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1年生が終わって。

つい先日、大学の成績が出た。全てを取り零すことなく、単位が取れたことが判明した。つまり、本当に大学1年生が終わってしまったのだ。

1年生を振り返ると、19年しか生きていない中でも1番と言っていいほど、挑戦的な1年間だったと思う。今までの私からは想像できないほど活発に動き回って、授業だけでは学びきれないことを、実際のフィールド上で学ぶことができた。果敢に挑戦していくことで、自分自身にも変化が生まれたと思う。臆病なところは相変わらずでも、やってみようと思う気持ちとか、私ならきっとできると思える自信とか、新たに手にしたものも沢山あった。そんな1年だった。

高校生の頃からやりたいと思ってきたことも、いくつか達成することができたし、叶えることができた。学生ブログの運営に関われることになったり、オーキャンにスタッフとして立つことができたり。幸せな1年生としての学生生活だったと思う。

高校生までは、成績が嫌いだった。これは前にも書いた気がする。ある程度の忖度で数字がつけられるあの環境。先生に気に入られている子から順に声がかかった指定校推薦。数字が貰えるのは本人の努力もあるけれど、最後は先生の好き嫌いだったと肌で感じてきた。あの環境は吐き気がするほど好きじゃなかった。でも大学は違う。ひたすらに自分の限界との戦い。さらに言えば、それまでの過去の自分の成績との戦い。周りのことは気にしなくて済む。その代わり、忖度の一切ないリアルな数字が、私の努力に対する評価として返される。春学期はそこそこの成績だったと思う。そして秋学期は、自覚通り辛口のものもあったけれど、すべて納得のいくさらに1歩上の成績をとることができた。GPAも、納得いく形で落ち着いた。欲を言えば1年の春学期、もう少し頑張れたのではと思う部分もあるけれど、その分、秋を全力で過ごせたから良かったと思う。

社会福祉士というものが専門性に欠けていたり、業務独占資格でないという弱さを持っていたりすることを学んで、思うことはたくさんあった。周りの子たちが早々にして社会福祉士の国家資格を取得する意味を見失い、モチベをなくしていく中で、私はこの1年、たとえ専門性がなくて業務を独占できない資格だとしても、この資格とともに私だからこそやれることがあるかもしれない。そんなことを考えてきた。誰でもやれる仕事かもしれない。でも、私にしかできない何かを、その仕事の中で見出したい。そう思うことは、甘い幻想に過ぎないかもしれない。でも、そんな幻想を形にできる日が来るなら、私はまだ信じていたいし、変わらずこれから先も社会福祉士を目指したい。医療ソーシャルワーカーと名乗れる日を強く強く、想い続けたい。

2年生からは遂に実習が始まって、厳しいことがもっともっと増えていく。不安なんて尽きることがないけれど、誰もが乗り越えていくものだし、最後は結局、楽しんだもん勝ちなんだと思う。ボランティアとはまた違う、さらに1歩深いフィールドで学べると思えば頑張れる。強くなるために、頑張らないとなって思う。

大学1年生は、人生で初めて皆勤賞だった。今までの私からしたら、これは本当に本当に凄いこと。休みがちだった中高時代からは想像もできなかったけど、環境って本当に大切なんだと実感できた。そんな環境にも広く目を向けて、気づける医療ソーシャルワーカーになれたら、と思う。かつての私が環境に苦しめられてきたからこそ、環境が人にとってどれだけ影響を与えるものか、人よりほんの少し多くのことを分かっているはず。たからそれもいつか活かせたらいいなと思う。

2年生は、これまでの1年間を超えるくらい挑戦と努力でいっぱいの学年にしたい。笑顔も幸せも、もちろんあって欲しい。頑張れ、私。

p.s:ここ数日、あまり心の状態がよくないので、noteの頻度はがくっと落ちると思います。書きたいことも見当たらなくて、かつての私みたいに想いの溢れるnoteが書けなくなっています。フォローしてくれている方、ごめんなさい。しばらく何も書けないかもしれないし、前みたいに上手く書けないことが増えると思います。いつも読んでくれてありがとうございます。皆さんのハートとコメントに救われる日々を過ごしています。そんな優しい皆さんの元にも、幸せが訪れますように。

それでは、また。

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