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#9 大手広告会社に勤める私が考える、面白いアイデアの発想法について

皆様こんにちは!
本日で9回目の投稿です。
はじめましての方は、私の1回目の投稿である自己紹介の記事も合わせてご覧頂けますと幸いです。

見出しの画像は、みなとみらいのメリーゴーランドの写真。
フォトショを使ってみたけれど、全然上手くいかなかったです。
そして、note上では仕様上、画質がかなり落ちてしまう。
言い訳ですね、すみません笑。

ということで本日は、大手広告会社に勤める私が考える、面白いアイデアの発想法について語らせてください。


面白いアイデアは、一言で言えるもの

仕事柄、日常的に面白いアイデアを考えることが多い私。
お手本として尊敬する先輩や業界内問わず有名なプランナーの先輩方のアイデアを見させて頂く中で、とある共通点に気づきました。

それは「面白いアイデアは、一言で言える」です。

考えすぎると、アイデアはついつい複雑なものになってしまいがち。
ですが、素敵だなと感じるアイデアたちは皆、一言でまとまるシンプルなものが多い印象です。

雑誌のタイトルもそうですよね。
私の大好きなポパイの「二十歳の時、どうしていたか」や「いい仕事ってなんだろう」も全てシンプル。
イメージがスッと頭に入ってきます。
何事にも言えることなのかもしれませんが、人をあっと驚かせるようなアイデアもやっぱり「シンプルイズベスト」なのです。

ほんの一部を少しだけずらす考え方

以下は、私の尊敬するプランナーの同期が言っていたことです。

「秀逸だなって思うアイデアは、ほんの一部だけ考え方をずらしたものだと思うよ」

まさにおっしゃる通りだと思いました。
例えば、大手回転寿司チェーン店「くら寿司」のびっくらぽんのアイデア。
従来、食べ終わったお皿はテーブルに積み重ねていましたが、それを回収口に入れることで、くら寿司ならではの体験価値を生み出しています。

「お皿を重ねる → お皿を片付ける」
ほんの少しだけ考え方を変えただけですよね。
その他の事例も、従来の動きをほんのちょっぴり変えるだけで成り立っていると思います。
そうすれば、必然的にシンプルさも兼ね備えられますしね。

https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/report/expedition/1358145.html

カレーと同じ、アイデアは一晩寝かせよう

「うわ、これ最高のアイデア思いついちゃったんじゃない・・・?」
企画職の方なら一度は味わったことがあるであろう、この感覚。
ですが、この時は一旦落ち着いて考え直すべきです。

業界的には、この現象を「アイデアフラッシュ」と呼んでいます。
ただ、この時はそのアイデアを過剰に評価していないか、注意が必要です。
カレーのように、一晩寝てみましょう。

次の日の朝、もう一度見た時でも美味しいアイデアであれば、素晴らしいアイデアの可能性が高いです。
逆に、冷静に考えてみて少しでも不信感が湧いたら、一度考え直しても良いかもしれません。

正解がないからこそ、大変で面白い

私も現在、仕事で必要な企画案に加え、雑誌編集者になるための持ち込み企画案を考えているところです。
癖なのか、暇さえあれば考えてしまいます。
電車に乗る時も、ご飯を食べている時も、ほっと一息ついた時も。
インスピレーションが得られそうなものは、すぐにスマホにメモするようにしています。

企画系の仕事は終わりがないので、正直苦しいです。
ただ、自分色を出せる、そしてそれが評価されるユニークなお仕事でもあります。
今は雑誌編集者になろうとしている私ですが、面白いアイデアの考え方は今いる広告業界でも雑誌業界でも必要になってきます。
引き続き、私も頑張ります!

それでは、また明日!
今日も皆様の1日が素敵な日になりますように。

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