今年のやりたいことリスト100の中のひとつ
“ハレトキ珈琲さんのコーヒーを飲む”を今日はやってみました。

徒歩5分の公園のところのテイクアウトのコーヒーやさんで、ふと思い立った時に…たぶん一、二ヶ月に一度ほど、カプチーノをいただきます。
あたたかい紙のカップを手にベンチに座って、風に擦れる葉っぱの音や鳥のさえずりを聞き、のびのびと空に枝を伸ばす木々を見上げ、私もお日さまの光を全身に浴びます。
すると細胞たちがじわりとゆるまり喜びます。
まぶしい幸せに包まれて、ふわふわの泡をこくこく飲むのが好き。

あと幻のタコノアシを見に行ったときに、川原で滝さん(お会いすると一緒に遊んでくださるお散歩友達であり師匠です。私は川でよくおにぎりと語らうのですが、滝さんはいつもバナナとサンドウィッチと語らっておられます。)
滝さんの入れてくれたコーヒーを飲ませていただいたのがとてもとても嬉しかったです。ぼーっとしながら。ふたつの心がどこまでも大きな青空にふわーっと広がっていくその中に、深いコーヒーの香りも合わさっていました。優しいマーブル模様になった景色はいっそう特別に見えました。
いつもと同じでいつもと違う。それは滝さんとコーヒーの魔法なのかもしれません。

☕

今年やりたいこと100。
ずっと毎年年初に書いていたのですが、去年は『ちぇっ。やりたいことなんて気分的に思い付かないし、どうせ何にもできないから書きたくないや』と思って書きませんでした。
今年もそう思ったのですが、友人にお話ししていたら、いつの間にか背中を押してもらって書きたくなりました。私はいつも周りの人に支えられてます。ありがとう。それはあなたにもです。今、読んでいただいて、ありがとうございます。
( *ˊᵕˋ)っ♡

100個目指して書くのは、そうすると面白いからです。自分は自由な白紙なんだって気分になります。
そして100個と思うと小さなことも、もぞもぞしゅるんと出てきます。それが実は大切なことに気付けるの。小さな幸せの種です。
だからべつに、100個にならなくたっていいのです。
(やりたいことリストを、私はやることリストと書きます。やる♪って気分になるから。)
今年のやることリスト100はこんな感じでした。
・ものまねのレパートリーをひとつ増やす
・石の名前をひとつ覚える
・なにもしないをする
・認める
・猫と仲良く過ごす
・星座をひとつ見つける
・自由であるがままの喜びとしてただ生きる
・好きに気付く、いっぱい愛す
・食べられる野草を学ぶ、食べる
とかです。今のところ24個です。ふふ。
去年は0個だったのが、今年は24個もやりたいことが出てきて、ありがたいです。

日常生活の中できないことで、できるようになりたいことは沢山あるのですが、トライすると寝込むか戻すかをしがちなので、もうそこは…やめました。
普通のことを基準にするのはやめた。やめたやめた！
やることリストを書いて気が付いたのですが、私が今一番大事なことは、先の目標を追いかけることではなくて、できないことをできるようになることでもなくて、その前に。今の私を、現状を、環境を、できないことも、全部を認めることなんだなあと分かりました。それが今一番したいことです。改めて気付いて良かったです(*´ ˘ `*)
私基準なら全部できてる。いいもわるいもなし。生きてるから全部にまる。まるなのだ。

そんな感じで、先程とことことハレトキ珈琲さんに行きました。
『今年のやりたいこと書きました。そのひとつ、それはハレトキ珈琲さんのコーヒーを飲むことです。いつもカフェラテなので挑戦したいです。美味しいコーヒーを飲みたいです。』
とお話ししたら、とっても嬉しいです！と仰っていただきました。私も嬉しくなりました♪
そして、熱くコーヒーについてお話しをしていただきました。

農場、ボディ、酸味、風土、シボルガ。ふふふ。好き。ボディってなんだろう。シボルガは地名みたい。気に入ったので覚えました。

その語られる熱量に触れ、私は猫の気持ちになりました。先日猫の記事を書いたのもあるかもしれないけど。
猫もいつも、私がしゃべりかけているとき、このキラキラパチパチとした、エネルギーを浴びてるんだなと思いました。
そして私も猫から本当にたくさん貰ってます。
店員さんの発するコーヒーへの愛は、気持ちのいいキラキラシャワーみたいでした。言霊なのかな。
それをいっぱいに受け取って猫の気分を楽しんでいたけども、そういえば脳が人間でもあったのでした。店員さんの凄まじい語彙力に、私の言語野はたいそう喜び、うひょーと興奮し、脳のまわりがパチパチしました。
無花果のようなフルーティーな甘味、一年の気候、コク、農場はないけど人々が集まって作る、キリッとした味わい、赤い実、コーヒーベルト。
楽しくて笑ったら店員さんも笑ってました。

素敵な言葉を教えていただきました。
『From seed to cup.』です。
コーヒーの種からカップに抽出されるまで。のことだそう。
種からの様々な過程を経て、コーヒー農場から様々な人の手を経て、このカップに注がれるという意味ですと仰っていました。
なんて素敵なの！

ああそうだ。ごはんを食べるときにも、感謝の想いを馳せることも、それを忘れていることもありました。
コーヒー一杯に対しての、この様な言葉があるなんて本当に素敵です。
指し示す言葉があると、意識は集約するの。感謝や誇りや和が。よい言葉は心を繋げてくれる気がします。
改めて、ここに至った全てのものに、繋がる全ての人々に、ありがとうございますと思いました。
感謝の機会を与えていただいてとても嬉しいです。

大切にコーヒーを入れてくださった店員さんに『心して飲みますっ！』と告げました。
そして、想いを受け継いだコーヒーを、私は天の川銀河のはじっこの太陽系でくるくるまわる地球の上の公園のベンチに座っていただき、うふふと幸せを感じました。

最後の一滴までコーヒーと私だけの一対一の関係でした。温度で味わいが変化していくから、口に含んでこくりと喉を通るまでの瞬間もまたコーヒーとの出会い。

きっと生きているあいだ全ての一瞬の中にある、膨大な幸せに気付く魔法はたくさんあって、それはとても綺麗で小さくて細やかで、誰でも気付けるように角度を変えキラキラと溢れてるみたい。心の中にも外にも。
そこら中にたくさん。

ふふ。嬉しいな。
ハレトキ珈琲さんありがとうございます。
コーヒーはマンデリンという種類のものを飲みました。名前を聞いたことはありますか？私はないようなあるような気持ちになりました。
インドネシアのマンデリンのシボルガで作られた豆らしいです。

マンデリンは、その美味しさに好きな人はもうマンデリン一筋になってしまう程、底知れぬ魅力を持つ豆だそうです。でも好みでない人には全く刺さらないそうです。
人類はマンデリン派かマンデリンじゃない派に分かれるということですね。あなたはどちらでしょう。

味の違いを分かっていない私が表現すると…こっくりとしていてとても美味しかったです！
冬に合うお味でした。赤道直下の所で生まれたコーヒーなのに不思議です。なぜだか冬の感じがするのです。
なんだか焚き火っぽい。焚き火を見ながらまったりと過ごしてるみたい。炎が燃え上がる。
煙が空へ高く昇り、大地の深さを知る。大きなものの中に沈み込んでいく安心感。パチパチはぜる音。顔ばかり熱い。
揺らめく火は時の概念を遥か彼方へ忘却させる。夜のとばりが静かに下り毛布のようにしっとりと辺りを包み、音はどんどん空へ吸い込まれやがて無くなっていく。きっと感情も一緒に。無くなる心地よさ。
無音に際立つ意識は輪郭を無くす。自在に泳ぎだす、ふかいふかい、くらやみで。何もかも溶かし込み、とろりと闇は誘惑する。黒い液体にもう浸りきっている細胞たちも委ねひとつひとつになりまとまり全てになり繋がり無限に。
漆黒の夜は背中を飲み込み、腹も足も腕も飲み込み、目も耳も鼻も、そして深み…深みってなんだ？繊細な味が複合的に重なり合う奥行き？の奥？……？……なんか黒っぽい深みが舌の上を浸蝕し、鼻腔に広がり、にょわーんと脳にきて、これがコク？
まるでコク(黒)の海。とぷんと気持ちよく埋まってさいごにがい。
みたいな味わいでした。
あかさたなで言うとま行です。
擬音で表すと、まろーん。もーん。
ちょっと、むぃ。(苦味の音)
という感じでした。
ほらほらあなたもマンデリン体験をしませんか？
さあさあマンデリンになりましょう。

そんな楽しいコーヒーのひとときでした。

ちなみにやることリストのうちのひとつ
『新しいものまねのレパートリーをひとつふやす』はもうできましたよ。
それは！
カシオペヤ座のものまねです。
noteからあなたにお見せできなくて残念です。うーん。音声で録ったとしてもお見せすることはできないし。うーん。
えっ？どうしても見たい？
もー。しょうがないですねー(*´ ˘ `*)

カキカキ。

はい！書きましたよ♪

ちなみにこの絵を描くのにカシオペヤ座に扮した自分の姿を鏡で見てみたところ、全然似てなかったことが分かりました。

ああぁ自信満々に滝さんに披露しちゃったのになあ。
まだもうちょっと磨きをかけないといけなかったようです。練習しないと。
肩の角度が足りないのかもしれません。あと思ったより頭を下に下げた方が良さそうなので極限まで首を縮めて、肘は空を突き刺すように上へ、そして手のひらはぐにっと後ろ向きです。そう。鏡の前で、あなたもやってみてくださいね。

このものまねは著作権フリーです！！！
どうぞ！！！

待って。Wでもいいのかな？

これならできそう♪♪