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「女性活躍=仕事と家事、育児を両立できる……だけ?」──早期成長が叶う職場とは

22年度に京都大学大学院を卒業後、新卒としてイグニション・ポイントに入社した米本です。

尊敬する同期と憧れの上司に恵まれ、日々成長する機会を得ながらさまざまな経験を積んでいます。新卒で現職に就いてから1年を通じて経験したことや感じたこと、そして思いについて語ります。


成長はチャレンジ精神から

国際模擬商事仲裁にて最優秀賞を受賞

——米本さんはどのような学生だったのでしょうか?

興味の幅が広く、さまざまなことに取り組んでいました。イグニション・ポイントが掲げる3つのバリューのひとつである”Entrepreneurship(誰もが起業家の精神で)”に通じる部分として、新規で団体を立ち上げることを好む学生でした。

周囲の協力あってこそですが、部活やサークルの新設、所属していた奨学団体にさらなる内部組織を確立するなど、少しでもやってみたいと思ったことに対しては積極的に行動していました。

当時の自分自身を振り返ってみると、悩むよりもまずやってみる方が精神的に楽だから、自分にとって好ましい環境は自らつくろうとしていたように思います。起業は、学生の活動とはまったく異なるものだと思われるかもしれませんが、新しい環境を構築することに対して抵抗感がなく、むしろ好ましく思っているという点において起業家精神と共通する部分があると思います。

また、それらの立ち上げの経験をしたことで「やってみると意外とできる。できるまでやればできる」というチャレンジに対して前向きになれました。当社でも前向きに、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。

——学生時代に力をいれたことは何ですか?

学業です。もともと、高校卒業とともに就職しようとしていた背景もあり、大学入学当初は勉強不足の意識が抜けず、同期に負けないよう必要な教養を身につけなければという焦燥感を強く持っていました。

そのため、本来は法学部生でしたが、経済学部や工学部のコースをとったり、複数のゼミに所属したりなど興味のあるものすべてに顔を出していました。そして、講義を重ねるにつれ勉強の楽しさに気づき、大学中のリソースを使って吸収できるものは全部吸収したいというモチベーションに変わっていったように思います。

この大学時代に得たモチベーションは現在も活きており、当社への入社にあたってどのリソースから何を学び、どう成長したいのかを意識しながら1年を過ごすことができました。

多くの成長が望める場所で経験を積む──多様な女性のキャリアモデルの提示

——就職活動時の軸について教えてください。

重視していたことが2点あります。ひとつは「教育投資の回収、機会の平等という視点で女性活躍が語られている会社か」で、もうひとつは「できる限り早期から多くの成長機会が存在するか」です。

前者について、当社選考時に女性活躍に対する姿勢について質問した際、「昇進基準」について説明をいただけたことが入社の決め手の1つとなりました。

他の企業では、「育児休暇」や「時短勤務」についての説明や、“ママさん社員”の紹介を受けることが多く、親になったパターンにおける働き方について言及されることが多かったように記憶しています。女性としてのキャリアは、親になった場合だけが問題となるわけではなく、私のキャリア観にとって重要なのはキャリアアップを実現できる環境か、そのための機会が提供されているのかです。その点、選考時に「母親」としての女性社員を前提としない多様な女性のキャリアモデル像を提示していただけたことは大きな決め手となりました。

後者については、急成長企業であり、かつ、起業を推進する文化がある点が魅力的に映りました。

他社に勤めた経験はありませんが、大学の同期や転職してこられた先輩の意見を聞く限り、アナリストという職位であっても議事録やロジ回り以外の仕事も経験できる機会が、大手のコンサルティングファームと比べ多く存在しています。

このように、早期から多くのチャンスをいただける環境は、貪欲に成長を求める人にとっては適した環境だと思います。また、起業を視野に入れている人にとって、業界・業種問わず新規事業開発の経験を積むことができ、起業を視野に入れた同期がいることはプラスに働くと思います。

実際、昨年末に大学時代から課題視していた養育費の未払い問題にアプローチするために社会人1年目でありながら起業しました。形にしつつある段階ではありますが、とにかく一歩を踏み出そうと思えたことは、当社における刺激も一つの大きな影響だと思っています。

幸せを犠牲にせずに仕事をしているか──社会も自分もゆたかにする


新卒入社二年目、アナリストの一日

——仕事をする上で大切にしている価値観は何ですか?

“幸せを犠牲にせずに仕事をしているか”という価値観を大切にしながら働いています。この1年間で働き方、チーム、プロジェクト内容など、複数の経験をしました。それらを振り返り、仕事が自分にとって幸せかどうかは「プライベートを犠牲にしすぎていない働き方であること」、「仕事が誰かにとってのより良い社会の実現につながっていると感じられること」の両方が満たされる必要があると自己のタイプを評価しています。

前者について、私にとって家族である犬を大切にする時間を確保できているかが基準となります。毎日出社し、日中の暖かく明るい時間に散歩に連れて行けない。疲れて帰ってきて遊ぶ時間が短いと、犬に対して罪悪感を抱くことになり、それこそが大きなストレスになると気づきました。現在では在宅勤務を増やし、お昼休みに散歩する時間をつくることで、仕事と犬との時間との幸せを両立させています。

後者については、当社の掲げるビジョン「ゆたかさを生みだすあらゆる革新のプラットフォームになる」の解釈の一つで、日々こなす仕事が誰かにとっての“ゆたかな”未来へつながるものだと思えることが、ゆたかさ(=幸せ)だと考えます。

そして、そのゆたかさというのが単なる経済的なものではなく、SDGsで表されているような人間的なゆたかさでありたいと思っています。もちろん、すべての仕事が人間的なゆたかさにつながると確信することは難しいです。ただ、社会と自分のゆたかさを実現できていると確信できることは、1日の大半を占める仕事だからこそ追及したいと思っています。

この場所ですべてを吸収し、成長していくことが私のやりがい

——入社して苦労したこと、大変だったことは何ですか?

1年間を振り返ると、悔しい経験ばかりが記憶に残っています。上司やクライアントの期待値を超えることを求められてはいても、上手くその期待に応えることができませんでした。能力不足を痛感し、指摘されて気づく経験をなんども繰り返しました。

まだまだ消化しきれていない悔しさも、もう一度やり直させてほしいと思う失敗もいまだに抱えています。型化も、自分にとってやりやすい方法も、何も作り上げることができない状態が続いたときは大変苦しかったです。

ただ、幸運なことにロールモデルとしている女性マネージャーから直接指導してもらう機会に恵まれました。その1カ月があったことで、ただ苦しいだけの状態から成長につながる意味のある悔しさへと転換することができました。本当に感謝しています。

——どんなところにやりがいを感じていらっしゃいますか?

自身にもっと能力があれば、「クライアントに満足いただけた」「バイネームで感謝、指名していただける」ときにやりがいを感じることができるのだろうと思います。ただ、今現在では自分以外の誰かの満足ではなく、自分自身が成長することによる満足がやりがいとなっています。

今後は、胸を張って「クライアントに満足いただけた」「バイネームで感謝、指名していただけた」経験をしたときにやりがいを感じた、と言えるように努めたいです。

——これからの展望についてお聞かせください。

当社では、さまざまな経験と知見を持つ人と近い距離でコミュニケーションすることができます。また、自分の希望を可能な限り実現できるよう配慮してもらえる環境があります。それらの環境を活かし、この場所で吸収できるすべてを吸収し、成長することが第一に必要だと思っています。そして、その成長こそがクライアントへの貢献という価値につながり、自分自身のキャリアの構築にもつながると信じています。



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