25歳プレママの初出産レポ②


出産レポ①の続きです

①はこちら

促進剤との戦い

突然開戦したあず茶出産の乱。

内診と心音検査が終わり、陣痛室へ案内され、少しだけ横になりました。

時刻は6時頃。

その時には10分間に3回くらいのペース、、つまり2~3分感覚で陣痛が来ていました。

でもまだ我慢できるぐらい。
(痛いの嫌いな私はすでに声が出ちゃってました笑)

7時頃、また心音の検査。

陣痛はだんだん痛さが増してきました。


そして部屋に戻って朝ご飯。

大好きなご飯なのに、痛さであまり食べられませんでした。
でも、陣痛の痛さのおかげで、元々あまり無い体力を今無くしたらやばいんだという危機感を感じて、とりあえずパン、サラダのトマト、デザートのリンゴ、とお腹にたまるものと栄養ありそうなものを選んで頑張って食べました。

その後院長先生登場。

「9時頃から陣痛強める薬を入れようか」

私にはデスコールのようでした笑

今でも痛いのに、もっと痛くなるんだという恐怖。

お母さんに連絡を入れた時、「長丁場になるね」という一言をかけられていたのもあって、促進剤を入れて明日までかかったら…という想像もして、更に恐怖。

それでも、薬を入れなくたってどうせ来る時は来るんだからと思い、予定通り9時頃から促進剤を入れました。

それからは、ひたすら15分置きに看護婦さんが促進剤を強めて、私は2分置きぐらいにくる陣痛に耐える時間を過ごしました。

その時の陣痛の様子はこちら。


まさに戦いでした!
想像以上に痛い。腰も痛い。

呼吸法を教わってもその時はとにかく痛さにビビって過呼吸気味でした。

鼻から吸って口ではいてね!とレクチャーされるも、鼻から吸うと逆に苦しくて、、キレそうでした笑


そしてお昼。
ご飯をもらえましたが匂いがダメで、謝って下げてもらいました。

とにかく痛さを逃すのに集中していた時間。

どんどん痛さも増して、結構声が出ました。
泣きそうになりながらとにかく耐えた…。
旦那とお母さんが交代しながら腰をさすってくれて、なんとか戦いました。

ちなみにいきみ逃しにテニスボール!とかよく雑誌に書いてありますが、スポーツマンの居ない我が家。(親はゴルフやってますがゴルフボール持ってきてを言い忘れた)

そこで、私は自宅にあったRefaの大きいやつを代わりに持っていきました!
さすってもらうかわりにそれでコロコロしてもらったりして、ちょっとだけ使いました。

いきみ逃しする頃にはもうRefaなんて陣痛室の端で転がってましたが。笑


とにかくこの時間帯は、心音測るための移動、内診が本当に辛かった…とにかく動きたくなかったです。



近づく出産の時

お昼も過ぎて、陣痛も本格的になり、内診でとうとう6cmくらいまで子宮口が開いたと言われました。

それから始まったのは、痛さと戦いながらの院長との院内散歩。笑

死んだような顔をして院内を歩く私。
チラリと見える心配そうな顔の旦那とお母さん。

陣痛が来たらしゃがんで、院長が私のおしりをグッと抑えて、私はひらすらいきむ。

(これなんなの…おじさんにおしり掴まれてるし…脚がめちゃくちゃ痛いから立ちたくない…歩きたくない…いきむとおしっこ出てるし…)

ずっとそればっかり考えてました。

促進剤もどんどん強くされ、子宮口が8cm。

その時は分娩台に登って、足を開くのがとにかく辛かった…プルプルしてました。

内診は痛いし。(まだ言う)

少しだけ旦那とお母さんと陣痛と戦う時間を与えられましたがほんの数分くらいで、おしりが限界。

もういきみたいです!と宣言して内診、そして出産が始まりました。



一生忘れられない瞬間

いきみたいです宣言をして、子宮口は全開になってくれていたのでそのままお産に入りました。

それもまた物凄い戦いでした。


朝、陣痛がまだ我慢できた時。
ネットでひたすら陣痛から出産のレポの中で

[陣痛後にお産でやっといきめたときは気持ちよかった♪]

なんてのを読んでいた私。
そしてお産に挑んだ私。


お産が1番辛いわ!頭おかしい!
(人それぞれです)

まず分娩台に置いた脚の付け根が痛い。
陣痛が来たらいきむ、その度に院長が股をグリグリする。痛い。

いきみ方もよく分からないので助産師さんの言葉を聞きつつぎこちなくやってました。

脚が痛いのでどんどん内側に閉じてしまい、開かないと赤ちゃん出てこれないよ!と何度も言われました。

呼吸も、鼻から吸って止めながらいきむ!と言われて変な声が出つつもなんとかやってやると思いながらとにかくいきむ。

何度いきんでも出そうにない娘。

助産師さんからはよく聞くセリフ「赤ちゃんも頑張ってるからね」「お母さん上手だよ」「もうすぐ赤ちゃんに会えるよ」

わかってるけど痛いし出ないし!

と心の中でキレ倒してました。笑

そんな戦いをどれくらい続けたか…
いきんでる途中

プチプチッ

と音がしたのが聞こえました。
その時はもうお股の所は何かある!という感覚。

そしておしりの穴は院長に指を突っ込まれている。

壮絶な痛みの中そこだけ冷静に考えてました。
院長私のケツに指さしてる。

まあそんなこと考えたのは一瞬で
プチプチ音がした後数回いきんだら

「もういきまなくていいよー自然に出てきますよー」

という指示が。

その時やっと呼ばれた旦那がそばにいました。
(お母さん呼ばれず笑)

いきまなくていいってどういう事?

と状況がよくわかってないまま、痛くなった時はとりあえずふーふーと息をしていたら


ドゥルン

私のお腹の向こうに院長に抱かれる赤ちゃん。

マジか…

色んな感情のこもったマジかです笑
隣にいた旦那に泣きながらマジかを連発してました。

これがよく聞くドゥルンだ。
ほんとに最後だけ気持ちよかった。
私マジで子供産んだ。
産めた。
産まれちゃった。
赤ちゃん泣いてる。
赤ちゃん本当にああやって出るんだ。
ドラマでしか見たことない。

一瞬でたくさんの感情がありました。

旦那はへその緒を切って、赤ちゃんの側へ。
その光景が見れて、幸せでした。



出産後も続く戦い

そして家族と赤ちゃんは別室へ。

私はまだ分娩台の上、ぐったりしながら胎盤出したりお股縫われたりお尻も縫われたり。
それがまた痛い。

お産終わったらもう痛いものないんじゃないかと思ってたのに。痛いものは痛かった。

麻酔打ちながらではありましたが、痛かった…

一旦終わって、赤ちゃんとやっとご対面。
その前に旦那と家族が傍に来てくれました。

旦那を見た瞬間号泣する私。
凄く安心したんです。終わったんだ…って思ったら旦那に泣き崩れちゃいました。

大泣きしながら赤ちゃんと家族と写真撮影

なんとまあ不細工な私。仕方ないですね。笑

幸せな時間は束の間、また家族と赤ちゃんは別室へ。

着替えをしてもらいしばらく休憩を貰えた私。
そこにまた旦那と赤ちゃんが。
その時やっと落ち着いて赤ちゃんを見れました。

かわいい。

沢山ありがとうを伝えて、赤ちゃんを挟んで旦那と話をして、幸せな時間でした。

そして現れる院長。

旦那と赤ちゃんがまた別室へ。
ということは私また何かされる…

予感は的中。
縫った所の経過を見るから、と腰が抜けて動けない私の体を無理やり動かし、再び痛さとの戦い。

おしっこを管を通して抜かれ泣き、まだお股切れてるからと麻酔なしで縫われ暴れる、一児の母。笑

分娩台の上で逃げるようにしてたら怒られ。

もう嫌です!

と叫んでました。

情けない、一児の母。笑
でも痛いんだもん、痛いの本当に嫌なんだもん。

それでやっとこの日の施術は終わってくれました。

やっと個室へ移動。
やっと休める。

と思いきや、縫われたお股とおしりの激痛半端ない!!!
立てない歩けない座れない。
びっくりしました。

やっとご飯食べるれるのに、寝ながら少し上半身上げて少しだけ食べるという悲しい現実。

初めての出産を終えて、初めての夜。今思うことはこんな感じです。

お産が終わっても、痛いし辛い時間は長かった。
むしろ私にはお産後が辛かった。

トイレに行くのも一苦労。
おしり痛くて仰向けになれない。

しかも明日の朝また内診……嫌だ…もう痛いの嫌だ…

早く体の痛さから楽になりたい。そんな気持ちでいっぱいです。

あとお腹空いた。


出産を終えて、これからは終わりのない育児との戦いです!

まずは身体を休めて、明日から母親。頑張ります!


あず茶の出産レポでした!

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