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ペンの持ち方に大自然をみる

ペンの持ち方が劇的に変わりました。小学生の時、持ち方を最適にしようと試みたのですがどうもやりにくくて、数十年修正できませんでした。
ところが。
昨晩、オンライン講座を視聴しながらノートをとっていたらいきなり直っていました。しかもペンを握る手は最小限の力で済んでいるので、あたかもペンが柔らかいように感じる。
右肩甲骨から指先まで、ウソでしょ?というぐらリラックスできています。

まるで風が吹くと桶屋が儲かるのように、遠回りの話に見えるでしょうが↓

先日、ダンスボックス神戸で開催された康本雅子さんのワークショップで股関節を開くエクササイズがありました。その数日後に、ストレッチポールを使って工夫したところ、ピンポイントで大腰筋を感じられる角度というかエクササイズを見つけました。
それを2日やったところで、立ち方・歩き方に変化が現れまして、今までの自分の立ち方では、左脚にかかっているベクトルの向きが最適でなかったことに気が付くことができました。上手く伝わりますかね、脚を輪切りにして考えたときに、5時半ぐらいの上方向であるべきところ、10時の上方向にかかっていました。そのせいで左股関節に痛みが出ることがあったようです。

昨日、11月3にストレッチポールで遊んでいる時に、身体ちゃんが「ココ伸ばして」というので、アナトミートレインでいうところのスパイラルラインを伸ばしました。
(身体ちゃんはネコや犬が撫でてほしいところを差し出すように、メンテしてほしいところを私に差し出します。)
うへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
そういえばこの角度で伸ばしていなかったなあ、と。
しばらくして立ち上がったら、いつもよりは胸を張っている感じで、かつ猫背でも鳩胸でもない良い場に収まっている。前下に引っ張られるような重力を感じません。きっとスパイラルラインが縮んでいて、前かがみに引っ張られていたのではないでしょうか。
床に平行?に左右に回転してみると、安定して気持ちのいいこと!
いつも思うことですが、ダンス的な動きを100の労力で「練習」するよりも、70の労力で身体をメンテナンスして10-20で動きの練習する方が効率が良く、かつ、綺麗な動きが実現できる気がします。

と、そんなこんな、身体に興味のない方が読んでも何を言っているのかわからなさそうな変化と観察のつらなりがありまして。
夜、ノートをとっていたら、ペンの持ち方が数十年を経ていきなり効率の良いものになっていたのです。

身体の結び目のような大腰筋とその周りの愉快な仲間たち。
その使い方が、意図せずとも指先にまで影響がするのですから、体内の化学物質のバランス状態、ひいては感情や思考、人生にまで影響しないとは到底言い切れないと思います。

変にスピリチュアルだとか宗教だとか思われたらいやなのですが、電車に乗っている人も、そこら辺を歩いている人も、皆、ひとりひとり大自然を内包して生きています。わざわざスピリチュアルや宗教に頼らずとも、山・海・森にリトリートに出かけなくても、今ここで仕事をしていようがご飯を食べていようが、大自然と交感をすることができます。することができます、というより、実はし続けています。気づいていないだけ、もしくは否定しているだけです。
今日もすべての人がご自身の身体をたいせつにできますように。

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