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力仕事をしたわけではないのに腕がこる

「腕ってこるんですね!」よく驚いてクライアントの方々に言われる言葉です。

重たいものを持っていなくても、腕が疲れた、腕が痛い、だるい。と自覚がなくても、トリートメントで触られると「あれ?なんか痛い」とか「張ってるなぁ。」と気づく事があります。

いきなり主訴ではないのに腕を触るというより、肩こりや首こりなどの主訴があって、日常生活でPCやスマホを使う時間が長い。そんな人にこのような状態の時に、腕もスポーツアロマをする時があります。

腕のトリートメントをする時は、120分コースなどで全身となっているのでする。と考えるのも間違いではありませんが、スポーツアロマとして考えた時には、必ず「なぜそこのケアをするのか」を考えます。

①腕そのものがだるいなど主訴の時

②メンタルの不調が考えられる時

③肩や首が凝っている時

とわかれます。

①の場合は触ってはいけない事が考えられる場合以外はメインで訴えられているので当然、腕のトリートメントをします。腕がこるって結構多いです。

②の場合は意外と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ゆっくりとしたリズムで行うとリラックスや、疲労、混乱状態の改善などが望めます。

面白いのは、ある実験で指圧のような刺激ではこのような状態に対して逆に覚醒するといったデータもあります。

オイルを使って、トリートメントする事とまたハンド(腕)トリートメントは、香りが届きやすい部位でもありますので、肉体疲労だけではなく、心身共に疲れた状態の時、スポーツシーンでは責任や重圧を感じているタイミングで、あえて筋肉疲労の部分だけではなくハンドトリートメントを入れる場合もあります。

③これが今日のタイトルのメインのお話ですが、例えばPC作業のような細かな動きをする時は、重量挙げのような大きな力は発揮していませんがその細かな動きでも充分に腕の筋肉は疲労します。

また、首や肩の凝りがある時に、腕から肩に繋がる筋肉もあり、連動して腕が凝っている場合もあります。

もう1つ、腕や指に繋がる神経や血管はいきなりその部分から出てくるわけではなく全身に繋がっています。特に神経は頭から首→肩や胸→背中や腕と繋がっていますので、途中でそのルートを圧迫するような場所の筋肉や組織が張っていたり、神経などの通るスペースが狭くなっていると、当然結構不良や、筋肉への影響があります。

「腕自体を使った(負担になるような事をした)覚えがないのに、腕のトリートメントも気持ちいい・張り感を触られて初めて気付いた」という人が多いのは、スポーツをしている人もそうですし、デスクワークやPCを長時間する方々に多く見られます。

スポーツアロマはスポーツをしている人にするからスポーツアロマと呼んでいるわけではなく、筋肉や身体の構造を考えてアロマの香りを活かし、予防や疲労回復の手助けをする事なので、もちろん筋肉に問題がある場合はスポーツアロマのコンディショニングが役立ちます。

もちろん、腕を良く使うスポーツ(もしくは何かを持つスポーツ)である野球、ゴルフ、バレーボール、バスケットボール、ラクロス、水泳、アルティメット、投てきなどは試合のない日や、練習の終わった夜などに腕もしっかりケアします。

スポーツアロマトレーナーがその人のケアをする場合、どこのケアが必要なのか。心理的、身体的、構造的に考え、最適なケアを致します。

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