作は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて1986年30号から1993年38号まで連載


■昭和から平成
→いよいよこの辺りで昭和から平成に元号跨ぐっすね~。
ディケイド的にも90年代に入っていくし。


画像22


■魔女の宅急便(1989)

・荒井由実 ルージュの伝言(1975)→OP曲

・荒井由実 やさしさに包まれたなら(1974)→ED曲

→『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん)とは角野栄子による児童書(児童文学)である。宮崎駿監督によって1989年に同名でアニメ映画化された。また2014年、清水崇監督により実写映画化された(主演・小芝風花)

→そもそも70年代にシティポップのスタート地点にユーミンがいて、その後の「アニメを介して輸出された」代表選手の「魔女宅」もユーミン。分岐点ごとに必ず出てくるのヤバいな。。。って思います。

画像16

■らんま1/2(1989)

・森川美穂「POSITIVE」(1991)→(第100話 - 第117話)ED曲

→『らんま1/2』(らんまにぶんのいち、ラテン文字表記: Ranma 1/2)は、高橋留美子による日本の漫画作品。1987年36号 - 1996年12号まで小学館『週刊少年サンデー』に連載

→森川美穂の通算15枚目のシングル。1991年11月27日に東芝EMIよりリリース。

→これこそ「ド」が付く「J・アニメ・シティポップ」と思います。
めっちゃいい。

画像22



【90's前半】


■シティーハンター'91 (1991)

・GWINKO「DOWN TOWN GAME」(1991)→OP曲

→1987年のシティハンターと作画が全然ちげぇ~。冴羽がどんどんシュッとした顔になっていく。。。

→1991.4.28に放送開始。


■バブル崩壊
→日本のバブル景気が1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間。つまりバブル崩壊直後に放送されたってことですね。


■幽☆遊☆白書(1992)

・馬渡松子「微笑みの爆弾」(1992)→(1 - 112話)OP曲

→歌手の馬渡 松子さんは、メジャーデビュー前にはDREAMS COME TRUE(ドリカム)のバックバンドに在籍、コーラスとキーボードを担当。

・高橋ひろ「アンバランスなKissをして」→(60 - 83話)ED曲

→ほんとうに「アンバランス」な緊張感あるアレンジでスゴイと思う。サビの歌メロとユニゾンするフレーズ超印象に残る。

→高橋ひろさんは、1984年頃から「POPSICLE」というバンドで活動していたが、財津和夫に才能を認められ、1987年にチューリップの第三期から加入(!!)し、その後ソロでもデビュー。

→『幽☆遊☆白書』は、冨樫義博による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)1990年51号から1994年32号にかけて連載された

→主人公の浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描く冒険活劇。主人公が死亡するところから物語が始まり、生き返る試練を受けることになる。



■美少女戦士セーラームーン(1992)

・ DALI「ムーンライト伝説」(1992)→(第1話 - 第166話)OP曲


・橋本潮「プリンセス・ムーン」(1992)→(第27話 - 第46話)ED曲

画像17



→『美少女戦士セーラームーン』は、武内直子による日本の漫画および、それを原作とした作品。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で1992年2月号から1997年3月号まで連載。

→Future Funk系のトラックメイカーなどに、セーラームーンの画像や動画がサンプリングされるのすげ~多いと思う。こちらは2014と2016年のMIX。


僕がこのnote

「Jアニメとシティポップ」を書く上で
最も重要なのは1980~1992年くらいまでかな、と思っています。

この後90年代後半だと
シティポップ的なサウンドはグッと減り。

・ZARD「マイフレンド」(1996)→「SLAM DUNK」
・JUDY AND MARY「そばかす」(1996)→るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

のように、もっとROCK色が強い
ストレートなサウンドが主流になります。

これ以降は、
1984年の「マクロス」、1989年の「魔女の宅急便」の
その後、、、って感じです。


【00's~10's】


■『マクロスF』(2008)

・ランカ・リー=中島愛「星間飛行」(2008)

→作詞:松本隆+作曲:菅野よう子のタッグ。
松本隆さんは「はっぴぃえんど」のドラマーでデビューした作詞家。サウンド自体はRock的ですが、大きく捉えればシティポップ文脈と言えるのではないでしょうか?


→『マクロスF』(マクロスフロンティア、MACROSS Frontier、マクロスFRONTIER、マクロスFrontierとも表記)は、日本のテレビアニメ作品。およびそれを原作としたメディアミックス作品。2008年4月から2008年9月までMBS・TBS系列で放送された。


■風立ちぬ(2013)

・荒井由実 ひこうき雲(1973)

→劇場公開日 2013年7月20日。宮崎駿の「崖の上のポニョ」(2008)以来5年ぶりとなる監督作。

→本作の「風」というのはさわやかに吹くようなものではなく、原発が爆発したあとに轟々と木を揺らすような恐ろしい風であり、だから生きようとしなければならないとのちに話している

→二郎役の声優は「新世紀エヴァンゲリオン」の監督として知られる庵野秀明。

→2012年11月の『魔女の宅急便』のブルーレイ発売記念トークイベントにユーミンとプロデューサーの鈴木敏夫が出席した際、鈴木が主題歌として使用したい意向を打診。その後、話し合いが進められ、4月の岩谷時子賞授賞式にて正式に主題歌に決まったことをユーミンが発表した。

→つまり魔女宅のセルフオマージュって感じですよね~



てなかんじで、、
えらいボリュームになってしまいました。
(これでも結構カットした...w)

が、1980~1990年代前半までの
日本のアニメと
シティポップを感じさせるアニメソングを
ざっと把握するには十分な内容になったのでは?
と思います

Future Funkのトラックメイカーに人気なビジュアルは
「うる星やつら」「マクロス」「セーラームーン」などですがどれも単純にキャラ可愛いよな~!と思いました。本当。

あと、杏里、山下達郎など、サンプリング元として人気な音は
楽しく踊れてスイートですよね。

今回プレイリスト作る際に初めて知った曲もたくさんあったし、
なによりも年代順に並べていて、
初めて気付くこともあって新鮮で楽しかったです。

冒頭にも貼りましたが
良ければコチラのプレイリスト
是非フォローして楽しんでもらえたら嬉しいです

Anime City Pop

それでは! 松岡(@iamkisimen)でした!!

----

この記事、「全文公開+投げ銭」スタイルなので
もし「結構オモロいじゃん!」と思ってもらえたら
チャリーンしてもらえるとウルトラ助かります!
よろしく!


ここから先は

0字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?