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デンマークの毛糸で、手仕事を。


こんにちは、igenのShizunoです。最近ぐんと寒くなって、いよいよニットの季節がやってきましたね🧶。

私たちigenは、手仕事が大好きな4人ユニットです。デンマークのスカルス手工芸学校で出会い、現在は東京都内で手織りや手編みのワークショップ、ito会などのイベントを不定期で開催しています。


11月、12月には、デンマークのニットブランドIsager(イサガー)のアランツイードを使って、コースターを織るワークショップを開催します。

詳しくはInstagram@igen8832まで


みなさんはIsagerのアランツイードを実際に見たり、使ったりしたことはありますか?

Isagerの毛糸自体、街中の手芸店での取り扱いが少なく、価格も優しくないため、なかなか手に取る機会は少ないのかなと思います。

私たちの手織りワークショップでは、かなり高頻度で活躍してくれているこの毛糸。

今回は、Isagerとはどんなブランドなのか、私たちがなぜこの毛糸をワークショップに選んだのかを、ご紹介したいと思います🌿


ニットブランド ISAGER


Isager(イサガー)とは、1977年以来、天然繊維を使った上質な毛糸を販売しているデンマークのニットブランドです。

創業者のMarianne Isager(マリアンヌ・イサガー)と、娘のHelga Isager(ヘルガ・イサガー)は、たくさんの手編みパターンブックも手がけており、デンマークのみならず世界中のニッターから愛されています。

さっそく余談になりますが、デンマークのスカルス手工芸学校で私たちに手編みを教えてくれたのは、Helgaという先生でした。Helga Isagerとは同じ名前の違う方ですが、なんと共著(Helga &Helga)で手袋のパターンブックを出版しています。

とっても素敵なパターンばかり


Isagerの歴史を語るとき、欠かせない人物がいます。それはデザイナーのÅse Lund Jensen(オーセ・ルンド・イェンセン)。

Åseのデザイナーとしての活動のルーツは、デンマークの伝統的な手工芸にあります。彼女は伝統的な編み物文化から、現代的で美しいパターン、色、上質な毛糸などを次々と生み出しました。その毛糸やパターンのいくつかは、死後40年以上経った今でも、Isagerの人気製品として販売されています。

そんなÅseと、創業者のMarianneが出会った場所…それが、スカルス手工芸学校です。ここで育んだ友情が、ニットブランドIsagerの始まりでもあったのでした。

デンマークのスカルス手工芸学校

Marianneは日本での滞在経験があり、日本語のニット本を出版するなど、日本とのご縁も深い方。(彼女のお家には和室があるそうな!?)

スカルス手工芸学校で学んだ私たちにとって、Isagerは身近にあり、その歴史を見ても親近感を感じるブランドだったのです。

igenの活動コンセプトは、「手仕事でつなぐ日本と北欧」。手仕事ワークショップの題材や素材選びも大切なポイントです。どんなものでもいいわけではなく、北欧にゆかりのあるものを選びたいと思っています。

北欧には沢山のニットブランドがあり、使ってみたい毛糸、お気に入りの毛糸を挙げればキリがないほど。でも、「デンマークの毛糸ならまずはここの毛糸はどうかな?」と、最初に候補にあがったのはIsagerでした。



プレイフルだけど素朴な毛糸


そんなIsagerの中で私たちが一番心ときめいたのは、Aran Tweed(アラン ツイード)という毛糸です。

色とりどりのネップが特徴で、織ったり編んだりしている間も楽しい気分にさせてくれます。ワークショップの参加者の中には、「かわいい〜!」とうっとりしながら織ってくださる方も☺️。

甘撚りの糸は、まるで手つむぎのような質感。手織り初心者にぴったりな太さです。ウール100%で、水通しするとふわっとあたたかな風合いに。水通し前と後の比較が分かりやすいのも良いところですね。

もし直接毛糸を触ってみたい、この毛糸で織ってみたいと思った方は、ぜひ私たちのワークショップにご参加いただけたらと思います。

今はコースター制作だけですが、これからマフラーなどの大きなものもワークショップで体験いただけるよう、企画中です。。✨

次回のワークショップ開催は

◆12月10日(日)@西荻窪 ◆

詳細はインスタグラム@igen8832をご確認ください。
お読みいただきありがとうございました🧶



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