金原 栄「人生彷徨」

一生を終えてのちに残るのは われわれが集めたものではなく われわれが与えたものである …

金原 栄「人生彷徨」

一生を終えてのちに残るのは われわれが集めたものではなく われわれが与えたものである (Gerard Chaudry) https://www.facebook.com/sakae.kanehara/

メンバーシップに加入する

イチエ・コンサル・ドアは、異業種交流Tokyoイチエで30年間にわたり培う交流をベースに、あらゆる世代の皆さま方の挑戦の為の出会いをサポートする場です。 アイデアをカタチにしたい、発表の場が欲しい、ビジネスパートナーが欲しい、起業したい。そんなあなたの「夢」を現実のものにする為に、様々な職種のメンバーから、あなたに合ったスキルを持つ人脈や専門家を、私たちがピックアップして、マッチングいたします。 ◼️「イチエ」メンバーの職種(例) 弁護士、一級建築士、FP、管理栄養士、経営者クラブ専務理事、エアポートホテル・文化財発掘調査会社・ハウスメーカー・工務店・設備機器会社 各代表、南仏家庭料理レストラン・和食堂チェーン・フランス菓子とチョコレートの店・パン工房・ワインショップ・フラワーショップ・エステサロン 各オーナー、美容総合アドバイザー、和菓子屋三代目、そば処五代目、ICTコンシェルジュ、ジュエリーデザイナー、フォトグラファー、手相鑑定士、ワインコンサルタント、ソムリエ、利き酒師、人形作家、画家、声楽家メゾ・ソプラノ、チョークアーティスト、ファッションデザイナー、地方議会議員 etc.

  • コンサル・ドア 相談カード

    ¥100 / 月
    初月無料

マガジン

  • 異業種交流 イチエ・アーカイブズ

    1994年11月の発会から30年。340回の例会数を優に超えるまで継続した水戸発・異業種交流会『一会俱楽部』の軌跡を辿ります。 ・・・・・ 巡り来て 梅はいちえの 走馬灯 ・・・・・

  • 人生彷徨

    私は茨城県高萩市にかつてあった炭鉱町で生まれ育ち、中学生までをそこで過ごしました。炭鉱町の大人のオトコ達はお酒が大好きで喧嘩が絶えず、長屋の屋外にダイコンを干す母親であるオンナ達の背からは、冬でも湯気が立ち昇るような熱気がありました。 小学校は千人を超す児童が通い、通学路には、炭鉱の引込み線の蒸気機関車がモクモクと黒い煙を吐きながら、私たち児童が追いかけるのをものともせずに石炭を運んでいました。 父の定年退職に合わせて、太平洋を望む台地近くに建てた自宅へ転居し、そこで高校生活を十王町側(東京方面)に建つパラボラアンテナを眺めながら「あの空の向こうにはどんな希望が待っているのかな!?」と日々考えながら、その大切な3年間を勉強もせずに過ごしました。

  • 地方都市ホテルの挑戦。2001

    若きホテルマンが、「ホテル塾」の卒業レポートのかたちをとり、地方都市ホテルの開業の顛末を、熱く綴る・・・

最近の記事

  • 固定された記事

金原 栄:プロフィール

金原 栄 sakae kanehara18歳の時、グラフィック・デザイナーを志し上京。 10年間の東京生活の後、再び故郷へ戻り、そこから、 地方ホテルに30年間勤務した元ホテル取締役総支配人。 現在は都内在住。 その30年間の業務経歴の中で、開業準備室長として、 ふたつのシティ・ホテルとひとつの結婚式場の開業を担当・経験する。 私は茨城県高萩市にかつてあった炭鉱町で生まれ、中学生までをそこで過ごしました。炭鉱町のおとなの男達はお酒が大好きで、酔っぱらうと喧嘩が絶え

    • 「巡り来て」Tokyoイチエ:2月新春水戸例会 2024/2/2

      現在、残り3回となった5月水戸例会を案内しているイチエですが、前回2月例会の案内時には、新年早々の震災とぶつかり驚かされたものです。もっとも当時の私は、体調が思わしくなく臥せっていて、その揺れにも全く気づきませんでした。 前々日を八ヶ岳のホテルで楽しもうと強行したのも禍しましたし、1月6日には熊谷ラグビー場で、リーグワンの埼玉VSトヨタの試合を観戦。喉風邪を更に悪化させました。 やっと落ち着いてからSNSを覗くと、変わらずアクティブにご活躍されている方々、同じように体調を

      • ふと、水戸の薫りが恋しくなった日は…

        自宅から地下鉄に揺られて、ウトウトとする間もなく到着する水道橋駅。そこから徒歩数分にある小石川後楽園は、休日とあって程よい人の波。 梅の香を求めて来たが、素晴らしく手入れされた庭園は、木々の合間をくぐりぬけ散策に誘われるコースづくり。 お土産売り場にあった、水戸の梅や、サザの将軍珈琲が何とも懐かしく感じる半日となった。

        • 「なんと、3名の正会員が誕生!!」Tokyoイチエ:11月水戸例会 2023/11/17

          今月の例会は、”帰省する”ような気持ちで水戸へ向かい、皆さんの元気なお顔を拝見することが出来ました。 話しはいきなり来年に飛びますが、2024年・2月・5月・8月は、今回と同じように、水戸を会場として例会を開催、11月の30周年を最後に、皆さんに愛された我々の「イチエ」は幕を降ろします。 残りの”イチエ”に、どんな一期一会が待っているのか、これもまた、小さな緊張感を持った主宰者なりの楽しみのひとつです。 さて、今回の例会場は、いつもエネルギッシュにご活躍されておられる正

        • 固定された記事

        金原 栄:プロフィール

        マガジン

        • 異業種交流 イチエ・アーカイブズ
          67本
        • 人生彷徨
          39本
        • 地方都市ホテルの挑戦。2001
          1本

        記事

          ありがとうベッカーズ

          池袋に立ち寄ると、ひと息つくのに丁度いい場所にあったベッカーズ。 一時間でも、場合によっては二時間以上も、 ただただ駅前の通りを行き交う人々を飽きずに見て居られる、 私にとっては、とても貴重なスペースだった。 ありがとう。 そして、さようなら、ベッカーズ。

          ありがとうベッカーズ

          イチエの季節が変わります。

          異業種交流・tokyoイチエ (旧称・一会俱楽部)は、私にたくさんの皆さま方との貴重な出会いをくれています。イチエなくして今の私はありません。 永い活動の中で最も記憶に残り、かつ感謝の気持ちを届けたいのは、亡き、大河原勝さん、田寺典江さん、成田正則さん、そして、大好きだった綿引こつえさんです。それぞれが鬼籍に入っても、未だに、彼らから掛けられた言葉や素敵な笑顔が忘れられません。 イチエには経営者の方々が多いのでご理解頂けると思いますが、トップにとっての数ある「決断」のなか

          イチエの季節が変わります。

          「生々流転」織音寿し

          いいお店には何度でも足を運びたくなる東京の街。 ”オリオンのオイル寿し”の味が忘れがたく、早速、銀座6丁目のベイサイド・サクラ12階に向かいました。 今回も二年前の例会の時と同じ、おまかせ握り10貫とつまみ2品、デザートが付いたランチコース『浜風』をオーダー。職人を前に、オイルや塩で味わいに緩急のついた”食のイノベーション”をたっぷり堪能することが出来ました。 ただ、何かがちょっと違う!! もちろん、二年も経っている訳ですから、変化や進化は当たり前のことであって、そうでな

          「生々流転」織音寿し

          「アナタへ贈る4つの心得」第336回例会 2023/06/26

          例会数が330回を超え、来年には30周年という節目が待つ私たちの交流会(Tokyo イチエ)は、これだけの年数を経ても、私に新しい発見をくれます。 それは、主宰者の私自身が毎回新たな心持ちで会場を探し、案内を作成し、参加者を迎え入れて来た。という事も、少なからず影響しているのだと思っています。 さて、昨夜の例会は、黄金色のロティサリーチキンを皇居の緑を眺めながら味わうことの出来る、が謳い文句のル・プーレブラッスリーうかいで開催されました。 焼きたてのロティサリーチキンを

          「アナタへ贈る4つの心得」第336回例会 2023/06/26

          「私はとても幸せでした」第335回例会 2023/05/29

          5月例会は、私が10数年以上も前に勤めていた古巣ホテルの中国料理レストランで開催しました。 ここ水戸プラザホテルは、何度来ても素晴らしいホテル。特にこのアトリウムガーデンパークは、なんとも表現し難いほどの素敵な空気感があります。 フレンチ、日本料理、中国料理、これら全てのホテルレストランのエントランスがアトリウムガーデンに面していて、ラウンジは、その中央にあるステージを望むようにある、いかにも手の込んだ造りです。 ガラス張りの天井は開閉式ですが、私の記憶が正しければ、開

          「私はとても幸せでした」第335回例会 2023/05/29

          「其処にふさわしい貴女」第334回例会 2023/04/24

          私は、ホテル業から離れて10年に迫ろうとしていますが、未だにひとと接することは嫌いではないし、変な意味ではなく、観察グセも抜けません。 それは例えば、出会うひとの着ている服や履いている靴、そして持ち物から、勝手にそのひとの人生のストーリーを創りあげてひとり楽しんでしまう癖です。 モアザングリル/ザ・ノット東京新宿店さて、数日前に開催された今月の「Tokyo イチエ」の例会場は、西新宿中央公園裏のホテル THE KNOT TOKYO 2Fにある、MORETHAN GRILL

          「其処にふさわしい貴女」第334回例会 2023/04/24

          「五感は触発されたか」第333回例会 2023/03/24

          あまりひとに教えたく無い場所。自分だけの秘密にしておきたいスペースがあるとしたら、ここは正真正銘そんなひとつに入ります。 といいつつも、自慢気に披露したくなってしまうこの真逆な気持ち、分かってもらえますか。 「感動・体感 2023」が謳い文句のTokyo イチエ。先月の例会も東京・銀座で開催されました。 場所は、みゆき通りと外堀通りが交差する「銀座西五丁目」交差点の一角。ジクロス ギンザ ジェムズの11階。地上30mの銀座の景色をテラス席から望むことの出来るバーラウンジ

          「五感は触発されたか」第333回例会 2023/03/24

          チョコとバナナのロティ by mango tree cafe 上野

          上野駅のアトレ2階にあるマンゴツリーカフェ。レトロなインテリアが郷愁を誘う。 この駅は故郷・高萩や、40年間お世話になった水戸に繋がる常磐線のその昔、終着駅だっただけに、思い入れ深く、オーダーした「チョコとバナナのロティ(¥1,089税込)」のチョコが、特にほろ苦く感じたりもした。

          チョコとバナナのロティ by mango tree cafe 上野

          「銀座の“蒼い深海”」第332回例会 2023/02/24

          今月の例会は、銀座のど真ん中の非日常感溢れるレストラン。銀座の“蒼い深海”とも評されるアクアリウムダイニングで開催されました。 「銀座 水響亭」 東京都中央区銀座7-5-4 毛利ビルB2F ℡03-3569-2710 店内には大小様々な水槽と優雅に泳ぐ熱帯魚。水槽に囲まれたソファー席など日常を遠く離れた空間があって、訪れる人を水に癒される究極のひと時へといざないます。 利用した日は金曜の夜で、カップル連れが沢山いらっしゃいました。一緒に行った仲間たちもその雰囲気に圧倒さ

          「銀座の“蒼い深海”」第332回例会 2023/02/24

          「顔のある犠牲者効果」第331回新年例会 2023/01/23

          10年に一度の大寒波襲来予報に振り回され、開催が危ぶまれた今年の新年例会は、1月23日の月曜日に予定通り実施されました。というのも、我々には数年前の新年例会が水戸市内の大雪で、延期を余儀なくされたというトラウマがあったからでした。 主宰者の私は、万一大雪の場合の対処を№2会員のTKさんと、一週間前から電話でやり取りし、ホテル・レストランとも相談しながら、刻々と変化するインターネットとテレビの気象情報をやきもきしながら注視しつつ、当日の決行を判断したのでした。 お陰で、当日

          「顔のある犠牲者効果」第331回新年例会 2023/01/23

          そこはモノクロームの小宇宙「熊谷雲炎 個展」

          工事中の渋谷駅の喧騒を抜けて、”ヒカリエ”のビルの中に足を踏み入れると、新春の華やかな人たちの笑顔があちこちに眩しく映る。 エレベーターの8階で目指すのは、新進の書家の個展。 到着したスペースは、今までの広々としたスペースや華々しさからは一種”隔絶”されたような6坪程度の小宇宙。しかし、そこには、作家の魂から放出されたモノクロームの不可思議な世界が広がっていた。 書家、熊谷雲炎の個展「person in the eyes」 2023.1.5 (木) ー 1.9 (月)

          そこはモノクロームの小宇宙「熊谷雲炎 個展」

          「飯炊き3年、握り8年」第330回例会 2022/12/21

          昨年最後のTokyo イチエ 例会は(第330回12/21)、六本木・東京ミッドタウンイーストおもて側の角にあるダイニングレストランで開催されました。 東京では久しぶりの夜の例会とあって、クリスマスシーズンのその雰囲気をシャンパン片手にカジュアルに楽しめるビストロがいいだろうという選択からでした。 参加者は7名。水戸から”いつものように”遅れて駆けつけた、絶対参加の№2.正会員さん。横浜からは、久しぶりに元気な姿を見せてくれた№32.正会員さん。東京での発掘調査のため、単

          「飯炊き3年、握り8年」第330回例会 2022/12/21