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華僑に学ぶ、儲けの哲学。

華僑の商法の極意とは、「事において果断」。すなわち、“即、実行”を意味する。日頃から、あらゆる想定のもとに対策を練っておき、“いざ!”という時に、慌てず、騒がず、事を進めろ、ということ。

大企業では、簡単に事が進まないことでも、血縁で経営陣を固めている華僑なら、小廻りがきく上、リーダーが絶大な力を持っているので、決断も早い。

商機は、一度逃すと二度と巡っては来ない。その時、その時にしっかりと掴まなくては、商売は成功しないのである。

そして華僑は、子どもや孫に海外の最高の教育を受けさせ、知識を身につけさせる一方、その国の人びとと交友関係を築かせ、その人脈を活用して、商売を拡げていく。

華僑の金儲け哲学は、商売を学んでいる人にとっては、非常に参考になる。

その教えを紹介しよう。教えの言葉のみを記載しているので、言葉に込められた真意を読み取って欲しい。

■ハンディを逆手に取れ。

■資本が無ければ、身体を使え。

■千手先を読め。

■ゲテモノに尻込みするな。

■ケチも王道を行け。

■脇道で頂上を極めろ。

■商品よりも、まず自分を売り込め。

■ごちそうには、ごちそうで返せ。

■信用こそ最高の財産と知れ。

■時には、無視されても笑え。

■銀行よりも友人を大切にしろ。

■会を作ったら、全員会長にしろ。

■男は、積極的に台所に入れ。

■言葉は、銭と知れ。

■明日の天気を問うな。

■金を不浄と思うな。

■目先の利より、信を取れ。

■店が無ければ、「売り場」を持て。

■小綺麗な仕事から始めようと思うな。

■スロースターターで始めろ。

■「暮らせる」は「儲かっている」と思え。

■抜け目なく情報を先取りせよ。

■仲間の不始末に眼をつぶるな。

■過去の過ちは、大いに許せ。

■「絶交」する時は、ニコニコ笑ってやれ。

■「神」に誓うより、「人」に誓え。

■「口うるさい」嫁を貰え。

■どんな食べ物にも挑戦せよ。

■どこにでも上昇の道ありと知れ。

■辞めていく人にも、気を配れ。

■客は殿様と心得よ。

■「売れるもの」でも、時には「売るな」。

■時には、儲けなしでも売れ。

■値上げは客に相談しろ。

■改築中も店を休むな。

■商売に不向きな店舗は無いと知れ。

■負け戦の中で教訓をつかめ。

■はんこは、両手で押せ。

■通訳を通して商談するな。

■交通費でも死に金にするな。

■政治談義は金にならぬと知れ。

■冠婚葬祭の金は惜しむな。

■「女房は家長」と心得よ。

■腹が出て来たら、初心を思い出せ。

■原価で売っても儲かる方法を考えよ。

■根こそぎに儲けようと思うな。

■まず相手の儲けを明示せよ。

■満腹するまで、同じ商売をするな。

■貸した金は、やったと思え。

■敵の逃げ道を残しておけ。

■特定の人間と癒着するな。

■とにかく土地に執着せよ。

■医者と弁護士には、金を惜しむな。

■「子連れも当然」で働け。

■歳を取って死ぬのは、めでたいと思え。

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