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#7 【商品レビュー】Polo Ralph Lauren/ハリントンジャケット

1.はじめに

 いよいよ春らしくなってきたということでもうそろそろ冬に着ていたコートなんかのアウターは仕舞う時期になってしまった。ただまだシャツ1枚で外に出れる気温ではないな、ということでハリントンジャケットを購入してしまった。

2.ハリントンジャケットとは

 ハリントンジャケット(またの名をスイングトップと呼ばれる)ではバラクータというブランドのものが1番有名かつ元祖であると言われる。元はゴルフ用のジャケットであったようでそれが和製英語「スイングトップ」の名の語源であるとされる。古くはスティーブ・マックイーンやエルヴィス・プレスリーが着用したことでファッションアイテムとして有名になり、その後もイギリスのモッズカルチャーであったり90年代のブリットポップのムーブメントでもたくさん着用されたアイテムである。バラクータもイギリスのブランドであり、他にもフレッドペリーやバーバリーなどのイギリス系のブランドのものが多く存在する。しかし個人的な気分はアメリカだ。というわけで表参道のラルフローレンへ向かった。

3.ラルフローレン表参道

 ラルフローレンにはいくつかのレーベルが存在するが表参道では最も有名なPoloの他にカントリー・ウエスタン系のRRL(ダブルアールエル)、最高級ラインのパープルレーベルなども取り扱いがある。外装や内装もとても凝ったつくりで、いるだけでも楽しいような店舗だ。

内装
内装

 友人らと3人で向かったのだが友人の1人はRRLでブラックデニムのトラッカージャケット(¥38,500)を購入していた。そして私はPoloのハリントンジャケット(¥36,300)を購入した。

4.レビュー

 表地はコットン100%でベトナム製。テーラードジャケットなどと違い気軽に洗濯もできるのが嬉しい点だ。ラルフローレンらしく作りはしっかりしている。
 着てみて分かったことは、襟を折るか否かという点を着用者が選ばなくてはならないということだ。

襟を折った場合
襟を立てた場合

 襟を折った方が少しリラックスした印象に、襟を立てた方がシャキッとした印象になる。また、襟を折ることで可愛らしい裏地を見せることができるというのも大きなポイントだ。その他には袖のリブが二段構造になっており、インナーの袖を上手く格納できるような構造になっている。ポケットは前に2つと内ポケットが左に1つ付いているがどれも大きくはなく実用的にたくさんのものを収納することはあまりできない。最低限家の鍵やスマホ、財布だけ等であれば手ぶらで出かけられる程度だろう。防寒具としては春や秋の若干の肌寒さを凌ぐのにはちょうど良く、逆に言えば冬の寒さに対抗しうる厚さではない。Gジャンや背抜きのジャケットと同じような使い方をすればちょうど良いと言える。

5.まとめ

 ハリントンジャケットは春秋の20℃前後の日用アウターとしてトラッドな雰囲気を醸し出してくれるアイテムだろう。ラルフローレン以外にも様々なブランドが様々な価格帯で出しているアイテムなので気になる方は好みのものを探して見ると良いだろう。

筆者:吉本伊吹

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