研修医勉強用note

覚え書きです。後に続く人の役に立てば幸いです。

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マガジン

  • 117回医師国家試験の振り返り

    禁忌肢を踏んでいないか心配になるため、そして復習も兼ね、自分の間違った問題や気になった問題を振り返ることにします。

最近の記事

117回医師国家試験Fブロックの振り返り

最後のブロック、体力は残っているつもりだったが、手汗がでてきてたしアドレナリンで頑張ってた気がする。前日と違って公衆衛生がほぼ出題なく、おかげで体感の得点率は8割強、自己採点すると92%だった。禁忌を踏んでないかチェックと復習のために、このページにまとめます。 117F10 畜尿症状はどれか(65%) 尿意切迫感と夜間頻尿が正解。「畜尿症状」の意味が解せず、尿意切迫感と腹圧排尿を選んでしまった。押したら出るって畜尿の問題のように思えて。よく考えたら、尿意切迫感と夜間頻尿(

    • 117回医師国家試験のDブロックの振り返り

      2日目の1ブロックめ。体感では8割前後、自己採点では82.7%取れていた。前日の答え合わせはしていなかったが、体感では前日8割弱(実際は8割5分)はあったので、この日も確実に75%を取っていこうという気持ちで割と落ち着いて臨んだ。 正答率の低い問題、自分が迷った問題、自分が不正解だった問題について記していきます。自分の学習と、禁忌を踏んでいないか心配なのでそのチェック目的です。 117D4 腎硬化症について(正答率85.2%) 新規に透析導入する原因疾患として増加傾向、

      • 117回医師国家試験Cブロックの振り返り

        引き続き、禁忌を踏んでいないかのチェックのためにも復習していく。圧倒的に公衆衛生からの出題が多くて、試験中は異常だと思った。自分の正答率は76%だった(苦手意識のある公衆衛生が多かったのが最大の原因)。人によっては「Aより易しかった」などの感想が聞こえてきて焦ったりした。 膀胱腫瘍で尿道カテーテル、大動脈解離患者でCABG、というのが大失敗のハイライトであるが、禁忌ではないであろう。今回の試験での代表的な失敗の多くがこのブロックで生じた。 117C3 交絡因子の問題(正答

        • 117回医師国家試験 必修の振り返り

          得点はBとEを合わせて93%くらいあり、まずまずの余裕があった。試験中の見積もりでは、Bブロックでは3点問題の1つ、Eブロックでは3点問題の6つが正答に確信を持てない状態であった。1点問題でも自信のない問題はたくさんあったが、影響が少ないのであまり心配せず、やはり3点問題のプレッシャーが大きかった。特に「問題を素直に読んで素直に解くこと」を意識した。 間違えた問題と気になった問題を振り返ります。 BブロックまずはBブロックから、 117B1 インシデントレポートの作成に

        117回医師国家試験Fブロックの振り返り

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        • 117回医師国家試験の振り返り
          4本

        記事

          117回医師国家試験Aブロックの振り返り

          やたらと長い事前説明の後に試験開始、試験中の見積もりでは80%弱かと思ったが、自己採点すると89.3%であった。自信のない問題が多かったが、予想より多く当たっていた。循環器の似たような問題が多いような気がした。 気になった問題(正答率が低いものや自分の印象に残ったもの、間違った問題)をまとめつつ、禁忌を踏んでいないかチェックしていきます。 117A4 急性好酸球性肺炎(正答率60%) 片側で、が不正解。少し迷って、裏を読みたくなったが「最も自然で、他の受験生が選びそうな

          117回医師国家試験Aブロックの振り返り

          抗菌薬の覚え書き

          実習時の覚え書き。 正しさの保証なしです。学生の勉強用、中途半端なまとめです。 レジデントマニュアルによくまとまっているので、そちらを参照すること。 ぺニシン、セファロスポリン、カルバペネムペニシリン系 SBT/ABPCの使用例:通常の誤嚥性肺炎。 参考: ・TAZ/PIPCの使用には慎重さが求められる。 セファロスポリン(セフェム)系 上記のほか、経口セファロスポリンについても第一~第四世代がある。 カルバペネム系(金庫に鍵をかけて温存) メロペネムの使用例

          抗菌薬の覚え書き