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つわりの時に助かったもの

この度妊娠した。29歳で初めての妊娠。基礎体温を測るだけ妊活を始めてから約半年だった。
現在は胎動を感じるようになり、本当に腹の中に生き物が入ってるんだなと実感している。生命の神秘。

目まぐるしく変わる毎日で、すでに妊娠初期の記憶が薄れそうなため自分用記録としてここに残していこうと思う。あくまでも一個人のこととして参考にしてもらえたら嬉しい。

私のつわりの程度は、何にもないを0、入院レベルを5とした場合、2.2ぐらいだと勝手に思っている。主には食べづわりと臭いづわりで、気持ち悪さは常にあるものの嘔吐することはなかった。というか意地で耐えていた。というのも、一度吐いてしまったら食べることが嫌になりそうで怖かったのだ。まぁ意地で耐えられいたのでその程度の辛さだったのだろう。
入院するレベルのつわりだった人が親戚におり、その過酷さ大変さも聞いていたので、このレベルで済んだのは本当にありがたいことだ。

以下に主に食料関係で役に立ったものを挙げていく。
わたしも寝込みながらベッドで「つわり 食事」で検索する日々だったので参考になったら嬉しい。

①うどん

最初つわりを感じたのは妊娠陽性反応から1週間後。よくわからない気持ち悪さだった。なんとなく調子が悪い。二日酔いに近いようで、ちょっと違うみたいな気持ち悪さ。だるさや頭痛もあり、午前中はソファーから動けなかった。
その後調子が戻り、疲れかな?と思っていたら数日後から食後胃が痛むようになる。今まで胃痛なんてものを感じたことがなかったので、これに結構苦しむ。最後は豚味噌キャベツ鍋が食べられず完全なつわり生活に突入した。

最初食べられたのがうどん。テーブルマークの冷凍うどんはもちろん、丸亀製麺やはなまるうどんにはすごくお世話になった。温かい肉や魚がダメで当然揚げ物は食べられず、ひたすらかけうどんをすする日々。途中からトッピングの生のネギも食べられなくなったのにはちょっと困った。

とにかく常に気持ち悪くて胃が痛くて頭も痛い日々だったのでずっと寝ていたが、食欲はないのにも関わらず何か口に入れないとみたいな意識はすごくあったのを覚えている。

②コンビニおにぎり

うどんも毎日毎日食べると飽きてくる。しかしなにかは食べないといけない。しかしあまり食欲はわかない。特に温かいご飯ものには惹かれない。
そんな時に食べてもいいかもと思えたのがコンビニおにぎりだった。コンビニおにぎりの最大に良かった点は冷たいところ。あと味が豊富でつわり中でも食べられる味が複数ありバリエーションがつけられるところもよかった。
特に食べやすかったのが梅系。他にも野沢菜やわさび系のさっぱりしたものも好きだった。鮭は若干生臭さがきになったものの貴重なたんぱく源だから…と思って食べていた。普段好きなツナマヨは食べたいと一切思わなかった。不思議。

③コンビニパスタサラダ、ラーメンサラダ

麵系は比較的食べやすくて初期は温かいものを食べていたが、だんだんそれも無理に。そんな中コンビニのパスタサラダは冬の時期に貴重な冷たい麺類だったのでよく食べていた。しかもコンビニのパスタサラダやラーメンサラダは味付けがさっぱり系のドレッシングであることが多い。マヨネーズやごまドレの濃厚な味が無理だった私には、野菜もたんぱく質も取れる貴重な食料だった。

④クリーム玄米ブラン、SOYJOY

空腹だとより気持ちが悪いということに気が付いたのがつわりが始まってから2週間たったぐらいだった。そこでベットから起きだした瞬間口に入れられるものを求めるようになる。
これらはなんの用意もなく食べられるのがありがたかった。しかもかなり日持ちする。どうしても外出しないといけないときに鞄に忍ばせたりもしていた。
たんぱく質もそこそことれるのが嬉しい。
クリーム玄米ブランはカカオ以外の味すべて、SOYJOYは3種のベリーとアップルが食べやすくて好きだった。


⑤Pasco スナックパン

割とパンは食べられることに気が付き、最初はコンビニサンドイッチを食べていたが、卵サンドなどつわりでNG食材も多く、そんなに種類もないので手に入れるのに苦労した。
そこで思い出したのが小さいときによく食べていたこれ。プレーンなら味もシンプルだし、一本が小さく、食べる量の調整もしやすい上に日持ちもする。夜中に空腹による気持ち悪さで目覚めた際、これ1本だけ食べて寝るとかもしていた。


⑥旦那の協力

最後はこれ。これがないと本当にやっていけなかった。
普段の食事担当はわたしだったのだが、ある日それも突然放棄。ほぼすべての家事を担ってくれた。
上にあげた食料はすべて旦那に買ってきてもらった。在宅勤務の合間にミネストローネやポトフを作ってくれ、出勤の帰りに私の難しい要望にあわせコンビニから色々買い集めてくれた。
私にあわせうどんやコンビニごはんに文句なく付き合ってくれたことにも感謝しかない。
本来子供を持つことにそんなに積極的ではなかった彼が、つわりの時のサポートを当然のようにやってくれる姿に「これなら今後もなんとかやっていける」と思えたのはすごく安心材料になった。「妊娠出産の恨みは一生の恨みになる」とはよく言われることだが、妊娠初期だけでそれを痛感している。
そんな旦那をより大事にしたいと思えた。


まだまだ妊娠中期。今後もなにがあるかわからない。でもこれでだいたい折り返しでもある。順調にお産まで進むことを祈るばかりだ。

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