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馬っ鹿、よなぁ

夫、家の中で滑って転んで尻餅ついて腰を圧迫骨折。
動けないので救急車で運ばれて入院。
夫からメッセージが送られてくる。
「加齢と食生活の内容と運動不足が考えられます」
「女性にも非常に多いみたいですので気をつけましょう」
私を思いやってのこと?

ご近所と会社関係には言ってはないが、ここnoteで晒したい。
滑って転んで、の前に「前後不覚になるほど飲んでふらついて」がつくことを。

玄関キーの番号がわからず私を夜中に呼び鈴鳴らして起し、
家の中には入れたが呂律は回らず座り込むので放置していたら
ベッドでいびきをかいて寝ていた。
玄関わきの座敷のゴミ箱は壊され、トイレに物が散乱している。
酔って滑ってこけたのだろう、そういえば夜中に音が聞こえたような。

起きてマッサージいすに座ると動けない夫。
医者嫌いの夫が医者に行こうかというので、そりゃ相当痛いのだろう。
近所の整形外科の診察時間を調べ、準備をする。

夫、マッサージいすから動けない、立てれない。
動こうと試みる事小一時間。
とうとう救急車を呼ぶことに同意をしてくれたのでお願いする。
0.1tの夫を私の力では動かせない。
搬送に来てくれた小柄な女性の救急隊員さんは、夫の半分の体重ほど?
申し訳ないが運んでもらう。

病院で調べると「骨折」
即、安静、入院。

病院では正直に「酔って転んで記憶にない」と言いました。

馬っ鹿よなぁ。

「酒は酔うもの」という夫の持論は持論として、
今までにやらかした数々を教訓にはしないのか?
・子どもの幼少期、記憶をなくして「約束した」と高いものを買わされる
・自転車でコケて血をたらたら流しながら帰宅する
・酔って階段を踏み間違えて壁に穴開ける

記憶がなくなるのはいつものこと。
やらかし被害だけでも5本の指に余る。
「記憶無くしてもちゃんと帰って来るから偉いだろう」というのに頷いているのは同意してじゃなくあきれているからとわかってる?

子育て時期には子どもが自立できるように育てるのが最優先で、お互い節制・努力・意見のすり合わせをしてきたが、これからは二人の時間。
やりたいことを妨げたり、趣味嗜好を邪魔することもない。
記憶がなくなるまで飲みたいというなら止めはしないが、
やっぱり、馬っ鹿よなぁ、と思う。

好きで飲んでいるのに
「ちゃんと寝かしつけてくれないから転けて骨折した」
と宣う夫には往年の山口百恵さんのロックンロールウィドーを聞かせたい。
「私あんたのママじゃない!」

これを機に、転倒防止のために家の中を片づけた。
骨粗しょう症防止のために乳製品食べてウオーキングもしよう。

私の見地から行くと、記憶がなくなるまで、足元がふらつくまで飲まないのが第一だと思うのだが、夫には夫の考えがあり、それは尊重しよう。

でも、馬っ鹿よなぁ。

※ 骨密度が高く体重はあるが体力もある夫は早く治りそうです。



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