私はドイツ在住日本人ママの力になる!

タイトルの想いを心にタトゥーを彫った日のことを話します。
忘れもしない。2021年11月8日。
膀胱炎が原因でずっと高熱が続いていた当時二歳の娘が、ドイツの小児科のクソ対応たらい回しにあってる中急変し、指先と唇が紫になり震えて泣き出し救急車に運ばれた日。

詳細に関してはインスタで投稿しているので、そちらを見て頂きたい。

簡潔に話すと、40℃以上の高熱が続いた時、いつも言ってる小児科の先生も病気で休みで他の小児科に行くことに。
そこの女医がものすごく感じ悪くて、診てもらったけどなんともないと返された。
それでも高熱が続くので救急外来に行ったら膀胱炎だとわかったものの、それが土曜の夜でギリギリ駆け込んだ薬局に指定の抗生剤がなく、ドイツは日曜が休みなので一日解熱剤だけで頑張った(当時、緊急用のや24h営業の薬局が街に一件はあると知らなかった)
救急外来に指示されて月曜にまた嫌な女医のいる小児科へ尿検査に行ったけどコロナ対策で外でずっと待たされ、やっと診察室に通されたら「なんで高熱続いてて膀胱炎とわかったのに抗生剤飲ませなかった!危険すぎる!ありえない!母親としてどうなの!すぐに尿取って!」と女医にキレられた。
お前だろ、検査もせず、数日前返したのはお前だろ!と思いつつ自分の意見を言うことが超絶苦手な私は心臓をわしづかみされたような感覚を味わいつつ、ポカン。。。
その後、こんなにぐったりして高熱な娘の状態を見ても待合室で待って尿を取ることは許されず、外に追い出された。娘は2歳になったばかりでまだオムツをつけていた。そんな小さい子が尿検査するには、股に専用の袋を付けて立った状態でおしっこを待たないとならない。車の中で毛布にくるまりながら、座らないようにずっと支え続けたり、具合悪いのに外ちょっと歩かせたりしたけど、おしっこが出ず、出たと思ったら座ってしまって全てオムツに吸収されてしまい、娘はぐったり&泣くしもう絶望。
勇気を振り絞って他の外で並ばされてるドイツ人ママさん達を追い越して受付に「こんな状況でも中で待たせてもらえないんですか?」と涙目で訴えたら一旦帰宅して尿取ってこいと返された。

当時私はドイツに来て9年経ったところで、ドイツ語は人より得意なほうだったし、ドイツ人とのやり取りに特に不便を感じないくらい喋れると思っていた。
けど、この状況では違った。
自分もパニックで、言いたいことを頭のなかで整理せずに喋ってしまって
文法間違えまくるわ、言葉出てこないわで、はたから見たら完全に「ドイツ語できない外国人」
それに対して受付の人が Ich verstehe Sie nicht. Gehen Sie ein Mal nach Hause. (何言ってるかわからん、一旦帰ってください)って言ってきたことでもう私の精神は崩壊した。(まぁ今冷静に考えると、娘のことを考えて家でゆっくり尿取って来てねってことだったとは思う)
それを言われた時の悔しさと恥ずかしさと情けなさと、それを見ている他のドイツ人ママ達の白い目。ジロジロ見られるだけで誰も助けてくれなかった。
本当にあのママ達どう思ってるかはわからないし、自分の当時の被害妄想でしかないが、私の中では全ての人の目が「順番待たずに抜かしてって何騒いでんだこのアジア人は」だった。
※今なら確実に並んでるドイツ人ママに初めに助けを求めて受付に掛け合ってもらったな。病院にハッキリ物申せる頼りになるドイツ人ママが多いんだよ本当は。

あの小児科の入り口のドアから数段の階段を下りて、冷たい目をしたドイツ人ママ達の前を通って、車に乗った瞬間、涙が溢れだした。

私は3人兄弟の長女だし、厳しいバスケ部でスポーツをしてきたし、激務なイベントの仕事をしていた時も文句言わずに頑張り続けた人間。
泣くことなんて自分の人生ではカッコ悪すぎるし、許されなかった。

泣いたことがなかった私が、車で子供みたいに大泣きして、涙で前が見えなくなってそのまま運転するのがマジで危険だと思って、
しっかりしなきゃ!と心を奮い立たせてた時、体の内からメラメラと湧いてきた強い想いがあった。

私はもうすぐドイツ10年目(当時)
昔から英語、タイ語、ドイツ語と学んで来て言語が得意。
現地の人と関わることが好きで、コミュニケーションも得意。
(HSPなんでその後疲れて廃人化するが)

そんな私が!そんな私でも!!
こんなクッソみたいな目に合うって!!!
どうかしてる!!!!

そう思った時、
じゃあ、私よりまだドイツ歴浅い人、言語やコミュニケーションが得意ではないけどドイツにいる日本人ママって
もっともっともっと辛い想いしてるかもしれないし、これからこうゆう体験するかもしれない!

それだけは絶対に経験してほしくない!
こんっなクソみたいなコト、絶対に起こしちゃいけない!

そのためのインスタなんだ!
こんなクソみたいな英語も通じない外国人に優しくないド田舎にいても、いや、むしろここにいるからこそ、私にはできることがある!
私は絶対インスタを使ってドイツ在住ママの力になる!

そう車で涙をぬぐいながら、体中が熱くなって使命に燃えはじめた日のことを、今日13年来のドイツ人友達に話していたことでまた当時のように思い出したので書き殴っておきました。

私は本気です。
私が、ドイツ在住日本人ママのドイツ生活を笑顔で快適に過ごせるものします!

私に信じて付いて来てください。

2024年1月7日

いがあゆ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?