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IN&OUT of TOKYO 18「選択・開発・発信のためのオンラインコーチング/そして、小さな庭の生態系」/一日一微発見146

観測史上まれにみる長雨だった。

午前中、蒸し蒸しする空気漂う京都の町家からリモートでオンラインサロンのメンバーのためのONE-ONEオンラインコーチングを3人にした。

オンラインサロンのよいところは、どこにいても、出来るということだ。よくオンラインの授業に否定的な人もいるが、僕はちっとも苦にならない。

デフォルトを受け入れながら、どんな状況であれ、自分なりに改造してしまえばよいと、思っているからだ。

なんでも実験だ。
例え最初は不便であれ、それは発明の母となる。ブリコラージュの精神。
ありあわせで出来なくて、どうして幸せになれるだろうか?

文句ばかり言っても、よくはならない。

今日は長めで、1人30分。

橋村さんはアマチュアだが仕事のつとめのかたわら長く写真を撮っている人で、8×10カメラで戦争遺産や異常気象などによって崩落した景観、つまり棄景を撮影し続けている。

モチーフはクリティカルだが、写真はすべて美しいモノトーンで仕上げられている。
批評性と美学性のアンビバレントが魅力の源にある。

橋村さんとのつきあいは、オンラインサロンではじまったわけだが、彼は受講生で、僕は先生という関係はあたりまえに見えるかもしれないが、僕は僕で試されているという緊張感がある。

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