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~第189回~「おみくじ」

今年もあとわずか。
年の変わり目に神社を参拝する機会が増えるかと思いますが、その際「おみくじ」を引く方も多いのではないでしょうか。
引いた後のおみくじを、納め所や境内の木の枝などに結ぶ方もいるでしょう。
一説におみくじを「結ぶ」ことが「縁を結ぶ」に通じるということで江戸時代頃から定着したようです。
また、大吉や大凶が出るとその反対になりやすいという説も広くありますが、これは陰陽道でいう「陽極まれば陰生ず、陰極まれば陽生ず」という考え方によるものと言われています。

現在のおみくじは、一般的に個人の運勢や吉凶を占うために行われることが多く、種類も様々で、神社ごとに特色があります。
武蔵一宮氷川神社のおみくじは1番から50番まであります。
古いおみくじの名残で、古事記や日本書紀の神話に伝わる出来事や神名が標題として付けられており、文末には境内にある神社や神名が記されています。
記載の神社や神名は、皆様を見守って下さる神様ですので、是非そちらもお参り下さい。
また、初詣の際に引いたおみくじは一年の戒めと持ち帰り、迷った時に再度見直して生活の指針とするのも良いでしょう。

先に、江戸時代以降におみくじを木の枝に結ぶことが増えたお話をしましたが、現在、境内の木の枝に結ぶ事は樹木を傷めることにもなりますので、「おみくじ納め所」に結んで頂くよう、お願い申し上げます。

〔 Word : Keiko Yamasaki Photo : Hiroyuki Kudoh 〕

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