いしあゆこ

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ライティングとインテリアデザイン noteでは主にライティングのこと/ 大阪在住 / 宣伝会議 編集・ライター養成講座44期 卒業制作優秀賞 / 夫と0歳の子供  書いた記事やエッセイなど。

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“普通”に潜む偏見 どう減らす コーヒー店営む夫婦の発信から

「男女平等」が叫ばれてから、どれくらいの時が経っただろう。2022年2月、ある夫婦がメディアに対し、一枚の依頼文を発表した。ジェンダーギャップ解消のための文書だ。 二人は何を思い、行動したのか。彼らの経験を通して、身近なところに潜むジェンダーバイアスを見つめる。 店を掲載する際は「妻→夫」の順で名前を紹介してください―――。 メディアにこんな依頼をするのは、京都・大山崎にあるコーヒー焙煎(ばいせん)所「大山崎COFFEE ROASTERS」を営む中村まゆみさん・佳太(けいた

    • 見たことのない景色を想像するのは難しい。 育児中に見えたこと。

      たった5段の階段 とある駅で、5段ほどの階段が目についた。普段なら気にも留めないが、その日は階段の下でしばらく立ちすくみ、来た道を引き返した。 ベビーカーには、やっと寝れた娘がいて、荷物置きにはいっぱいの荷物が乗っていた。 子連れで公園に出掛けた帰りだから、大きめのレジャーシートや防寒具など普段より荷物も多かった。 引き返したものの、迂回する道もエレベーターも見つからない。 えーっと…。もう一度立ち止まって頭をぐるぐる回転させる。 駅員さんは…見当たらない。 「どうしよう

      • 絵本の定期便『童話館ぶっくくらぶ』 0才から購読してみた感想

        出産後のバタバタも少し落ち着いた頃。「子供ともっと遊んであげたいけど、どう遊んであげたらいいのかな…」と迷っていました。 そんな中、私の父が入会してくれた絵本の定期配本サービス『童話館ぶっくくらぶ』。 「これは本当に良かったな〜」と感じているので、今回はその『童話館ぶっくくらぶ』についてレビューします! 『童話館ぶっくくらぶ』って? 『童話館ぶっくくらぶ』とは、長崎市の「株式会社童話館」が行っている絵本の配本サービスのこと。 子供の成長に応じて、選び抜いた絵本や本を毎月定

        • 四天王寺前夕陽ヶ丘に「シウ コーヒー」韓国のカフェ文化を日本に

           「Shiu Coffee (シウ コーヒー)」(天王寺区下寺町1、TEL 06-7221-0559)が大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)谷町線、四天王寺前夕陽ケ丘駅近くにオープンして2か月がたった。経営はコスメ事業を展開する株式会社JBC(ジェイビーシー)(同区)。  同店は2020(令和2)年にオープンした「cafe NAMS(カフェ ナムス)」(住之江区)の姉妹店。JBCが、カフェナムスを経営する株式会社リッチエンタープライズにプロデュースを依頼したという

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          京都のパティスリー「RAU」がリニューアル!「収穫からオーブンへ」がテーマ

          京都河原町のパティスリーブランド「RAU Patisserie & Chocolate」が2022年11月12日(土)、リニューアルオープンしました。店内に新しく設置された「BAKING COUNTER」の様子と、独自の感性が光る新商品をレポートします! “出来立て”の高揚感をダイレクトに伝える「RAU」は、複合施設「GOOD NATURE STATION」(運営:株式会社ビオスタイル)にあるパティスリー。 “情景を、形状に。”をコンセプトとし、シェフたちが「かつて出会っ

          京都のパティスリー「RAU」がリニューアル!「収穫からオーブンへ」がテーマ

          怒りを表現するのは悪い事じゃない

          怒りを表現するのはいけないことだろうか。 たしかに、世間ではマイナスの感情を表現することは悪いことかのように扱われている。 けれど、場合によってはむしろきちんと主張するべきではないかなあと思った話。 伝えなかった思いは呪いになる わたしは割と執念深い方だと思う。 ある時に言われた嫌な言葉や理不尽な態度を数年後に思い出して、「あぁ〜やっぱりあれは最低だったな」なんて考えたりする。 そしてそれは大抵の場合、その場で自分の怒りや思いを表現しなかった(もしくは上手く出来なかった)

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          つわりは「地獄」 知らなかったのは何故

          いきなりマイノリティになった ある夏、私はテレビから流れる大手衣料品メーカーのCMにイラついていた。キラキラした浮かれた顔で街を行き交う人々。キャッチコピーは「ワイドパンツは『みんな』のものへ」。 今考えると、これの何にそんなに腹を立ててたのか謎だし、まあイチャモンつけたなぁと思う。でも当時はその些細な言葉に敏感になる程、参っていた。 「え?何が『みんなの』なの?『みんな』って誰のこと言ってんの?私は履けませんけど。」 当時、妊娠7週頃から続くつわりに苦しんでいた私。お腹を

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