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シェール100

何しろ裏が好きなものですから。

世の中のトレラン好きの耳目がUTMFに集まる中、その裏の日程で、六甲山系の摩耶山と菊水山と鍋蓋山を回る1周32.5キロで累積標高1500mのコースをぐるぐる5周回って100mileになるトレイルランニングのイベントをやりました。

思い起こせば1年前、UTMFが中止になってモチベーションが下がってしまったとき、逗子葉山あたりの素敵な方々の集まり仙元山トレイルクラブ開催の『仙元山100(mile)』に参加する機会をいただいたんですが、これが楽しくて楽しくて。
それがきっかけ。

仙元山の風景。まじめに100mileやっているみなさん

こんなのやりたいなと思って、神戸でもできないかな…やってみようかな、こんな感じで企画がスタートしたんですが、紆余曲折があって、今回、まだまだ完成度は低いながら、ようやくそれらしい形で開催することができました。
参加してくれたのは総勢15名。内mileチャレンジは5人で、他は各々の目標や目的に合わせて周回数を申告してもらう形で。

ブリーフィングのまね


コースレイアウトはといえば、、、
最初の摩耶山で累積800mほどガツンと登って、だらだら走る、走る、走る。
次に菊水山を裏から200mアップして激めの斜面を下って次の鍋蓋山に300mアップして、そこから起点に向かってまた走る、走る、走る。
こんな感じです。
参加してくださったみなさんのコースに対する感想をあげてみると、
 スタート直後の800アップないわ
 こんなに走らせんのか
 鍋蓋の登りなんなん
 KOUMIよりやりがいある
 5周目にシェール槍かよ
といったポジティブなものがほとんど。
ありがとうございます。

4/23の朝7:15集合してブリーフィングのまね。
7:30にはスタート。
1周目は道案内を兼ねて自分も一緒にスタートしたものの、何と、RD自らトレイル入口を間違って説明するという失態を演じてしまった。陳謝。
 ※基本的には事前にアップしたGPXで各自確認。

2周目はまだまだみなさん元気に出て行く。
みなさんを送り出した後、若岡さんが遊びに来た。

ビール飲もうとしていたんだけど若岡さん走る格好して来ているから走りに行こうかな…の図

結局、コース上にいるブチオくんにヘッデンをデリバリするために二人で20㌔くらいランニング。

3周目は入る頃には既に夜。やめる人も出てくるし、まあまあ疲れているし、出たらすぐに800アップが待っているし、猪は多いし、ビール飲みたいし、やめたい理由はなんぼでもある。
でもさすが。マイラー達またはマイラーを目指す人たちは、なんだかんだ言いながら出て行った。

3周目に入る前の様子。まったり。


4周目。みなさんおつかれ気味。一度はみなさんを送り出したものの、ふと思い立って、堤さんの伴走をしようと直登の別ルートで掬星台に先回りして合流。むちゃくちゃ眠そうで表情が消えていた。途中で何ヶ所かで5分程度の睡眠を入れたりしながらゆっくり進んだ。

5周目。はじめてmileチャレンジしているトモジロウさんは絶好調でどんどん進んでいるらしい。伴走している堤さんはと言えば、少しおつかれ気味。でも、やめる気配はミリも感じない。さすがです。途中、シェール槍へのピストンで亀田さんと遭遇。その後、ローソンで再び合流して、3人でゴールを目指すことに。

目の前を力強く走るお二人の後ろ姿をみながら、地元だけでなくてわざわざ東京や九州から参加してくれた友人もいることがうれしくって、うるっときてしまったんだけど、ゴール前で塚田さんがむちゃくちゃ高いテンションで立って待ってくれている姿を見たら笑ってしまって涙は踏みとどまることができた。塚田さんありがとう。

ゴール

今回はスタートから24時間くらい経った頃から雨が降ってきてコンディションとしてはあまりよくなかったけど、4名のmile完走者が出て内2名がmile🍒卒業となりました。


完走者へはシェールキャップを。
mile完走者のみなさん。

シェール100が、かっこいいトレイルランナーが気軽にマイルにチャレンジできる場(機会)になったらいいな。
でも、mile🍒が簡単に卒業(完走)できるほど、このコースは甘くないです。

最後に、シェール100…続けたいけど、どうだろ。

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