みなさんにとって仕事とは一体なんでしょうか？

お金を稼ぐ手段
安定した収入源
自己実現するためのもの

人それぞれだと思いますが、そんな仕事のあり方も時代とともに大きく変化してきています。

そして、お金との付き合い方も同様です。

今日は仕事と大きく関わりのあるお金の観点から、仕事について見つめ直していきます。

時代の変化と仕事のあり方

ここまでにも数度時代の変化については触れてきましたが、再度確認していきましょう。

まず、これまでの時代はマスメディア優位。

テレビやラジオ、新聞といったある程度１方向型で、全員共通の媒体を利用して私たちは情報を仕入れていました。

しかし、インターネットの普及によりSNSなどのマイクロメディアの情報が多く出回るようになり、誰でも良質な情報をいち早く手に入れられるようになったのです。

私の学校の生徒に調べるときに何を使うか聞いても、調べ物はまずYouTube、次にGoogle、最後は本、もしくは放置といったことが多いです。

最近では、私自身もYouTubeを使って調べ物をすることが多くなってきました。

良質な情報をいち早く、しかも深く程入れられることができるので、好きなことにはとことん追求する専門家がたくさん出てきています。

そうなると、当然、それは社会的にも変化していきます。

働き方、社会のあり方も変化していくのです。

これまでは、山登り型の言われたことや指示をただこなしていれば、絶対的な豊かな人生が保証されていました。

そのため、いかにそこに時間をかけるか、競争が常に行われていたのです。

しかし今では、情報も何もかもスピーディー。

常に時代のあり方が変化し続けるのです。

まさに波乗り時代です。

そんな波乗り時代では、一人で競争をしていては、いずれその大海原に飲み込まれていってしまいます。

老後に楽しみを取っておいても、老後にもその時代の中で生きてくれば当然競争の癖がついています。

趣味や娯楽で集っても、競争、競争、競争。

これは果たして豊かなのでしょうか？

なんだか、休みの日に公園などでお酒を飲んだり将棋をしている、おじいさま方の方がよっぽど健全に見えます。

では、荒波に飲まれないためにはどうすれば良いのか。

良質なたくさんのコミュニティーと関わり、多くの情報源や仲間を持ち、共に創り上げる共創の精神を持っていくことが大事になります。

コミュニティーはコミュニティーとつながります。

良いコミュニティは良いコミュニティを生み出し、最高の泉が出来上がるのです。

これが、これからの仕事や人生のあり方です。

生きる上で必要なもの

そして、そんな時代を生きていく上で必要なものもあります。

お金です。

必要と言っても、なぜ必要かを考え続ける必要はあります。

そうでないと、お金のために生きる人生になってしまいます。

お金は時代とともに稼ぐのも簡単になってきました。

簡単になってきたというよりも、お金を稼ぐ術が増えたというべきでしょう。

フリーランスでのセミナー講師や、ライター、クラウドファンディングに、プログラマー。

さまざまなお金の稼ぎ方が出てきました。

つまり、お金を稼ぐことそのものに価値があるのではなく、何をしてお金を稼ぐのかに価値のある時代になってきたのです。

そして、思いのあるところにお金は集まります。

実は、お金を稼ぐことよりも難しいのは、お金を使うことにあるのです。

付き合い方はそのまま返ってくる

因果方法、因縁果、因果道理、善因善果、悪因悪果、などさまざまな言葉がある通り、全て、自分の行いは自分にそのまま帰ってきます。

そこに気づいているか気づいていないかの違いだけです。

お金も当然、一緒です。

例えば、お金を使って悪さをしたとしましょう。そう言った方は大抵、同じようにお金で悪さをされます。

暴飲暴食にお金を使えば、それは健康への被害として返ってきます。

ものばかりを買い込み散財すれば、いずれそのものを処分するためにお金を使う羽目になります。

逆もまた然りです。

お金を健康のために使えば、健康を維持できることで、歳を取ってもスポーツで楽しめたり、時間を取れます。

お金を時間のために使えば、その時間で別のことができます。

お金を学びに使えば、知識や知恵となり、永遠に残り続けます。

モノなどの物質的なものを盗まれても、知恵は盗むことはできません。

だから、お金は人生を豊かにするための手段でもあるのです。

若いうちに身銭を切って学ぶ体験は、若いうちにしかできません。

今この時の最も良いお金の使い方を考え、学び続けましょう。