高校生探究プロジェクトをふり返って vol.553
先日、高校生探究プロジェクトが終了しました。
まだふり返りもできていないのですが、イベント自体は終了したので、この熱が冷めないうちに私自身の反省をしたいと思います。
とりとめもなく、文章にもならないかもしれませんが、記録として少しでも誰かの役に立てばと思います。
高校生探究プロジェクトについてはこちらをご覧ください。
何もかもが中途半端
今回のプロジェクトで最も感じたのは、何もかもを中途半端にしてしまったという後悔です。
何から何までです。
自分の中で満足が行けたことが一つもないという悔しさ。
例えば、ここまでの時間設定にしても、ファシリやそのイベントつくりという意味ではぜんぜん足りていないですし、高校生同士のコミュニケーションの時間もない、そして何よりも悔やまれるのが、目的の共有を怠ってしまったという部分です。
結局ふたを開けてみれば、自分のやりたいことを押し付けたようにも見えてしまうイベントとなってしまいました。
全員が全員にやる気になってもらうというのは正直、難しいと思います。
そうは分かっていても、まだまだ子どもたちの主体性を引き出せる要素はあったのかなと思いました。
どのくらいの時間で行えばいいのか
この時間については一番頭を使った部分だったと思います。
それでも、全然時間が足りませんでした。
いや、それもこれも思い込みなのか、大きな目で見れば成功なのかもしれません。
思った以上にコミュニケーション能力が弱いという部分が見えていませんでした。
これは当然、大人もそうだとは思うのですが、普段の彼らの姿からその力を量り切れていなかったというのが悔やまれます。
今回、イベントを行うにあたって、スタートミーティングをしてからイベントまで2か月間。
合計5回のミーティングと1回のプレイベントを行いました。
そこまでの中でコミュニケーションやファシリテーションの技術を一緒に話しながら学んできましたが、身に落とすまでの時間を頭に入れていなかったなというのが正直なところ。
それ以外にも、事務的なところの技術や設定。
イベントの時間、誰を呼ぶのか、どうやって集約するのか、誰がメーンで進めるのか、、、
イベントに必要なところを伝えきれていなかったのは、子どもたちにイメージがついていなかったからでしょう。
今回のスケジュール感をもってみて、改めて考えてみると
イベントまでに必要な期間は3か月。(途中試験期間などがあって活動ができないことを考えると)
ミーティングは8回は欲しい。
一番最初に理想としているイベントの在り方を参加させて体感してもらう。
必要なことなども子どもたち自身で列挙してもらう。
が大事になってくるでしょう。
スケジュール感だけでもたんまりと反省してしまったので、少し整理して中身などについては別記事にしていきます。
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