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韓食薬膳レシピ~冷え性おすすめ!ズボラ流鶏粥(タッジュク)

日本で良く知られている韓国料理、参鶏湯。

体調が優れない時や、養生食として良いのですが、

家で作るにはハードルが高い料理でもあります。

韓国の家庭では、参鶏湯と同じ食材を使った「鶏粥」を

養生食としてよく作ります。

高麗人参、韓薬、乾燥なつめ、鶏まるごと一羽を使ったりますが、

日本では、なかなか手に入りにくいので、

今日は普通に手に入る食材で簡単に作れる「鶏粥」レシピを

ご紹介したいと思います。

病後の回復食としても良いですし、

これから寒くなる時期、冷え性でお困りの方にもおススメです。

もちろん!!1,2,3完成のズボラ流なのでご安心あれ^^

1準備

鶏肉2,3種類の部位(もも、胸、手羽など)

*骨付きは必ず用意!!美味しいスープができます。

長ネギ2、3本

にんにく、ローリエ

(あれば)乾燥なつめ、銀杏

もち米

黒米(おすすめ!なくてもOK)

以上!!

           ここで鶏皮について

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韓国では、鶏皮はコレステロール値を上げてしまう、

カラダに良くない部位とされていて、薬膳としていただく際には

除去することが多いです。

また、皮を除去せずスープを作ると、脂分がきつく感じることもあります。

ここはお好みで^^

除去する場合、皮は捨てずにパリパリ焼きにするのも手だと思います。

2スープ作り

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まずは、もち米&黒米を洗米します。

お米はもち米でも黒米でも美味しくできます。(混ぜてもOK)

私は、黒米が好きなので、この時には100%黒米に緑豆を混ぜました。

緑豆は鶏肉と相性が良いらしく、韓国では鶏肉の定番のお供です。

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鶏肉、長ネギ、ニンニクでスープを作ります。

(乾燥なつめ、銀杏もここで)

長ネギですが!

あれば、、根も一緒に煮込むと風邪予防になると言われています。

また、銀杏も気管支や肺に良いらしく、鶏肉スープによく合いますよ^^

少し日にちの経ってしまった鶏肉を使う場合は、ローリエも入れましょう。

(多めの)水から煮込んでいきます。

強火で沸騰させて、沸騰したらアクをとり、弱火にして40~50分ほど

じっくり煮込みます。

私は圧力鍋を使います。(鶏肉がホロホロと柔らかくなります)

圧力鍋の場合だと、強火で火にかけて、圧がかかったところで

弱火で20~30分ほど。

スープ完成~~^^

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鶏皮は、ほぼ除去しましたが、それでも若干の脂が残ってしまいます。

許容範囲ってことで^^;;(これが私なのです)

鶏肉とその仲間たち(ねぎ、にんにくなどなど)は、他の鍋へ引っ越し!

お次は~~?

3お粥作り

美味しくできたスープでお粥を作っていきます。

圧力鍋を使う場合は、洗米したお米をスープに投入し、

強火で圧をかけ、かかったところで弱火にし10分ほど。

圧力鍋ではない場合は、お米からお粥にするのは時間かかるので、

炊飯器であらかじめ炊いたものを入れて、作っても良いと思います。

(ここはみなさんのやり易い方法で)

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黒米が入ると、色もこんな感じに仕上がります。

ここに、ごまとねぎを散らせば、見た目も栄養もUP^^

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鶏肉は、別にお皿に盛り、キムチやサンチュと一緒に^^

病後の回復食としていただく場合は、

消化を促進してくれる蒸しキャベツがおススメ。あとは、、

韓国食定番である生玉ねぎ&サムジャンも良し^^血管サラサラ効果大!!

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茹で鶏とキムチの組み合わせ!この子達がよく合うんです^^

韓国では、季節の良い春や秋に韓方薬を処方し、

きびしい暑さや寒さに備える人が多いです。

これから免疫力が低くなりやすい冬に備えるためにも

カラダを温める鶏粥^^もってこいだと思います。

お試しあれ!!




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