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陽のひかり

冷たい空気が
ぴりぴりと私の肌を突き刺す

吸い込んだ空気が私の
鼻もツンとさす

涙で視界がゆらぎだす
太陽の陽が
ゆりゆら
きらきら

あたたかい涙が
私を溶かす
あたたかい光が私を溶かす

目を閉じて
もっと陽の近くへ

遠く離れていても感じるの

目を閉じても感じるの

私を暗やみから連れ出す陽のひかり

この世に生まれてからずっと
私はその陽のひかりに導かてれる
きっと死ぬまで私を明るいところへ
導いてくれる


白いため息をつく
覚悟を決めて足を一歩ふみだす
凍った道で転ばないように
地面をにらみつけながら仕事へむかう

突然景色が回転しはじめる
気が付けば目の前には一面ブルー

太陽の光が
私の目と脳を突き刺す
あわてて目をとじる

私の頬が熱くなる
太陽の熱のせいか
転んだ恥ずかしさのせいか
どちらでも構わない
どうせならそのまま陽のひかりを
感じていよう

あぁ目を閉じても
眩しさでくらくらする

遠く離れていても感じるの

目を閉じても感じるの

私を暗やみから連れ出す陽のひかり

それはあなたの愛




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