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普通のおじさんが税理士試験合格目指して25年もかかっちゃった件-7回-

先日の日曜日は少しゆっくりできたので一人で映画など見に行き(結婚もしていて子供もいますが日曜日は奥さんはパート、子供は仕事なので)、仕事に使用するパソコンのハードディスクが遅いのでSSDに換装。そして投稿を余裕もって書こうかな、なんて思っていたらケチってしまった罰か1TBか512GBと容量を少なくしたせいでデータコピーが上手くいかずあれやこれやと。結局投稿すらできませんでした。ので今日少し投稿します。


「わたし」の職歴

「わたし」の職歴を軽くお話しします。オリエンタルランドを辞めた後1年間専門学校で勉強に専念しました。退職した年に子供が生まれたため(よく辞めたな)、無職であることが何となく世間的に後ろめたかったですね。その後会計事務所に就職しましたが、その事務所は環境が悪く2年で退職。また勉強専念していたのですが、辞めた事務所の番頭さんが独立して仕事手伝ってくれないか、と相談があり、アルバイトとしてちょっとお手伝いしていました。その事務所のクライアント数が徐々に多くなり、結局その先生のところで正社員に。その事務所には12年在籍してましたね。
12年勤めましたが色々あってクビのような感じで退職。仕事なくなっちゃたので良いチャンスかな、と税務署で確定申告繁忙期のアルバイト、その後は某大手スーパーで早朝4時からの品出しバイトなんかやりました。この辺りも機会があれば詳しく書きないなぁ。都合会計事務所は6か所経験しました。
会計事務所を転々とした理由は2つ。給料が低いことと事務所の方針と自分の考えが合っていなかったから。

会計事務所は薄給

販売業と違って世間一般が物価高になっても会計事務所は大概価格転嫁ができません。ですので最初顧問契約を締結するために値引きをしてしまうとずっとその報酬となり、余程のことがないと値上げが難しい。よって事務所の収入が頭打ちなので昇給は不定期となります。
また、以前書きましたが特に年配の先生は給料払って勉強させてあげている。だから待遇に文句なんか言えないだろ、と考えている先生が多いように思います(決してそう口にしているわけではありませんが節々でそう感じること多々あり)。若い先生の方がそのあたりは柔軟な気がします。過去私が勤務していた事務所には社会保険がありませんでした。先生より「人の社会保険料を負担してあげるつもりはない」とはっきり言われました。従業員は「わたし」一人だっだので「もう少し言い方あるだろ」とは思いましたけどね。
労働分配率も低いです。勤務した別の事務所の先生は「売り上げの3分の1は従業員。3分の1は事務所。3分の1が自分」って。おいおい、3分の2も取るんかい!今の事務所も似たようなことを言います。事務所の立地や営業へのお金のかけ方等々、事務所により諸事情は違うと思いますが「わたし」の経験はそんな感じ。従業員の社有車はポンコツの軽自動車でボロボロなのに先生はレクサスやベンツに乗っていたり・・・。まぁ、それを見ていつか自分も税理士になってベンツ乗ってやる!!と反骨精神で勉強頑張るということもありますが何か間違っているような気がします。

居心地の悪い事務所

「わたし」は12年勤めた事務所があったので会計の方針について良くも悪くもその先生の影響を強く受けました。非常にまじめな先生でしたから少しでも家事費の要素があると帳簿から抜いていたなぁ。その後いろんな事務所に勤めてみるとその事務所の色、があります。それに自分が合っていないと本当に息苦しい。そんな理由で1年足らずで辞めた事務所もありました。架空経費突っ込んでいた事務所は本当に酷かった(その事務所の名誉のためこれ以上書きませんが)。
ただ、この道を選んでよかったのは50歳過ぎても事務所合ってないや、と言って辞めちゃったりしても比較的すぐに次の職場を見つけることができたことです(今の職場での採用を見ているとこの年齢でよく転職できたな、と冷や汗出ますが)。オリエンタルランドでずっと働いていて、例えば40半ばでリストラにあいクビになりました。となっても再就職は難しいでしょう。職種が特殊なので受け皿ないし、他の会社からするとあれだけお金かけりゃそりゃぁ集客できるよね。従業員が優秀だからなのではなくてディズニーってブランドがあるからだよね、ってことです。実は勉強専念する前にちょっと迷って一般企業の採用に応募もしてみた(当時32歳)のですが箸にも棒にも引っ掛かりませんでした。

「わたし」はまだ良かった方ですね

この投稿を始めて、700回以上投稿を読んでいただきました。ありがとうございます。スキしていただいた方にはどんなこと投稿されているのかな、と記事をいくつか読むようにしています。ハッシュタグのとおり転職を考えている方や税理士開業された方、勉強中の方にスキしてもらっているようです。転職活動中の方や勉強頑張ろうしている方の記事を読むと「わたし」は恵まれていたなぁ、とつくづく感じ、また勉強になります。偉そうなことは言えないなと身が引き締まる思いです。
でも今までの仕事人生で痛感したのはサラリーマンってやっぱり使い捨てでどんなに頑張っても会社の方針で閑職に追いやられたり、パワハラにあったり。それが原因で体壊そうが精神病もうが責任含め面倒は見てくれません。「わたし」は後遺症はないのですが職場で脳梗塞で倒れたことがあります。何事もなく社会復帰できたからよいものの体が不自由になっていたりしたらと思うと本当に恐ろしい。いつでも会社から見放されても生きていけるだけの力をつけておくことは今後の、特に日本では重要なことだと感じています。今年、おそらく出来レース的に年金の支払い完了年齢は65歳に引き上げられます。受給開始も70歳からとなるのも時間の問題でしょう。65歳まで他人に搾取され続ける人生ってどうなんでしょう。
ちょっと言葉足らずで暴論なのですが根本的にはそう考えます。ですが「わたし」も56歳。正直、今の職場で穏やかに65歳くらいまで勤めてその後は年金で・・・。なんて思っていましたがどうしてもそれが気分的にできなかった。皆さんと一緒に頑張ってみます。

あとがき

転職や独立を考えている方に税金面や資金繰り的にサラリーマンとどう違うのか、なんてことも投稿していきたいです。でもこの辺はお金かけて動画作成しているyoutuberの方がわかり易かったりします。勝手にお勧めして良いのかわからないので作者の方に許可が取れれば参考になるyoutubeの紹介なんてできたら良いなと思っています。私がやるより既にあるなら・・・。

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