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ひとつひとつを丁寧に 大好きな高萩をお菓子で元気に!!

 高萩市の駅前れんが通りに、地元の方から愛されているお菓子屋さんがあります。
 名前は「Les petites mains(レ・プティットゥ・マン)」
フランス語で「小さな手」を意味しています。

 かわいらしい外観に惹かれお店に入ると、甘くて香ばしい香りが店内いっぱいに広がっていました。
 そして、ケーキショーケースには、美味しそうなケーキやマカロンがずらり。焼き菓子コーナーには、フィナンシェやアールグレイ、イチジクを入れたケーキや、高萩産のほおずきを使ったゼリーも並んでいます。

写真中央は、高萩市の特産品「フルーツほおずき」を使ったゼリー
ゼリーでも、生のほおずきのフレッシュさやジューシーさをも感じる

 「今時期の人気商品は、やっぱりモンブラン。アップルパイも通年で人気があります。焼き菓子だと、抹茶のクッキーですね。米粉を使っているので、食感がホロホロしているんですよ。」
と教えてくれたのは、オーナーパティシエールの石 愛子(いし あいこ)さん。
 
 愛子さんは、都内の菓子専門学校卒業後、多数メディアにも取り上げられている有名パティスリー店などで11年間の修行を経たのち、地元高萩市でお店をオープンしました。
 
「気温や湿度などで、素材の状態や出来上がりも微妙に違ってきます。だから、毎回、同じ味に仕上げるというのは、実は難しいことなんです。」
と愛子さんは言います。

 都内のお店での修行中に、ますますお菓子作りにのめりこみ、高萩で自分のお店を持ちたいと強く思うようになりました。

本を読んだりして新しいケーキやお菓子のイメージを膨らませる
自分が納得のいく新作が出来上がるまで、3ケ月~半年くらいかかるという

「高萩が好きなのは、祖父の影響も大きいです。本当に高萩が大好きな人でした。それに、高萩市は海もあって山もあって、家族や友だちと色んなところでたくさん遊んだ思い出があります。」
 
 そんな愛子さんの今後の目標は、
「お客様に美味しいと思っていただけるようなケーキを作り続けることは勿論ですが、高萩のお土産として持っていきたいと思っていただけるようなものも作りたいです。ほおずきゼリーと、焼き菓子とを詰め合わせたりして・・・。高萩のお土産としても選んでもらえるお店にしていきたいですね。」
 
 インタビュー中も、平日の昼間にもかかわらず、お友達同士や家族連れなど、絶え間なくお客さんが訪れていたレ・プティットゥ・マン。
 
「小さな手」から生み出されるお菓子は、たくさんの方の笑顔を引き出していました。

オーナーパティシエールの愛子さん


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Les petites mains レ・プティットゥ・マン
茨城県高萩市春日町2-25
TEL:0293-24-1881
営業時間:10時~18時
定休日:月・火・水曜日
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