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【マーケ基礎】ギフト用ラッピングの手を抜くな!

息子が小学生の頃、バレンタインデーのお返しを
買いに行きたいと言うので、
車でショッピングセンターに連れて行きました。

ファンシーショップで選び、
レジの人にギフト用ラッピングを頼んだのですが……。

あまりにお粗末なラッピングで、驚きました。
いや、正確には予想はしていたので、
「やっぱりな」と思っただけです。

しかも、1つだけ違う商品があったのですが、
それをわかるようにはしていませんでした。

同じ包装紙で、同じような包み方なので、
よく触らないとわかりません。

あまりにもレベルの低いお店です。

最近、ギフト用のラッピングを
キレイにできるお店がありません。

従業員に教えていないだけではなく、
店主さえまともなラッピングができないのです。

ギフトは頻繁には無いからと、
勉強をサボっているとしか思えません。

ギフトは、そのお客さまだけではなく、
贈り先の方の印象も考慮する必要があります。

また、贈り物は贈る人の心をお届けするものです。

雑なラッピングでは、いくら中身が良くても、
贈った人の印象まで悪くなります。

「ヒドいお店を利用している」
「私への気持ちはこんなものか」

と、思われてしまいます。

すると、二度とそのお店は利用しなくなります。
日常のお買い物もしなくなる可能性が高いです。

特に贈り物は、“見栄え”も大切な要素です。

キレイなラッピングができるのは、基本。
さらに、お洒落なラッピングをしてくれたら、
お客さまはどう思うでしょう。

「プレゼントを買うなら、あのお店で…」
と、なりますよね。

他のお店が多少安くても、
“見栄え良く”してくれるお店の方を選びます。

これは、大きな差別化になります。

最近は、百貨店でもヘタな包装を見かけます。
上質なサービスを提供するはずの百貨店でさえ、
手を抜いているのです。

そういう世の中になってしまったのかもしれませんが。

だからこそ、個人商店が頑張る時なのです。

きめ細かな“おもてなし”が、
お客さまに支持されるのです。

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