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ソフトウェアエンジニア 家を買う #1

 戸建て住宅を購入するに至った経緯を数回に分けて書きます。現時点でまだ着工待ち。私は2020年7月頃から漠然と考え始め、2021年7月に土地購入し9月に工務店と契約。毎日土地情報サイトを確認し、ハウスメーカーや工務店をひたすら回って話を聞きました。素人が家を建てるためにはゼロから学ばないと全体像が見えてこなかったです。

 ソフトウェアエンジニアであることは家とは全く関係ないです。同じ工学である点、モノを作る点で共通点は感じました。普段私が携わっている製品よりもライフサイクルが10倍以上長いモノなので、保守性に関する視点が新鮮でした

なぜ家を建てようと思ったか

 子どもが生まれ、狭くなったから。
 賃貸の2LDKに住み、子どもが生まれ、妻子が家にいる中でコロナ渦に。リビングで仕事をし、会議が始まると寝室に移動。ベッドに腰かけて会議に参加していました。「手狭だな、もう一部屋欲しいな」と思い賃貸を探すも、3LDKと価格差は3万円。1部屋に3万円はサイズに対し割高感がありました。
 妻も片付かない家にストレスが溜まっていき、家を買おう!と判断したのが2021年2月でした。ここがタグに合わせて言うならエンジンがかかった瞬間です。
 マンションは予算的に80m^3程度となるので、広さ問題は解決するか危うかったですね。

なぜマンションではなく家にしたのか

 実はマンション(新・古)優先で考えており、その後戸建て(新・古)へ考えが移っていきました。結論、郊外の駅前3分のマンションは確かに便利だが誰も電車を使わないので辞めました。
 夫婦共に通勤にクルマは必須で2台必要ですが、マンションの立体駐車場の割当は1台しかなく、マンション外に駐車場を借りることになり維持費が高くつく。資産価値がいくらあったとしても、それ以上に資産以外の維持費の部分が大きすぎてしまう
 マンションを買ったとしても、修繕費が増額となり始める6年過ぎた辺りに売り結局戸建てを買う漠然としたプランがあったため、寄り道はやめようと。

どんな家が欲しいか(上物に関して)

夫「雨に濡れずクルマの整備ができること」
理由:クルマ好きで整備してドライブする一人の時間を大切にしているため
妻「家族でゆったり過ごせること」
理由:家で各自が寛げるスペースが欲しいから。今の家はモノをしまう場所が無く狭くて雑然としてるから

 譲れない優先要求はこんなところでした。私の要求は資産価値のためなら諦められる要求なので、マンション検討時には諦めていました。戸建てを建てるならと一番の要求に。要求はこれだけではないため要求分析しながら整理していきました。

誰と家を建てるのか

 設計は設計事務所(工務店兼務)、施工は此方の工務店に依頼しました。諸事情で設計事務所はすぐに決めましたが、施工を行ってくれる工務店探しには苦労しました。Webで簡単に見つけられる(≒Webページに力を入れている)工務店は自社設計で施工まで一気通貫が大半で見つけるのに苦労しました。人づてに紹介して頂き、無事2021年9月に契約に至りました。

どこに家を建てるのか

 今の土地は転職をきっかけに移り住み、判断の時点で1年数か月程度。毎月人口が増え続け、今後発展余地があり、教育・市長・天候などなど、夫婦共に気に入っていたため、ここに決めました。
 利便性や資産価値を考慮すると都内に比べ不安は残りますが、既に開発済みで魅力的な場所はしっかりと価格が上がっており手が出ませんでした。
 郊外にしましたが、土地は贅沢が言えない程、売り手市場。探して契約するまで半年掛かりました。最終的には工務店と一緒に見に行き決めました
 工務店の方は、私が予め候補に挙げた土地の中から選び、理由と共に示してくれました。日射、災害(大雨時にどう水が流れるか?)、歩行者の視線などなど。工務店を決めてから土地を探す順番は守った方が良いと思いました。既に土地を持っている人を除く。


 着工待ちの今、今までの経緯がざっくり分かるようにまとめ始めました。ウッドショックの影響で価格が落ち着くのを待っているため、当初の計画を遅らせている事情があります。その辺りの事情や、今回簡単にしか書いていない部分を書いていきます。

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