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心地良く過ごすこと、マインドフルに暮らすこと

今回は私のライフテーマとも言える『心地良く過ごすこと』について改めて考えてみました。
私が、心地良く過ごすこと、またはマインドフルに暮らすようなったきっかけを交えながら書いていきます。

マインドフルな暮らしとは

今まで心地良く過ごすこと、マインドフルに暮らしている理由みたいなところにはあまり触れていなかったことに気づきました。

というのも、
「今日から心地良く過ごすぞー」
「よし!マインドフルに生きていこう!」
という感じで始めたものではないので、どう話していいかがわからずにいました。
ですからこうかもしれないな、と考えたことを書くことにしました。

まずはマインドフルとは何かですが、雑念のない今を感じながら暮らすことです。
マインドフルネスという言葉がありますが、これはどちらかというと瞑想によっていますが、今回お話ししたいのはそっちの方ではなく、丁寧な暮らしのような感じ、といった方がわかりやすいでしょうか。

私は瞑想もしますが、今回はライフスタイルに関するいる内容です。

それから、決しておしゃれな暮らしをしているわけではないですし、特別丁寧な暮らしでもないです。

ただ、一つ一つに対して、自分の感覚を大切にしています。
五感が満たされることに関しては、とても敏感ですし好きです。

今現在

今はとにかく、感覚を大切にしています。
特に香りに関するものにはこだわりを持っています。
いい香りであればあるほど嬉しいです。誰でもそうですよね。
複雑な香りも好きですが、単調な香りも好き。

これは精油をはじめ、お香などを生活の一部としています。
ないと困るんです。
香りをただ香らせるのではなく、香りによってどんな風に感じているのか、自分を観察するのです。
こういう言い方をすると変わっていると言われますが、そうしないとただいい香りーってだけになってしまうので、ちゃんと感じ取ることと自分がどう感じているかを大切にしています。

今は香りの話をしていきましたが、自分の興味のある対象にはこのように、自分自身を観察しています。
それに集中するというか、意識を他の場所には移すことなくそこに留めて意識を寄せ集めるんです。

川の流れる音を聞いたり、虫の声を聞いている時、美しいな、綺麗だなと聞き入っている時は他の音が聞こえないくらいに、そこに意識を寄せるようにしているそんな感覚です。
もっとわかりやすく言うと、何かに集中している時は他のことが入ってこない、と言う状況と同じ感じです。

多分知らず知らずのうちにその様な状況になる人人は多いですし、そんなものです。

曖昧なきっかけ

暮らしの全てを感じる、そのきっかけになったのはおそらく子供の頃にあると考えていました。
でもどれかはわからない。

思い当たるのは、子供の時、花火をした時にした音を聞いて集中した時や花火の匂い、先生の上靴の音がいい音だったこと、机にあたる消しゴムがいい音だったこと。
夏、朝起きて葉っぱの匂いがいい匂いだったこと。

こんな単純なところです。
すごく曖昧で大雑把で結局よくわからないが答えです。
だからわざわざ書く必要があるのかどうかわかりませんでしたが、改めて考えるきっかけになりました。

とにかく色々な心落ち着く、なんか良いな探しをしていた感じかもしれません。
それを今でもやっている感じなのかも。

気づくと小学生の時には耳を澄ませて、鼻を敏感にさせていました。
家の近くに小さな川があって、窓を開けていると家にいる間中ずっと聞こえました。
その音がとても心地よく、それを聞けば気持ちよく眠れたし、嫌なことも一緒に洗い流してくれる様な気がしたので、寒くても窓を開けていた中学時代です。

高校生の時はとにかく虫の声にハマり、聞こえないと落ち込むくらいに好きでした。
聞くと心癒されすから。
その後、練風鈴にもハマりました。
風鈴を窓を開けて使うのは近所迷惑かなと思っていたので、家の中でよく通る場所にかけていい音色と共に暮らしていました。

そして今

そんなこんなで今があります。
今は好きなもの全般に対して、こんな感じです。
いちいち感覚を確認します。
ですから集中できない時は、心が乱れているとすぐにわかります。
だから整えるためには、マインドフルになる必要があるんです。

私は本を読むのが好きなのですが、本の内容はもちろんですが、紙の音、表紙に爪や指が当たる音やすれる音、そういうところを楽しむという目的もあります。

音フェチとか、なんとかフェチみたいなのに近いかもしれませんね。

こういった暮らし方は、とても癒されますよ。

私の場合、一番に想像する『丁寧な暮らし』とは違うかもしれません。
よく丁寧に暮らしていそうな印象を持たれますが、全然違います。
感覚を研ぎ澄ましているだけで、特段丁寧でもなければ綺麗好きでもありません。
ただ一言、ネガティブな言い方をあえてするなら、神経質とは言えると思います。

自分を保つために一つの何かに集中することは、リラックスに繋がります。

なので私は、自分を保つためにも心地良くいつもいることを心がけているし、そう過ごすことが、この先もずっとその気持ちを維持していけると感じています。

自分が気持ちが良いことや心穏やかになれるものが身近にあるだけで、心が温かく軽く感じるので、毎日が楽しく感じますし、嫌なことがあったとしてもすぐにその心地良いことが自分の心を癒してくれます。

最後に

心地良く過ごすと言うことは、少し抽象的なようですが、人によって心地良く感じるものが違うので様々なことが言えるのです。

全てに対して感覚を研ぎ澄ませるのも良いですし、一部に集中させることも、どちらも大切なことです。

心地良く過ごすことは、幸せにつながりますから、なんか疲れたなとか、嫌なことが頭を巡るときは心地良く過ごせるものを見つけて実践してみてください。

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