悲惨なことは知りたくない、目をつむっていたい。
でも、知らなければ次に生かせない。
戦争に関することは私にとってそういうもの。
見たくないけど見ておかなくちゃって感じるもの。

soreかさいの施設を出ると、近くの戦争跡が回れるようにサイクリングロードが整備されているというので行ってみる。

どこへいけばいいの？
看板で確認。

まずは巨大防空壕。
外から見ると単なる盛り上がった土に見える。

鶉野飛行場周辺は神戸大学農学部に払い下げられたそうです。
屋根のついた牛糞置き場の横あるこんもりしたところが巨大防空壕跡。
牛糞のにおいは平和の臭いにおい。

姫路海軍航空隊の看板は施設整備のために平成30年に新しく作られたもの。

むむむ、機関砲？
やけに綺麗。

2005年に終戦60周年を記念して作られた映画『男たちの大和』の撮影に使われたものを活用している。なかなかいいアイディア。
（この映画を見ていた夫は一目でわかったという）

防空壕。
鉄の柵で中には入れませんね。

あれ、こちらも防空壕？
爆風の被害を和らげるために入口が２つ、中で折れ曲がる構造だそうです。

あいにくの雨空で自転車で回っている人には出会わなかったけれども、
ちらほらと車で人とすれ違う。
見たくないけど、きちんと知っておきたい戦争のこと。

戦争が跡だけ残り、次が来ないようにするために。