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SHIT!! A TOWN(下町)に越しました

実は先週引越しをした。

相変わらずの無職で月収は失業保険からのみ(留学のために貯めておいたお金でなんとか食いつないでいる)
一応はゆるやかに就活もしていて
「ほぼ決まりですー」と連絡はもらったものの今週一週間確定の電話は来ず…
「ほぼ」の残りの数%が勝ってしまったのか…
まぁとりあえず頑張って生きよう。

引っ越してきたのは東京は下町の浅草近辺。
3年くらい前に北千住に住んでいたが久々の下町だ。
やっぱり下町は良い。
よく言う人情があるとかそんなことは一切感じないけれど、街ゆく人が飾らない感じだったり、ちょっとした民度の低さが心地良い。

以前まで住んでいた目黒区の都立大付近はなんとなーくおしゃれな場所だったけど、なんだか上品風が少しふいてるというか、少し味気なさがあった。
直近の地元埼玉はTHE田舎で外に出る楽しみがあんまりない。
個人的には下町のちょっとごみっとした感じがなんだか性に合う。

以前に不動産サイトを眺めるのが趣味と記事に書いたけれど僕は不動産サイトを見るのが大好きだ。

今は脚本家を目指して生半可な努力をたまにしている人間だけど、実は一年前はインテリアのデザイナーをしていた。
ついでに言うと建築士の資格も持っている。
(二級だけれど唯一の自慢)
しかも大学の頃からデザインの勉強をしていたずぶっずぶのデザイン人間だった。

今はデザインを仕事にしたいとは思わないけれどデザイン、特にインテリアデザインに関してはやっぱり今でも大好きだし、住まいのスタイルにはそれなりにこだわりがある。
だから不動産サイトで色んな住まいのスタイルを空想するのはとても楽しいし、下手したら何時間でもやってられる。
でも不動産サイトを眺めるのは好きだけれど、もちろん引越しは時間もお金もかかるのでそう何回もするもんじゃないし、するとしたら一大決心だ。
僕の場合無職なので、その後の生活のこともそれなりに考えた上で決めなければならない。

それでも不動産サイトを見る時はまずは住みたい街に照準を合わせてウォッチする。
今回で言えばずっと住みたかった浅草近辺に照準を合わせていたら、なかなかカッコいいデザインの物件を見つけた。
床、壁、天井の仕上げ、広さ、設備、そして立地、それらを鑑みてだいたいの家賃は検討がつく。
「ああ、これはそんなに広くは無いけど軽く10万は超えるなぁ…」
と、思ってスルスルとスクロールしていくとなんと管理費込みで8万台…

ヤシャー!!(安いー!!)

と思い、特に引っ越す気もなかったけれどいつのまにか手元のスマホ画面は「内覧の申し込みが完了しました」の文字が踊る。
んで、その流れでするりするりと入居の流れになり、今こうして新居でキーボードをカタカタしている。

何かをやりたいやりたいと言って、結局やらず終いばかりの自分だけれど今回の行動の速さはびっくりだ。
自分の重い腰を上げさせたのがデザインだと考えると、あらゆるモノを見る基準がデザインになっているんだなーとしみじみ感じる。
今は映画や文章が好きだけれど、まだまだデザインやアートも自分の胸をとびきり踊らせてくれるんだと今回の引越しを通して感じた。

だからといってもう一度インテリアデザインや建築の世界に戻ろうかというつもりもないんだけど、せっかく身に付けたスキルだし何かの形で活かしていけたら良いなぁ。

今回は憧れの街に新しく越してきたからあんなことやこんなことをしてみたいなぁー、ってなことを書こうと思っていたんだけれどなぜだかデザイナー時代の懐かしさに浸ってしまった。

それはまた次回ということで!!
最後にほんの少しお住まい公開!!

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(一面がガラス張りでめちゃくちゃ寒い)

では!!

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