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【日記】最近のツボ

家事をしながらYouTubeを観るのが日課になっているのだけど、ここ最近見る内容が変わった。

少し前まではEverytime ONE PIECE というアニメワンピースがずっと流れる公式のチャンネルを見ていたのだが、ここ最近はその配信がTikTokに変わってしまった(5月からはまたYouTubeでも配信されるらしい)。
私はTikTokはやっていないので、ONE PIECEは見られなくなり、5月までの間、YouTubeの違うチャンネルを渡り歩くことにした。

そこでまず見つけたのが『アイデンティティ』という芸人さんのチャンネル。
田島さんと見浦さんのコンビで、田島さんがドラゴンボールの悟空でお馴染みの声優 野沢雅子さんに扮した姿をされている。
いわゆる『DB芸人』(DB=ドラゴンボール)と言われる方だ。

私は初期のドラゴンボールの世代だけれど、残念ながら全く詳しくはない。
しかしアニメを見たことがないというわけではなく、ある程度の基本キャラの名前や性格、声、ストーリーの流れなどは分かる。
本物の野沢さんの容姿をテレビで拝見したこともある。
なので、そのアイデンティティ田島さんの声や姿がどれだけ似ているかはすぐに分かった。

それでアイデンティティさんのチャンネルを見始めたのだけれど、田島さんの描くDBの絵や、悟空なまりの歌い方でDB以外の曲を歌う動画が面白いと感じて何日か見入っていた。

YouTubeは一つチャンネルを見終わると、CMを挟んだりしながら次の関連のありそうな動画が流れるかと思うのだけれど(無料版の場合)、そのようにオススメされる形で、今度は『まろに⭐︎エールTV』という栃木のTV番組チャンネルに飛んだ。
なぜ栃木テレビ?と思ったのだけれど、その答えはすぐにわかった。
その『まろに⭐︎エールTV』は、アイデンティティさんがレギュラー出演されていて、DB芸人さん達が出演する番組だったのだ。

そこにはベジータ扮するR藤本さん、フリーザ扮するBANBANBAN山本さんがレギュラー。
回によっては他のDBキャラの芸人さんがたくさん出演されていた。
TVの方が見慣れている私にとっては、YouTubeらしい構成のチャンネルよりも『まろに⭐︎エールTV』の方が見やすくて面白みを感じるチャンネルだった。
栃木のオススメを紹介する側面もあるので、飽きないし、旅行に行ってみたいなぁと情報を得られる側面もあった。

DB芸人さんのボケに関しては、私自身がDBに詳しくないので毎回分かるわけではなかったのだけれど、DBが好きな人からしたらあの場面かぁ〜って分かって楽しいんだろうな〜と思う。

何でもかんでも、本当に小さなことろまで拾ってDBの話題に持っていくところは本当凄いなぁとその頭の回転度合いに感心笑

もちろん芸の好き嫌いは見る人によりそれぞれあるだろうなと思うけれど、そのニッチさというか振り切った感じが私は面白いと感じた。
ハマる人にはハマるだろうだなぁと笑


結局のところ、ONE PIECEからドラゴンボールになっただけでしょ?と言われればそれまでなのだけれど笑、この二つに対する『スキ』は私の中で大きく違う。

アニメ関連である点は同じだけれど、
ONE PIECEはアニメをそのまま流しているチャンネルで、DB芸人さんの方はあくまでもDBにまつわる芸人さんのネタや語り、やり取りを見るチャンネル。

ONE PIECEは、ストーリーやキャラクターの設定や深さ、複雑さなどストーリーそのものに関心があっての『スキ』。
DB芸人さんの方は、DBキャラクターに扮した芸人さん達の発想力や機転、キャラクターとの共通点やギャップに生まれる笑いが『スキ』。


ここまで書いてみて気付いたことがある。
ONE PIECEとDBはどちらが好きかとかそういう話ではなく、
DB芸人さんのようなある種の二次創作が、私は好きなのかもしれない。

昔からそういう側面があったように思う。
私は自分の性格や特徴を説明する際に『妄想癖』と答えることがあるのだけれど、まさにその点に当てはまるのではないかと思う。

私は学生時代に、もしかしたら人よりも空想にふけることが多いのかもしれないと思う出来事があった。なので、『妄想』という言葉を使って性格を表現していたのだが、『妄想』という言葉に対するマイナスイメージを払拭するために、『想像』と置き換えて聞いていただいたほうがいいかもしれない…。

この『妄想(想像)』は、『(二次創作の)創造』とも言い換えられるかもしれない。
プロの人が練りに練って誕生した漫画やアニメ、小説などのキャラクターは自分の中でより具体的にリアルに動かすことができると思うのだが、その自分の中にできたキャラクターを自分で考えた場面や自分の理想の場面に登場させて動かすこと(二次創作)が私はスキなようだ。

簡単な例を出すと、自分の通った学校にONE PIECEキャラのルフィやゾロ、サンジを登場させて、授業や運動会があったら……と言った具合だ。(そのストーリーを恋愛にすれば夢小説と言われるものになるのかな?)

そのような既存のキャラクターを丸々使う形ではなく、自分で作ったキャラクターにすればそれは(作品の良し悪しは置いておいて…)一つの物語・作品になるだろう。

この二次創作の楽しさを私は『妄想』の経験から既に知っているわけなのだが、私の知っているキャラクター数にも限界があって、私の設定した場面にピッタリ合うキャラクターがいない場合はもちろん新しくキャラクター自体も作ってしまう。

これを既存キャラクターを使わずにスタートして一つの作品を作ることができたら自己満ではあるけれど、さぞ楽しいだろうなと思ってしまった。

それを昔に気付いて少しやったのだが…楽し過ぎて没頭し過ぎて(私は一つのことをやり始めると寝食忘れてのめり込むタイプ)、普段の生活が危うくなったので辞めた過去がある笑

今回のYouTubeの『スキ』を見返して、昔のあの楽しさを思い出してしまった。
今なら少しは自分を制御できるかな…?
また少し始めてみようかな?

そんな風に少し未来に楽しさを見出せた素敵な朝でした。

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