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さくっと読書|理解する技術

あっ。Kindle Unlimitedで今なら0円です。私は本買ったけど。

理解する技術、と書いてあるけれども、別に難解な理論などはあまり書いていなくて、理屈でハラ落ちしたのは冒頭らへんにある「理解する・わかるとはどういうことか」ということのあたり。それ以外は、淡々とこの場合はこうする、というパターン分けの対応が書かれている。
例えば、ビジネス文書だったらこう、マニュアルならこう、試験対策ならこう読め、と書いてある。体験談からまじえてあれこれストーリー性を持たせて書かれている本が多い中、ここまで淡々と、これならこう、と書いてある本は珍しい。(理系ぽいなと思ったらエンジニア経験のある人だった)

どれぐらい淡々としているかというと、もう、目次読んだだけで言いたいことがわかる。しかも新書だし、多分長くて1,2時間あったら読めます。
しかも巻末には、すべてのまとめが箇条書きで書かれていて、これだけ読んでも内容は理解できる。

一部通訳ガイド資格を取った英語勉強は体験談でどうやったのか語られていたりするけれども、この本を読もうと思った人、英語の勉強方法を知りたいと思って手に取った人がどれだけいるんだろう。。。

正直、ここに書いてあることは目新しいわけではないし、具体的な実践方法が書いてあるかというと、そうとは言い切れない。
多分ビジネスなら、マニュアルなら、勉強なら、と多岐にわたって書きすぎてるので、ちょっと全体的に浅い感があるのかも・・・。ビジネスシーンで、という方は、正直ビジネス本の、課題解決や問題解決をテーマにしたコンサルタント経験のある人が書いている本がかなり情報収集や整理法にたけているので、そちらをおすすめしたいかなぁ。

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