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宣言。

こんばんは

今日、学校でちょっとモヤっとすることがありました。今の気持ちを聞いてもらってもいいですか?

私は今、とある大学を目指して勉強しています。その大学の試験日は約2週間後に迫っています。高校では授業がほとんど自習になることが多いので、私は赤本を解いていました。そこに、ちょっと苦手なクラスの子(以降、この子をAちゃんと呼びます)が話しかけてきました。

Aちゃんは私とタイプは全く逆です。何をやるにも、適当でいいんだよ〜、何とかなるよ。という感じで、よく言えばポジティブで楽観的。そんなAちゃんが、私と同じ大学に出願したと言ってきました。第1志望ではないらしいけれど、私と違う学部に出願した、と。

別に彼女は何も悪くないです。ここまでは。ただ、私がモヤっとしたのはここからで。自然な流れで私が、『赤本解いた?独特だよね、この大学の問題って。』と言ったら、Aちゃんは『赤本買ってないよ?どうせ受からないもん。無理無理。』と。

普段から私のnoteをよく読んでくれる方なら、もうこの時点でピンと来たかもしれません。そうです。私はこの、『どうせ受からないもん無理無理。』という台詞が嫌で仕方なかったのです。

私は今まで、夢に近づきたくてどんなときも止まらずに勉強してきた自信があります。正直、合格できるのか、と言われたらそれはやってみなきゃ分からないとしか言えませんが、後悔しないくらいには、努力してきました。それに比べたらAちゃんは、休み時間やお昼の時間に私が勉強していても隣で永遠に喋り続け、挙句の果てに○○大学があるから最悪大丈夫だよ、というような最低なことを言ってきます。励ましでもなんでもない。ただの逃げ、だと私は勝手に思っています。どんな時も前を向いて努力してきた上で、やっぱり無理だって言うなら頷けます。頑張ったんだね、悔しいね。でも一緒に、あと少し頑張ろうよ。きっと、そんな言葉が浮かんでいたでしょう。でも、私が見ている限り、誰かが必死に単語帳をめくるその瞬間も、友達と集まって喋っている姿を、声を、私は感じていました。

何をするにも、第一声は無理。適当でいいよ。
あなたの適当、は適度に、ではなくて雑に、投げやりに、っていう諦めの意味しか詰まってない。

別に私の価値観を押し付けるつもりはさらさらありません。頑張る気持ちがあるとかないとか、そんなのは人それぞれだから。でも、私がいつも単語帳とか参考書とかを手にしていたのを、彼女は割とそばで見てきたはずです。それなのに、そんな無理だなんてよく言えたもんだなって。

足を引っ張られたくなくて、咄嗟に無視してしまいました。私は、あの大学に行きたくて、ここまで本当に苦しかったし、今も不安で仕方ないです。だからAちゃんの言葉が、許せませんでした。

実は、高校受験の時にも同じようなことを言われたことがありました。状況も全く同じで。これはまた違う子ですが、私が本気で目指していた高校の試験の数日前。たまたまあった近所の子に、『私もそこを受けるけれど、行きたくないところだから落ちたらおめでとうって言いに来てね。』と笑顔で言われたことがありました。

あの時と同じです。本気で頑張っている私自身のことをバカにされたような気分。これが一番伝わりやすい今の気持ちです。誰も、一緒に頑張ろうなんて言ってくれない。それが受験。それが勝負。だから別に構わない。でも、頑張っている人に向かって水を差すことを言う人がいちばん、許せないし、醜いんだと身をもって感じました。

ここに宣言します。
私は、1月中旬の合格発表で受験の全てを終わらせます。ここまでボロボロになりながらも勉強をやってきたのは、誰かに馬鹿にされるためでも、足を引っ張られるためでもありません。医療ソーシャルワーカーになりたい。誰かのために動ける人になりたい。初めてみつけた現実的な夢のために頑張ってきたんです。だから絶対叶えたい。叶えます。ここで宣言してしまったら、失敗した時に恥ずかしいかもしれません。でも、本当に悔しかったんです。どうせ無理って思っている人と同じ土俵に立たなきゃならないことが。どうせ無理、の言葉の裏に、なんとかなるかも、っていうあいつの甘さが隠れていることが悔しいんです。3年間、怖いこと、苦しいことから逃げたくても逃げられなかった日々の中で、必死にもがいてきた私の努力を、笑われたような気がしたんです。誤解でもいい。この際、私の被害妄想でもいい。とにかく、もうこれで私の勝負は最後にしたい。ずっと夢見てきたんです。笑顔で卒業できる日のことを。ずっと、我慢してきたんです。どんどん壊れていく心を誤魔化して、ペンを握って教科書を抱えて、あとちょっと、あと少しって。届きそうで届かない目標を掴みたくてたくさん手を伸ばしてきたんです。それが今、やっと届きそうなんです。絶対諦めません。絶対やり通します。

だから、あと少しだけ、力を貸してください。この宣言をしたことを、たとえ後悔することになろうとも、私は最後の最後まで絶対に、この宣言を消しません。怖いし、宣言する意味もあるのか分からないし、やっぱり宣言なんてやめようかなって思うけど、3年間の決意をここで無かったことにはしたくない。色んな人に応援してもらって、君ならできるって言ってくれた先生のことも、あなたは大丈夫って言ってくれる両親も、そして何より、いつもコメントをくれる皆さんの存在も、声を、全部を力に変えます。

イマニミテイロ。

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