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晩白柚 食べるのは実か皮か

とてつもなく大きな蜜柑を見つけて思わず買ってしまいました。
その名は「晩白柚」名前だけはしっていた大きな柑橘類。
※タイトル画像お借りしました。(写真撮る前に食べちゃったので)

「実も皮も食べれます」と書いてあったので文旦の大きいやつだろうと、早速家に帰って皮むきです。

ところが、何か実に苦みが残る。
後からnoterさんの記事を読み
「しばらく置いて香りを楽しんでから、実に苦みが移らないように上下を切ってから剥く」とありました。

買ってきたその晩にはざくざくと皮をむいていたので後の祭りです。

写真のように、皮の白い部分、皮の黄色い部分、果実、と
圧倒的に皮の部分が多いのがわかりますか?
(白い皮 325g  黄色い皮 138g 実 剥きながら食べっちゃったので不明)

実は美味しくいただきました。
剥き方がまずかったのでちょっと苦みはありますが、あっさりした上品なお味です。

皮は、「黄色い部分は苦みが強い」とあり、「捨てる」、とか「こすって除く」とかありましたが、とりあえずピール(皮の砂糖漬け)にしようととりわけます。

どちらの皮も一晩水にさらして3回湯でこぼして苦みを抜きます。
(ちょっとかじって苦みを確認)

ゆでた皮を絞って、元の皮の重量の8割ほどの砂糖で煮詰めて乾かします。
(白い皮 350gくらい 黄色い皮 120gくらい)
結構なお砂糖を使います。(ここで使うはビートグラニュー糖)

なかなか乾かないのでガスファンヒーターの前で強制乾燥です。
(ワンコの場所をお借りします)

それでも白い皮の部分は乾かない。
スポンジのようになった白い部分に砂糖水をたっぷり浸み込ませて、それを乾燥させようっていうのだから時間がかかる。
ファンヒーターではここまでしか乾かないので、オーブンの発酵機能を使ってひたすら乾かします。

45℃で、90分タイマーが切れれば入れ、切れれば入れ、を繰り返して乾かします。
2日間ほどするとドライフルーツのように乾いてきました。

「実」と「白い皮のドライフルーツもどき」と「黄色い皮のピール」の出来上がり。

どう見ても皮の方が多い気がします。
皮の方が手間暇かかっている気がします。

白い皮の部分はお茶うけにポリポリ。ちょっと疲れた時に甘味にポリポリ。
黄色い皮の部分は苦みが聞いていてこれまた紅茶に合う合う。
実は??皮より先にお腹の中へ。

この晩白柚って熊本特産の世界一大きい柑橘類なのですね。
生産者さんの公式noteがありましたのでご紹介。

また来年、今度は香りもしっかり味わってからいただきたいと思います。
(今年の体験を来年に生かすために記事にしました。この失敗談がどなたかの役にたつと幸いです)

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