読書しながら釣り人になれ。紙の本好きによるKindle完全攻略【数万円の節約】
紙の本があるのに、なぜKindleが必要なのか?
先に断っておくが、ぼくは紙の本が好きだ。
図書館には足繁く通い、本棚を眺めてはニヤニヤしている。
それでも電子書籍、とくにKindleには大変お世話になっている。
電子書籍と紙の本は似て非なるものだとぼくは思っている。
それはSpotifyとLPレコードを比較するようなものなのだ。
今回はそんな紙の本好きなぼくがKindleを愛している理由と、Kindleをお得に活用する方法をお伝えしたいと思う。
検索性
Kindleには検索機能がついている。
任意の文字列を検索バーに入れることで、あっというまに検索できてしまう。
この凄さが皆さんに伝わるだろうか?
これを紙の本で同じ作業をすれと言われれば、ぼくは途方にくれるだろう。
500ページの小説から「やれやれ」を探すなんて、ぼくにはできない(やろうとは思わない)
メモ機能
Kindleでは気になった箇所をハイライトさせることができる。
この機能のすごいところは、ハイライトした箇所をまとめて閲覧することができるのだ。
そして少し裏技的なことも紹介しよう。
Kindleは文章をコピーすることができるが、コピー制限がある本もある。
その場合制限の上限に達することでコピー不可となってしまう。
しかし、ハイライトした箇所であればコピーが制限なくできてしまうのだ。
ブログ等で引用を多用したい場合などは、とりあえずハイライトしておけば、格段に作業性が向上するだろう。
またハイライトした箇所だけを読み直すことで、本の復習にもなる。
またぼくからのティップスをひとつ。
小説を読むのが苦手な方は意外と多いのではないだろうか。
そんな方はとりあえず固有名詞をすべてハイライトしておくという読書法を試してみてほしい。
とくに人物名をハイライトしておくと、登場人物の情報を過去に遡って確認することが容易になり、小説を途中で挫折することが格段に減る。
特に海外小説を読むときにこの方法を活用してみていただきたい。
手軽さ
今更ではあるが、やはりKindleは手軽だ。
iPhone、iPad、Macすべてで同期されているので、いつでもどこでも読書ができる。
とくにMacでKindleを読むことをする人は少ないと思うが、画面が大きく、トラックパッドでハイライトも簡単にできるのでおすすめだ。
以上の理由から、ぼくは紙の本が好きではあるが、Kindleは大いに活用している。
しかし、紙の本を持っている人からすると今更同じ本をKindleで買い直すことに抵抗を感じるだろう。
また古本に比べるとKindleは割高に感じてしまうことも多い。
そこで次にKindleをお得に買う方法を紹介していこうと思う。
Kindleを絶対定価で買ってはいけない理由
Kindleは定価で買ってはいけない。
なぜなら、ほとんどの場合セールがあるからだ。
最低でも30%の割引は、大抵の本で適用される。
そして50%の割引なんてこともよくある。
しかしそんなにセールでタイミングよく買えるものなの?と問われると、、、
買う方法はある!
神サービス「電子書籍値下げチェッカー」
このサービスの使い方は簡単だ。
「欲しいものリスト」のURLと「メールアドレス」を登録する。
すると欲しいものリストの中のKindle本が値引きした時に通知してくれるのだ。
そしてご丁寧に割引率も教えてくれる。
シンプルだが、必要な機能がすべて詰まっている。
注意点は、欲しいものリストに入れるときにKindleの本を入れることだ。
よくあるミスとして、単行本の方を欲しいものリストに入れることがあるが、それでは通知がこないので注意して欲しい。
ぼくのおすすめは気になるKindle本を見つけたらひたすら欲しいものリストに追加していき、あとはひたすら待つという方法だ。
またできれば専用の欲しいものリストを作った方がよい。
ぼくは「電子書籍通知」というリストを作っている。
そして50%の割引通知がきたら即買いする。
まるで糸をたらして大物をまつ釣り人のように。
またこの方法のデメリットは、今すぐ欲しい本を割引で買うのは難しいという点だ。
なのでこの方法は紙の本をもっているが、できればKindleでも欲しいという人にとっては最適な方法だと思う。
数万円の節約効果
ぼくは村上春樹の本をほとんど紙の本としてもっているのだが、じつはKindleでも集めている。
現在50冊以上村上春樹のKindle本をもっているのだが、そのほとんどは50%引きで購入している。
1冊平均800円で計算すれば、20000円ほど節約したことになる。
実はこのサービスを知ったのは、蒐集をはじめて少し経ったころではあるのだが、それ以外にもたくさん本は買っているので、かなりの節約効果があったことは間違いない。
是非皆さんにはこのサービスを十分に活用していただき、Kindleを道具としてお得に使い倒していただきたいと思う。
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