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午堂登紀雄「グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」

・本書は、経営者兼個人投資家としての活動に加え、講演や執筆活動も行う著者が、インターネット、グーグルに代表される「検索エンジン」を駆使して、経済的にハッピーな人生を切り開く方法について解説した1冊。

・著者は、ヤフーニュースやライブドアニュースを毎日見て情報を得ており、新聞は購読せず、テレビもほとんど見ていないとのこと。
・それで投資や事業で利益を出す判断ができたり、何冊も本が書けるほどネタが尽きないのは、問題意識や疑問を持ったときの掘り下げ方が、しつこいくらいに徹底しており、知っただけで終わらせず、実際に行動に移しているからであると著者は考える。
・つまり、
⑴気になったことについて情報を集めて分析し、それを基に将来はどういう動きが起こりそうかイメージ(想像)する。
⑵そのイメージに対し、自分と自分の家族がどういう手を打てば、最も有利な生き方をできるか、快適で楽しい人生を送ることができるかを考え、それを実現する方法を探す
を繰り返すということである。
・これを実践するためのツールは、「グーグルなどの検索エンジン」である。
・グーグル検索で情報を集め、未来の予測をする。対処法やそのヒントもグーグル検索で探し、自分流にアレンジして実践する。
・この繰り返しによって、目の前に流れる何気ない情報でも、儲けに変える発想ができる、と著者は考えている。

・著者は、「未来を想像し、それに備えよう」とする意識の差が、2020年以降の私たちの生活において、大きな"差"を産むだろうと思っている。
・この"差"というのは、経済格差のことである。
・未来も完璧に見通すことはできないし、予測はあくまでも仮説にすぎないので、外れることもあるが、そもそも仮説(予測)がなければ、何ごとも行き当たりばったりになってしまう。
・それでは政府・企業・メディアなどが作り出した情報に振り回され、ムダにお金を失ってしまうかもしれない。
・しかし、意識して「先を読もう」とすれば、仮にその予測が外れても、少なくとも不利になる状況は避けられるはず。もし実際に起こったら起こったで、より自分を有利にできるだろうと著者は考える。
※実際の未来予測のやり方ならびに、著者の情報収集の考え方についての詳細は、本書をお読みください。

・本書は、「人生を変える検索キーワードとは」「『検索』で経済的自由の扉を開く」という2部構成となっており、
◇検索すれば未来予測はカンタンだ
◇人生の「検索キーワード」を広げる方法
◇「検索」で資産を25%増やした著者の方法
◇「◯の知識」は21世紀の大人の教養
◇国家が仕掛ける収奪戦に負けないためにどうすればよいか
など、40代で不労所得を実現した著者が実践しているウソのような本当の、マネープランの数々が紹介された内容となっている。

2015年に発売された本ですが、まだまだ現役で活躍できる内容だと思いました。

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