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いいか?おしゃれを諦める前にこれを読むんだ。これが世間のルールらしい。

「体型に自信がない」「センスがない」とおしゃれをあきらめてきたあなたへ。

これ、本についている帯のキャッチコピー。え、私じゃん。それ私ですよ。今見てそう思うんですが、実はこの本5年前に買って、うっかり中身もよく吟味せず放置していましたよ。だって当時忙しかったんだもーん。ホラ、こういうこと言うからいつまでたってもおしゃれになれないんだぞ。

内容はタイトルの通りで、骨格診断とパーソナルカラー診断を組み合わせて、自分の傾向にあった服や化粧の選び方の指針を教えてくれる本(女子向け)。こういう類の本、占いだと思わずにちゃんと読んでたら、今頃私のワードローブはもっと活用できるものになってたと思うんだ…。ハッキリ言うけど、この本、思い込みルールや無茶ぶりおしゃれ本では決してなくて、実際導き出された傾向を経験則としてまとめてあるベーシックなものだと思う。よく「おしゃれ」って言われてる人は、多分この本にあるルールの延長線上にいる。おしゃれとは程遠いやつは、占いかよって馬鹿にしないで読んでほしい(そう、自分に言っている)。

まず骨格診断だけど、最近ネットでもこの判断基準を使って話している人をよく見るようになったし、「骨格診断」ってググれば説明が出てくるから詳しくは言わないが、体の構造は大まかに言って、以下3パターンに分かれているという。で、おしゃれになるには、それぞれの長所を伸ばして短所を隠すようなシルエットを実現すればいいそうで、洋服の外形について示唆している。(↓は意訳)

①ストレート
メリハリボディなので、すっきり見せがポイント。筋肉がつきやすく体に張りがあるけれども、一歩間違えるとむっちりに見える。
②ウェーブ
華奢なイメージを与える体つき。甘めコーデが合うのはこの骨格。薄さがあるのですこしふんわりした印象をどこかで持たせるように服を選ぶ。
③ナチュラル
骨格がしっかり目、悪く言えばごついが、外人風に見せるコーデやヘアスタイルが得意。かっこよすぎるスタイルはハマりすぎるのでNG。

次にパーソナルカラー診断。これも化粧品系SNSアカウントを中心に「イエベ」だの「ブルべ」だのといった有名なワードになっている。自身の持つ肌の色味を2つの傾向に分けたものだが、それぞれで合う色が分かれるため、化粧品や服を選ぶ時のよい指針になるのだ。(イエベとブルべもさらに2分割でき、合計4つの区分でわけることができる。)

A)イエベ
イエローベースの肌。黄色みを帯びた春や秋をイメージするようなカラフルな色味が合う。
B)ブルべ
ブルーベースの肌。やや青みがかってる夏や冬をイメージするような色が得意。

※判断方法としては、肌の色みを見るのではなく、色のついた紙や布を顔の周りに持っていって、どういった色が合うかを見る。

ちなみに私は、骨格「ナチュラル」×カラー「ブルべ夏」である。
なので、例えばゆったりシルエットのマキシワンピ、ブルーとスモーキーなグレーの色でまとめれば、肌は綺麗に、スタイルもちっとばっかしおしゃれに見える(らしい)。さらにもうひと捻りすると・・・私は黒が似合わない。が、黒は使える色なので、どうしても使いたい場合、顔周りで使わないようにする。例えば黒のトップスを着たいならサックス色のストールでも首に巻いておけばいい(適当)。

とまぁ、私の診断はおいといて。

正直、おしゃれじゃないやつは、おしゃれがめんどい。服を買うのもめんどいし、数あるアイシャドウを見ても色味とかそういうニュアンス汲めるほど分かっていない。ぶっちゃけこの指針をもとに機械的に服や化粧品を買うとなると、ますますおしゃれがつまらない作業のように思えるかもしれない。

しかし、めんどいと思っているなら、何よりも大切な「自分がよく見えるようにする」という目的達成のため作業は効率化すべきだろう。何をおいてもとりあえず、手っ取り早く、これはやるべきなのではなかろうか。服を着て化粧するという行為は自分をよく見せるために他ならない。ちゃんとやっておけばいずれ、今日の自分はよく見えるな、って鏡の前でニンマリできるようになるのだ。

君だって肌感覚で知っているだろ。
グッドルッキングで得られるそいつの経済効果を。

なにはともあれまずは読め。おしゃれなあの子との情報の格差を埋めろ。ただの一般人の我々なら、ファッションセンスなどいらぬ。ルールを知れば、戦えるはずだ。


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