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商人魂(繁盛事例):源氏パイ、チョコバット、かにぱん……。「三立製菓」の元従業員が菓子店を開業した理由。

2019年4月。
東京のあるお菓子屋さんが閉店しました。

店頭には、「店主高齢の為……」と書かれた貼り紙が。

小堀チエさん、当時99歳。

「三立亀有」という名のお店です。

このお店のことをぜひ知っておいて欲しいので、
ご紹介します。

あなたは、「三立製菓」をご存知でしょうか。

その名を聞いて、どんな商品を作っている会社なのかが、
すぐに思い出せる人は少ないでしょう。

しかし、商品名を言うと、
誰もが確かに知っている会社です。

「カンパン」「源氏パイ」
「チョコバット」「かにぱん」。

昔から馴染みがあるでしょう。

企業イメージとしては、やや地味かもしれませんが、
昔から多くの人が親しみを感じているのは
間違いありません。

そんな会社に惚れ込み、
自ら「三立製菓」の商品専門とも言える
お菓子屋さんを開業した人が小堀チエさんなのです。

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