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IFA時代へ

2022年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2021年も大きな変化の一年でありましたが今年は更にそれが加速される年になりそうです。技術革新によってクライアントとの接触頻度やその方法、知識や情報の収集方法などが大きく変化してきました。クライアントの広がり方も大きくなりました。ちょうど2年前、2020年1月からの世界中における「新型コロナウィルス」の拡がりによって私自身もこれまで経験したことのないような生活様式になりました。私だけでなく、また私の暮らしている地域だけでなく全世界で人類皆が一斉に同じ問題を同時に抱えたことで世界中で一気に大きな変化が起こりました。これが自分の周りだけで起こったことであれば、これほどの変化はなかったわけです。人類は経験に基づいて学び進歩していくものなのでしょうが、通常であれば徐々に10年、20年かけて進歩することがこの2年で一気に進んだのだと実感しているわけです。IT、IoT、DXを活用して生活様式が大きく進歩しました。この進歩をみていると人類は本当にすごいと思います。フィンテック、ゲノム、宇宙開発、次世代の乗り物など夢物語であったようなことが次々と現実のものとなってきました。「難しくて使いこなせない」とか「時代の流れについていけない」と言う方がいますが人類は進歩、進化していくものです。難しいことを簡単にする、面倒なことを簡単にするのが技術革新ですから新しいものをこれからもどんどん取り入れていきたいものです。
保険の販売プロセスも大きく変わりました。これまではクライアントとの面談もその場所まで移動して紙にプリントされた資料などを提示しながら会話し、申込手続きとなれば書類にその場でサインをして捺印という具合でしたが、ズームなどのビデオ通話システムを使ってのリモート面談や手続きも可能になりました。私自身もズームを使っての面談に切り替わりこれまでとは比較にならないほど、面談回数、面談人数が増えました。また講演やセミナーも現地に行って会議室などで開催するのではなくズームを使って開催するように切り替わりました。ホワイトボードに書きながら話したりプロジェクターに投影して話をするよりも、ズームを使うほうが聴講者は資料も見やすくなりました。なにより聴講者は会場に移動する必要がなくなり費用も時間も大幅に減りました。自宅やオフィスでなくても旅先での喫茶店やプールサイドなど場所も選ばないでこれまでと同じ効用を享受できることになったわけです。このように場所を選ばず、いつでもどこにいても顔をあわせて対話ができるようになったということですからセールスにおいて距離は必要なくなるということです。「なにかあればいつでもお伺いしますよ」ということや訪問回数を重ねて緊密な関係性を築きあげるというのはナンセンスなわけです。面談回数を増やすのであればズームのようなビデオ通話システムを使ったほうが回数は増やせます。地元密着、地域密着という「距離」はクライアントにとっての利益ではないということです。生命保険販売は属地的なビジネスではなく、属人的なビジネスであるということが一気に加速していくのは間違いないことでしょう。
クライアントがセールスパーソンに求めていることは経済的利益を自分自身にもたらしてくれることです。場所は選ばないわけですからどこにいるセールスパーソンであってもクライアントにとってはよいわけです。クライアントにとって大きな経済的利益を与えることのできる知恵と知識と情報がセールスパーソンの価値です。日々その価値を高めるよう努めていきたいものです。商いは仕入れと販売です。「仕入れなくして販売なし」です。クライアントにより大きな経済的価値を与える知識、情報を仕入れるためにこの時代が生み出してくれた人類の叡智の結集をうまく活用していきたいと思います。今年もさらに技術革新を最大限に活用して、ひとりでも多くの人々に関わっていきたいと思います。「変化はチャンス」変化が大きければチャンスも大きいわけです。これまでに経験のないようなこの大きな変化に乗って、また自ら大きな変化の渦を起こしてチャンスを拡大させていきましょう。

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