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【エッセイ】未練なんてないさ嘘さ嘘どこさ暗闇さ暗闇どこさ

こんばんは、一葉です。先日、大根をおろしました。そうです、秋刀魚にのっけて食べるためです。おいしい季節の到来ですね。

さて今日は、好きな音楽の話でもしましょうか。あ、好きなお花についてでもいいですね。好きなごはんの話でもいいですか?はい、ここで共通することがあります。音楽も花もごはんも、いずれの好きも過去に愛した人がちらつきませんか?という話です。

いつの間にか彼が聴いていた曲を口ずさんでいたり、誕生日に送られた花が特別になっていたり、はじめて一緒に食べたものが大好物になっていたりするもんです。

一葉の小説にはスピッツがよく登場します。ラナンキュラスというシルクのようなお花も、ホタルイカの小鉢も、どこかの誰かとの思い出・・・なのかなと思いながら読んでいただければ幸いです。

あ、でも私が以前愛した人の車の中ではミスチルが流れて、ガーベラの花束と、ひたすらにキャンプ飯でした。物語のどこにも登場させていません(笑)心にそっと暗がり中に置かせてもらっています。

まあちゃんと離れると決意した人なのでね、お別れの後はすぐに連絡先も抹消し・・・SNSとかもやらない人なので、正直生存確認もできない人なんですが。でも、それでも思うんです。会いたいとか声が聴きたいとかそばにいたいとかじゃなくて。元気でいてくれたらいいなあと。

お別れして4年目の秋を迎えました。こちらは元気です。

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